文芸部員としての最後の夏を迎えた一花は、最後の大会に向けた作品が用意できず苦悩していた。 そこで執筆のためと銘打って、同期で幼馴染の直美とともに、二泊三日の旅行に出る。 それは受験勉強からの逃避行でもあり、ちょっと早い卒業旅行でもあった。 鍾乳洞のある田舎で、自分らしい作品を見つけるための探検が始まる。 *この作品は『文芸人のスピリット』の続編です
過去の自分の過ち。責め立てる声の残響は今もまだ。 それでも、また絵を描けるようになりたい。 一枚の絵葉書が繋いだ、絵を描く二人の物語。
多くの出会いと別れ、綺麗事ばかりでない経験もしながら、 さらに深く文芸のある人生と向き合う青春グラフィティ。 *2020年10月から2025年7月まで連載してきた作品です。全三十章。
大学の文芸部で副部長になった一花は、文芸部の危機に直面する。 不安定になった体制を支える根本的な施策がなく、立て直しにも先が見えない。 そこで一花は幼馴染の直美に助けを求め、旅に出ることにした。 独特な文化を守る南の島で、文芸部の未来を見つけるための探検が始まる。 *この作品は『文芸人のスぺレオロジー』の続編です