田中蔵人

投稿初心者ですが、よろしくお願いします!

東京で会社員をしている30代前半の男です。
小説を書いてみたいと漠然と思っていましたが、仕事が忙しい中で今まで手が付けられていませんでした。
時間の余裕ができたので、思い切って小説を書いてみました。
感想・批評たくさんいただければありがたいです。

幸せを願う樹

人形でありながら意思を持つノエルは、その所有者であるルネと平穏な日常を一緒に過ごしていた。しかしルネはやがて病にかかり、ノエルを残して亡くなってしまう。絶望したノエルはこの世界から消えてしまいたいと思ったが、サラという一人の少女と出会い、心を通わせることでノエルにとってのかけがえのない大切な存在へと変わっていく。 子供だったサラはやがて成長し、ユタという少年に対して淡い恋心を抱く。一方、ノエルは人形のため成長することは無かった。ノエルは、サラが自分から離れてしまう気がして不安・孤独を抱く。そして、自分のサラに対する愛情が憎しみに変わりやがてはサラを壊してしまうのではないかと危惧する。サラとの仲が気まずくなる中、ノエルはサラとこれからもずっと一緒にいるために人間になりたいと願う。 そして、ユタとともに自分のルーツおよび、願いがなんでも叶うという「真実の実」を探すための旅を始める。

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