死神機構 #0

萩野 るま。

・キャラクター紹介・

◇葬儀屋(そうぎや)
「屍回収係」(しかばねかいしゅうがかり)を統括する者。俺様な暴君であり自己中心的なクズ。生まれ持っての天才肌ゆえに努力を嫌う。いい女に美味い酒、そして甘いスイーツが何よりも好き。部下をとても可愛がっている。墓守とは数百年の腐れ縁であり飲み仲間。よくウザ絡みに行く。

◆墓守(はかもり)
「魂埋葬係」(たましいまいそうがかり)を統括する者。性別年齢不詳な未亡人。誰にでも敬語で接する紳士っぷりと物腰の低さが特徴的。だがその中身は重度のワーカホリックであり何よりも仕事が好きな典型的社畜。葬儀屋は正直嫌い。「よく喋るデカい犬だなぁ、」くらいの認識らしい。

◇「よお、墓守。相も変わらず陰気臭いツラしてやがるなぁ。」

◆「、、ふああ。ん、誰かと思えば、、葬儀屋、貴方でしたか。」

◇「こーんなホコリくせぇ教会に足を運ぶ物好きは俺くらいだろうが。おら、今日も持ってきてやったぜ。とっておきの土産だ、精々喜ぶんだな。」

◆「おやおや、これはこれは、、毎度のことながら、こんな落ちこぼれ死体マニアのためにありがとうございます、、それでは早速頂戴致しますね。」

◇「おうおう受け取れ受け取れ、ただしお礼は高くつくぜ?きっちりはっきり、百倍で良いもん送ってこい。返さなかったら、、まあ、分かってるよな??」

◆「嗚呼、怖い怖い。何百年も言われ続けていますから流石に覚えていますよ、、ほら、あそこ。あの戸棚の奥に良いモノが入っていますから、勝手に持ち帰りやがってください。」

◇「くは、いい心掛けだな、お言葉に甘えて有難く受け取っておいてやるよ。」

◆「どうぞどうぞ。、、おや。葬儀屋、お食事のところ少しよろしいでしょうか。」

◇「んあ?なんだよ今忙しいっての。(モグモグと何かを食べている感じで)」

◆「貴方、、『禁忌』をやらかしましたね?」

◇「、、くひひ。流石は墓守、目の付け所がそんじょそこらの魂埋葬係とは違うな。」

◆「その言い分からしてまだ誰にも気付かれていないのですね、、やれやれ、うちの科も随分と落ちぶれたものです、情けない、、」

◇「そう言ってやるなよ、それだけ俺が仕事のできるパーフェクトな死神様だってことだっつーの。頭なんて抱えていないで褒めて貰いたいくらいだぜ??」

◆「死因が事故でも病でもない『まだ生きる価値のあった』肉体を無断で持ってくるだなんて、普段の貴方ならばこんな馬鹿げたことはしないはずです。理由を述べなさい、いますぐに。」

◇「理由?そんなの決まってんじゃねぇか、気に入ったからだよ、『殺してやるには惜しいくらい』に、、な??」

◆「はあ、全く貴方と言う人は、、お説教が必要なようですね。そこに座りなさい、そしてこうべを垂れてグリグリと地面に擦り付けなさい。ほら早く。」

◇「はあ?絶対に嫌だね。お前みたいな老いぼれ野郎に誰が頭なんか下げるかよ。それじゃあなぁ墓守、また気が向いたら遊びに来てやるよ。」

◆「こら待ちなさい!!っ、、こんなに綺麗な死体、私にどうしろと言うんですか、、」

死神機構 #0

死神機構 #0

不定期シリーズ「死神機構」第0弾です。 今回は機構内でも肩を並べる、なんだかんだお偉いさんな死神2人のなんてことないお話。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-10-30

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