きみのいないよるには
うまくいかないことばかり
もうどこにも きみはいない
きのうは よふかしをしすぎた
きょう おきたのは 10時半だった
なんにもやることがない
やるきもない
きみがいたなら
こんなどうでもいい ふつうのひが
どれだけ とくべつにかんじられたんだろう
きみのことをおもいだすたんびに
ぼくは ぼくじしんがわからなくなる
いきてるここちがしないって
このことなのかなあ
なんにちもかえていない
このくつしたは ほんとうにくさいんだろうな
よみかけのあの ほん
ずいぶん まえのことだから
あらすじもぜんぶ わすれちゃったな
もうなにもかも どうでもいいや
きみがいなきゃ ぼくにいきるいみなんてない
ずっとうつくしいと かくしんしていた
あのおんがくは ぜんっぜんきれいじゃなくて
ずっとおいしいと おもっていた
あのりょうりは ぜんっぜんうまくなくて
ごかんも はたらいてやくれないんだ
あいたい こいしい だきしめたい
そのすべてを
じゃまだとかんじるぐらいには
きみのことが まだよゆうで すきだよ
このかんじょうは めんどうくさい
おもうと むねがいたくなって
ちかくにいると しんぱくすうがはやくなる
もう きみは ちかくにいないんだけど
それでも まだ きみのことが
よゆうで すきだよ
きみのいないよるには