手紙風
一分の長さについて
餞に、僕の渡し得るすべてを。
こんな時だった。霧尾にとって静那が遠くにいるように感じられるのは。
全てがある。しかし何一つ存在しない
女たちのぬめぬめ光る唇が横一列で笑っている。自殺する日も晴れが良い。
自分以外の誰かからいただいた3つのお題を使ってSS
どこか感傷的な僕のはなし。