ある運命の日。モードカレッジで服飾デザインを学ぶ朝見陽奈は行きつけのバーでグラスを傾けていた。様々な感情をアルコールに混ぜて飲みながら、整った容姿で人気を集める太陽のような女性、姫野瑞月と自分との交わりを思い返す。「私の太陽になって」と言い、美しく、儚い彼女と陽奈が辿り着くかたちとは。