千年の恋
夢だよ。お前。
登場人物
未知 チア 22歳 女性
千秋 シャルル 31歳 男性
《千年前》
チア 女官
シャルル 王
お前が。
千年前、俺は、君のことが好きだった。王宮の中で、私は王として生まれた。
お前は、王宮の貴族院だった。ふと、王宮の中を、散歩すると、君が桜の枝を手に触れていた。
《ふん。俺はなにも思わなんからな》
その後、色んな場所でお前がいたよ。
ー好きだったのかー
話しかけたのは、数回。
そして、しばらくした頃、旅に出ることになった。
私は、二十三歳で旅中嵐に巻き込まれ、死んだんだ。
好きか。
お前にとっては、俺は、全然知らない男かもしれない。
《な〜んて。冗談だ》
【そうなのですか。シャルルさま】
千年前、確かにわたしは、王宮の中にいました。
それは本当です。
役員のわたしは、ひどく苦しみました。
【わたしは抱きしめられ】
【あつい唇を交わし】
【わたしの胸は、ドックン。ドックン】
ーそれは、最近見た夢ー
私は、王宮にいる間苦しみました。
永い間病を患って。
【この夢は、正夢だったんですね】
《ふん。そうだよ》
そうだよ。俺はお前を愛してるよ。
大好きだった!!
《久遠。《くおん》》
《久叶和
《久和》
今、会いにいくよ!!
必ず!!
今度は、会って、
本当に抱きしめてやる。
体がなく、思いも伝えれない。
夢でしか会えない。
きっと。
生まれ変わるよ!!
愛してる。
千年の恋
必ず、生まれ変わるよ!!