――今という平穏な時間が流れている中に翳りが未だに残る 差し伸べられた手を1度放してはふと思う 非日常でありながら、日常である現代での葛藤。 これは第四章 2人の男と意志を決め込んだ女の話である
――幸せから一転、沈黙が訪れた日。 ようやく戻りかけたそんな日にたった一本の電話 非日常と日常の狭間 これは2人の最後の話である
『終焉に捧げる小夜曲』シリーズの番外編 自分で言った事を悩み、殻に閉じこもったままの秋月言葉。 ようやく願いが叶ったとたんにどこか疑問を感じる毎日に、2人がしてくれた精一杯の行動は?