【灰に息を】

禽 作

【灰に息を】

文を認めます。
   ぽろりぽろり
だあれも なんともない 言葉です。
   雫を降らした、、。
清らかになれるのでしょうか 、
   ただ塗れて
云うに事欠いて 彼方は、
   汚泥に浸っているだけ
紫青めいた唇で。
   あゝ展には還れないのでしょう
彩のない 囀りを、
   もう、堕ちてしまった。だから
静寂に一字一句 落とすことなくば。
   翅は ハエては、
その陽の奏楽は眩しくて、
   ねえ、乞わないのですよ
その日は光に満ちていた。
   もう カラカラなのです、
辛いだろうて、
   誰も
視界を遮ったら、
   私に
大層厭厭と散って。
   古り反しても 昏れません、
それでも なお
唯の塵芥、解かしても。「拝に孵る」

【灰に息を】

【灰に息を】

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-03-16

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