彼女の街

文学猿

彼女の街

短編集あとがきとして、あるいは次回作の構想として

 

僕ァね、いつかこの街に圧倒的に美しいものを携えて戻ってきたい。
 
僕ァ、まだ夜のうちにこの街に戻ってきて、
ヤンキーが高架下に落書きを残していくみたいに、街中の曲がり角に銅像を建てよう。

そして、夜が明けて、空の色彩がまだ混在しているうちに、
両の目が潰れ、足を引きずろうが、この街を去ろう。
 
君達は、僕に見向きもしなかった君達は、一夜のうちに現れた銅像たちが誰の仕業によるものかも分からずに、
そのただ美しいことに対して呆然と、口も利けなくなればいい。


なんてね。

彼女の街

明日が誕生日なので、今後の意気込み、姿勢のようなものとして書きました。
普段は普通の小説を中心に書いています。

彼女の街

街中の曲がり角に銅像が建っている街で。本当に短い作品です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-06-04

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