星野先生

星野先生

先生とわたし

《君に似た娘》
 星野先生は、謎の話しをした。『先生がまだ若かった頃、君に似た娘がいたんだよ。』先生は言った。『はい。』わたしは言った。『悲しくて、もういないと思うと。』わたしは、こんな星野先生の顔、見たことない。『君は、先生のこと本当のおじいさんのように思って欲しいんだ。』先生は言った。前にもそんな話聞いたことある。わたしのおじいちゃんは、とっくの昔にいなくなった。この世を絶ってしまった。わたしと星野先生は、養護学級で知り合った。養護学級では、こころの病んだこがいたなあ。わたしは、友達が不登校になってしまって、たまに行っていた。そして、わたしは、ここにいることは、秘密があった。そこで、担任の中井先生がいて、『森に会って、これを渡してくれ。』とかいわれて。プリントや、ノートを貸していた。そして、星野先生とよく会うようになった。そこから、仲良くなって、アランとも、知り合えた。アラン。アラン。話しがそれてしまったけど、星野先生のことは、尊敬してる。信頼してる。怒られたこともあったよ。でも、先生のこと、だいすきです。それは、恋愛でなくて、星野先生が目指してた、『おじいちゃん』のように。だいすき。です。

星野先生

星野先生

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-01-29

Copyrighted
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