夜のいずみ
ここは、忘れられた。ずっとあましていたのだ、きみが去ってしまっても。ぼくは少女になりたくて、しかし怪物はだれの心にもいて、だからそんなの、罪にはならないほど、どうだっていい。世界のひとびとが、狂気がいちばん美しいよ、と、云っても、かまわなくなった、街で、ぼくたちは、ゆめをみよう。醒めないまま、ゆめをみよう。
夜のいずみ
ここは、忘れられた。ずっとあましていたのだ、きみが去ってしまっても。ぼくは少女になりたくて、しかし怪物はだれの心にもいて、だからそんなの、罪にはならないほど、どうだっていい。世界のひとびとが、狂気がいちばん美しいよ、と、云っても、かまわなくなった、街で、ぼくたちは、ゆめをみよう。醒めないまま、ゆめをみよう。
夜のいずみ