いつかは長編小説!
何を書くかは気分次第。いずれは長編モノを! と思いながら、構想やら、執筆時間やら、仕事やらを言い訳に、当面は短編モノを書いていきたいと思います。
一定の感覚で身体を揺する、心地よい電車のリズムに耳を澄ませる。 昼下がりの眠気に意識を遊ばせながら、視線をボンヤリと手元の本に落とした。・・・
海の底に沈む貝殻を贈ろう。陽射しが真上から照りつける僅かな時間しか光の届かない深海。波に揺られた光を溜め込んだ貝の表面は、虹色に輝くという。・・・