抱きしめられる かなしい瞳
仲間外れ
わたしは、調理実習がきらいだ。調理実習は、いくら、お菓子の練習をしても役に立たない。グループから、はみだして。ツラい。
境
調理実習が始まる前、保健室へと行った。ツラい。ツラい。参加したくない。クラスメイトは、わたしのことを。どうおもって。わたしは、調理実習中、何もできてなくて。役に立たないんだ。
涙 抱きしめられた
昼休みが終わり、保健室の先生に、『行ってきます』と言った。調理実習の教室まで、先生がついてきてた。わたしは、ふるえてた。先生が『吉ちゃん。いったらあかん!?』わたしは、抱きしめられた。そのとき、こみあげた涙。だんだんと、過呼吸になった。その後、調理実習は、参加せず、ひと休み。《先生。》
怒られた
『吉ちゃん、いったらあかんよ。』わたしは、意識がなかった。その後、担任の、小沢先生が来て、『吉野!!どこに行ってたんや!!』怒られた。保健室の先生が、『わたしが止めました』と言ったが、担任は信じず。ツラい。
抱きしめられる かなしい瞳