抱きしめられる かなしい瞳

仲間外れ

 わたしは、調理実習がきらいだ。調理実習は、いくら、お菓子の練習をしても役に立たない。グループから、はみだして。ツラい。

 調理実習が始まる前、保健室へと行った。ツラい。ツラい。参加したくない。クラスメイトは、わたしのことを。どうおもって。わたしは、調理実習中、何もできてなくて。役に立たないんだ。

涙 抱きしめられた

 昼休みが終わり、保健室の先生に、『行ってきます』と言った。調理実習の教室まで、先生がついてきてた。わたしは、ふるえてた。先生が『吉ちゃん。いったらあかん!?』わたしは、抱きしめられた。そのとき、こみあげた涙。だんだんと、過呼吸になった。その後、調理実習は、参加せず、ひと休み。《先生。》

怒られた

 『吉ちゃん、いったらあかんよ。』わたしは、意識がなかった。その後、担任の、小沢先生が来て、『吉野!!どこに行ってたんや!!』怒られた。保健室の先生が、『わたしが止めました』と言ったが、担任は信じず。ツラい。

抱きしめられる かなしい瞳

抱きしめられる かなしい瞳

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-06

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  1. 仲間外れ
  2. 涙 抱きしめられた
  3. 怒られた