少女が首から機械装置をぶらさげているビジュアルに弱い
雑食です。のんびりもの書き。
ときどきイベントにも出てます。一次創作も二次創作もします。
荒廃した世界とか、やたらごつい機械とか、
幼女以上少女未満とか、教会ものが大好物。
HPは二次創作(女性向け)含みますので注意。
「――君の神様で、いたかったんだ。」 卒業式の日。後輩である乃々花と再会したことをきっかけに、三谷は消えた友人・奏のことを思い出していた。 美術部の部長にして、変人。三谷に居場所を与えてくれた、恩人。 そんな彼が、なぜ何も告げずに去ってしまったのだろう。 強気を装った眼差しを向け、乃々花は言う。 「美術室に行きましょう、三谷。一緒に奏を探しに行きましょう」 これは、ありふれた青春のお話。 神様でいるために消えることを選んだ一人の少年をめぐる、ただの思い出話。 (『y.m. vol.1』より)