消えた記憶
わたしの、記憶が、交差する。父と母のことは。
消えた記憶
《もも!!もも!!いるのか。》父だ。【なに?お父さん。】《月姫か、お母さんがいた時代にいた、同級生が、消えた》【え?】《重要なことなんだ。お母さんと、お父さんが、結婚したことにならないんだ》そしてー。《もも。ももも、消えてしまうのかもしれないんだ。》【え?】《家族会議を開きたい。》
失った宝物
《もも!?もも!?しっかりして。もも!!》わたしは、ずっと知りたかった。何のために、わたしは、父と母と関わっていたか。《もも!!もも!!しっかりして!!》わたしは、あの時の記憶が、あるのは、失った。ずっと、閉じこめられていた。そして、いつのまにか、空洞があいて。ずっと。いるんだ。わたしは。
消えた記憶
ずっと一緒だよ。ももちゃん。