親の事業が失敗し、高校では学年トップの成績を収めるエリート高校生は転落人生を歩むことになった。そんな俺も、もう二十一だ。本当なら大学に通っていて、そこでもまた成績が良くて、サークルか何かに入って青春を謳歌するはずだったのだ。 そう、はずだった……。 そんな俺は今、ある河川敷で家無し生活――つまりはホームレスをやりながら、探偵の助手をしている。女探偵豊田真希は俺の昔馴染みだ。 だが、彼女からは笑顔が消えて、前のようなやさしさも感じられない。何があったのか、知るときはそのうち来るそうだが……
人の役に立ちたいと思うあまり少しズレている神様、菜那城。 菜那城はある日、一人の恋する少女に出会う。 恋結びをすると張り切るが、それは前途多難で――!? 「私にその恋、お手伝いさせてっ!」 心温まる、ひと夏の不思議なストーリー
二〇一〇年八月一〇日、死刑囚内藤ホライゾンが自殺した。 自殺に疑問を抱く刑事、内藤と縁のある青年、そして記憶を失った探偵。 三人の捜査が絡み合い、内藤の死の真相に迫る。