「めくるめくきりもり」の続編。退団後も二人の関係はうまくいっているのか。三年半後の、きりえともりのを描きます。全3章、完結済。※大人の女同士の恋愛を描いてます。※この作品は架空の物語です。実在の人物、団体とは一切関係ありません。モデルを特定し、現実と混同しないようお願いします。
特別養護医療少年院──。そこは、心に闇を抱える少年たちを収監する刑務所。その場所にあるのは、暴力と、心の病と、虚無。
目を開ける。これは夢なのか?現実なのか?もしも夢であるのならば二度と目覚めないで欲しい。そんなレミの願いも虚しく辺りを見回すと何時もと同じ部屋の風景が広がっている。ただ呼吸をして、服を来て、ドアを開けて、空を見上げて…。あっと言う間に時間は過ぎて行ってしまうけれど…。レミは何時迄も忘れる事の出来ないヒロの面影を探して毎晩のように眠りに付くのだった。そして決して満たされる事のない心の隙間に入り込んで来た侑斗という存在にレミはまたもや自分を見失なってしまう。SEX依存性のように肌を重ね合わせる事でしか愛を感じ取れないレミが見つけ出した答え。それは自分自身の生き方を許す事だった。果てしなく続く海のように永遠に終わらない悲しみは深く。屈折した性の形にレミの身体はじっとりと感化されてゆく。