夕闇の星

白石 あめ 作

空にかがやいた

あの小さな小さな光

真っ暗闇の中

きらりと光る

小さな光

あれは僕らの星


朝が来たら 見えなくなるんでしょう

闇の中でしか見えない光もあるんだよ

それは君とって 

とってもとっても大事なものだろう

ずっとここに置いておいてね


運命という必然で結ばれたあの星座よりも

僕たちは もっと近くで繋がってる

となりでかがやきあったあの小さな星よりも

僕たちは もっと近くで生きている


生きる意味なんて なんにもないさ

だけど 僕は君のために

生きていたいと思うくらいには君を想ってるよ


恐怖も不安も押しのけるほどの

美しい場所に行きましょう

そして優しい小さな希望を手にして

そこで一緒に眠ろうよ


僕らは 生きているんだから

この青い青い美しい星で

必死にもがいて生きている


泣いていたっていいんだよ

うまくいかないし思い通りにならないことだらけでも

僕の生きる意味は君だから

それだけで もう朝なんて怖くなくなるよ

だから僕も君の生きる意味になりたいな

ねぇ 一緒に生きてみませんか

夕闇の星

夕闇の星

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-04-14

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