《出口抜け空港――存在への不安》 逃げるか、残るか、なんて関係ない。 ある日―― この現実の織り目の隙間を、覗いてしまった、その瞬間 その時点で――気付く前に、 抗えぬ力に引き寄せられ、必ず吸い込まれる。
山の中で歯がたくさん捨てられている塚が見つかった。塚の下には古墳がみつかり、茸がミイラのように布にまかれておかれていた。
東京の刑事が逮捕された窃盗犯の引き渡しのため、窃盗犯の故郷の町に来た。しかし、窃盗犯は留置場からいつの間にかいなくなった。