いつもの帰り道、たまたま立ち寄った見慣れないアンティークの店で、小物入れを買ったあおい。帰宅してみると、空っぽだったはずの小物入れに何かがいる。恐る恐る開けてみると、小物入れの中から小人・アベルが現れた。 けれど、アベルは敵意剥き出し。2人はしばらく睨み合う。だが、あおいはアベルが怪我をしている事に気付き、彼の手当を始めた。 あおいは血の気の気の多いアベルに驚きつつも、アベルの自分とはかけ離れた境遇を知る。そんなある日、異変が起こったアベルに、あおいはある提案を持ちかけた。それはきっと、二人の一生の思い出になると信じて。 表紙は千樹さま(https://estar.jp/users/154639412)に頂きました! 素敵なイラストありがとうございます❤️
僕の行く手はいつも雲の中のようにぼんやりとしている。頼りにしている道しるべの「線」は、途中で途切れてしまう。あっちに行ったり」、こっちに行ったり、しているうちに、気づくとみんなは怒っている。中途半端に放り投げたものの数々。そのことにきっと怒っているのだ。犬は僕の足にまとわりついてくる。僕は恋人を愛している。でも、そんんな彼女のこともすぐに忘れてしまうのだ。
私立女子高校と公立工業高校が合唱を通して交流する物語です。 学園生活の僅かな起伏をテーマにしていますが、ベタな合唱ものではないです。 物語は全てフィクションです。「自分のことだ」なんて悩まないようにして下さいね。
いつまでも僕等の未来は続いていくと、思ってた。 ・ ・ ・ ・ 心を喪った少年と、ある問題を抱えた少女の、淡く切ない恋物語。
富士見ファンタジア文庫様より刊行中のデートアライブより、五河琴里の誕生日記念小説です。