日常生活では表現する場がない特異な思いや感覚を表現したくて小説を書いています。
長く小説を書いていますが、実生活では文学的な世界からは程遠い実務の世界に身を置き、英語と中国語、はたまた数字とパソコンばかりを相手に働いています。でも、小説を書くことは、精神のバランスを保つのに役立っているようです。また年齢相応に日本語を洗練させていくのにもプラスになっているような気がします。
大学生になったばかりのショウは、初めての夏休みに高校生時代に憧れの同級生だったメグと再開します。その思いが伝わったのかふたりは急接近することになりますが、その関係はあっけなく終わりを迎えてしまいます。悲しいすれ違いの物語です。
