こんな人生もあったのです。アスペルガーとして限界まで生きて。
私、MCヨッチャンと申します。
日頃は機械加工に関わる裏方の仕事をしている何処にでも居そうなもうすぐ50代の
サラリーマンです。
私はブロガーの経験は少々ございますがこのような文筆作業は初めての事に
なりますので技術的には誠に稚拙な物ですが決して創作ではなく、決して小説ではない、
醜くも厳然とした人生ドラマを書こうと思っていますので
どうぞ宜しくお願い致します。
MCヨッチャン
主人公 武志の生涯は、秋子と友平という二人の親の数奇な運命によって翻弄される。しかし貧しくとも必死に生きる二人の親の姿を見て武志は自分でも気付かない間に、どこかで何時か「迷う」事を失ってゆく。その結果彼は晩年に人生欠落の自分に気付く。武志が幼い頃に見たもの、そして描いた夢、得たものや作り上げたもの等、全てを失う事になるのだが、幼き頃の棚本での生活から思春期を迎えるまでの間には母 秋子の真実を知り、そして彼女の死後には自信の身の上の真実を知る事になる。 「このまま生きても良いのだろうか」という最後の迷いに対して武志はどのように向き合うのか。それはまだ分からない。