【滔々】

禽 作

【滔々】

【滔々】

超える、来節

今底に気味が悪い華が裂かれ 転げる夢
螺旋階段を只上昇し 浮して消える命

空を切る雫は 自らも滴らせ
闇は深いに歪ませる。

永久。
いつ空けるとも痴れない海は空虚に割れ
未知は下り坂 洛
縁は円を描き
未来に足元を救われ
仰い宙が、
実獲たことは知っていたが
重いは混乱し 落散りゆく

それが無限のもの
閃に巣食破れ愛の波は凪いで
信じるしかない
ときに歌っている風は気侭、
唯 ハジマリに
今 ないた。

先を掴めない泡沫の回遊魚は
屹度未来で出逢う魂のひとつ

終わりを信じて
うつろいの史記をそれでも惑い往く
キミの面影が少し嗄れて
あぶくを吐き続けて
白く斑に輝く微笑に 強く交わした風
ひたり

高く誕生を還して吹いた
あゝ うまれゆけば
そこには ひとしずくのあめが
とうとう

【滔々】

【滔々】

うつろいの史記を それでも惑い往く キミの面影が少し嗄れて あぶくを吐き続けて 白く斑に輝く微笑に 強く交わした風

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-04-14

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted