藤崎 瑞樹

藤崎 瑞樹

日常の延長線上にあるファンタジーを書いています。

小説と詩を書いたり、外国人向けホテルでフロント業務したり、演劇したり。波瀾万丈な人生を送りたい。

猫と少女の記憶(前編)

猫と少女の記憶(前編)

ひとつ ふたつ。――それは、遠く、だれかと遊んだ童歌。遥かから聞こえる幼い声に、私は振り返った。 ……一匹の獣に誘われるように、少女はあの夜へと過去を遡る。

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  • 掌編
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山羊の夢

山羊の夢

川を越えた風が、森を揺らしてゆく。 その風につと誘われた山羊が、空を見上げた。 そこには星が煌き、静かに道ゆく山羊の夢を見る。

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
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