深層のさかな/#komejirushi

林やは



僕は宝石を数えた。ひとつだけ、失っていた。
※深層の街の、きみのいたベッドの、あたたかさって。


夜は短く、淡く、いのちは、果たされる
※僕らの肌はセックスのためにある、ということ


狂ってしまったペットの金魚に、キスをした。
※愛すれば、許される。愛すれば、僕らは、


ふたりでは醒めることのできない、ゆめをみたくて。
※緩やかに沈もう、息をしなくてもよい、街で。

深層のさかな/#komejirushi

深層のさかな/#komejirushi

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-05-21

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