ブリュッテ

ブリュッテ

僕は幼なじみをイジメた。

僕は幼なじみをイジメた。

僕は中学時代、自分の幼なじみをイジメた。 イジメについて書かれた書籍は多々ある。だがそれはどれもこれもが、頭の良い大人達がたくさんの言葉と理論でそれを分析したあくまで客観的なものだ。もちろんそのどれもこれもが素晴らしいし、非の打ち所などない。文才のない僕にはとても追いつけない代物だ。 でもひとつだけ言える事がある。「それは本質ではないんじゃないか」 だってイジメの中心にいるのは理論では到底計り知れない『子供』達だからだ。だからといって僕が答えを持っているわけでもないけど。 頭も悪い、文才もない僕だが、小学生からの幼なじみをイジメた僕の経験をここに記すことで、理論では計れない何かが、もしかしたらあなたには見えるかもしれない。

  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 青春
  • 青年向け
  • Copyrighted