金で作った釣り針が釣り上げるものは?
僕などそばに寄せつけないでくれ
死んだ彼らの誕生日を祝うなんてもうやめにしよう
いつもなにかに許されたがっている
金の切手を貼ってポストに入れると、どこに行くのだろう。
ドッペルゲンガー体験とその考察です。
古事記で馴染み薄い「月読」の存在を題材に想像を膨らませたお伽話です。
高校生の弥生は、隔年で人を殺す犯人を見つけ出そうと推理小説部を立ち上げる。部員の渉と昴と共に、「隔年の悪魔」を見つけられるのか? 「どうして殺人を犯すのか」を聞くことはできるのか。
愛してほしい人はいつも隣にはいないね。 鬼売り屋と純喫茶”戦争屋”の若い店主が、神無月の終わりに夜な夜な言葉を交わす短編。 サクッとしっかり読めます。深夜におすすめです。残酷な愛。
純文学ですが、そうですね、かの文豪の真似事かのように簡単には意味の分かりにくいものになっています。