語彙のバリエーションが乏しいですが、もし興味をお持ち頂いた方は是非陰ながら応援お願いします。
瀬古太郎:後輩とのスカイプの会話で良く引用する言葉がありまして、それが「せこせこ」であったり「せこ太郎やな~」など。最近では、せこの本来の意味を忘れ我武者羅に使っていたら後輩に「何がせこいんですか」と言われ、毎回適当にあしらうのである。後、スカイプの事を「スカ太郎」と呼んでいる。
男:中学と高校共に「お前は中間雑種だ」と変態の代名詞のような称号を付けられた。彼らは「ホモだ、あっち系だ」と口走る。に対して、僕は嫌がる素振りも見せず「うへへ、尻を触らせろ~」とノリよく変態発言するのである。よくよく考えてみると、変な仇名が付けられたのは自分自身に原因があったのでは、と過去を振り返って気付いた。
18歳:早生まれである。3月20日、結婚記念日だ。いつか私も結婚するのだろうか、と妄想するが一度も彼女を作ったことがない。世間からは寂しい男、つまり独身の一頭をたどっている。誤解はしないでほしいが、私はホモではない。
職業:日本は不況が尋常ではないほど、長引いている。高校三年生の夏に進路をどうするのか、と聞かれて答えたのは「進学」だ。就職も少しは考えていたのだが、その頃の自分に長時間労働する体力や集中力がないだろう、と心の何処かで諦めていた。大学へ進もうと決めたのは一種の甘えからきている。ロクに勉強もしていない人間が、「まだ、働きたくない」という逃げの姿勢をとった結果なのだ。
時間が静止している異空間世界。ある日、何の前ブレも無く存在を余儀なくされたショクブツは孤独により、毎日を苦しんでいた。 そして、ショクブツの溢れ還った悲しみと焦燥感により生み出された存在は、ショクブツの四肢や顔の一部分のパーツをも奪い去ってしまう。 彼は、ドウブツと名乗った。ドウブツは何も知識を持ち合わせていない。それはまるで赤ん坊のように無知であり、自然にショクブツへと好意を抱いた。 体のほとんどの機能を失ったショクブツは、何もできなかった。いや、何かをしようとすればできたが、この世界はそれを許さない。 時間が止まった世界で、動くという行為をしてはいけないのだ。もし、動いてしまうと・・理由はショクブツだけが知っていた。 口を奪われた私はドウブツにこの事を伝える手段もなく、ついにドウブツはその場を動いてしまう。一体、その瞬間何が起こるというのか、ドウブツには知る由もないのだ。