キミヒサ 殺めることを恐れずに

きゃする。すわんな。らぷらす。 作

 キミヒサは、自分を解放し、恐怖から逃げるために、自分を殺めようとする。しかし、監視カメラから、看護師らに発見される。わたしも、だ。

キミヒサの 道

《消えないひかり》
 キミヒサは、個室に連れていかれている間。キミヒサの退院は、わたしと話さなければ、決まっていた。キミヒサは、わたしのせいで、閉じ込められたのかもしれない。暗い影が、追いかける。

《キミヒサは》
 キミヒサは、自分を殺めようとした。ひとりでいること。だれもいないこと。影に追いかけられて。キミヒサは、逃げた。この世界から。こわくない。でも、死に損ねると厄介だ。

《逃げたい》

 暗い闇。恐怖。孤独。

 あたたかい、求められる、居場所。

 ひだまり。

 あかりが。

キミヒサ 殺めることを恐れずに

 キミヒサは、このまま一生続くかもしれない。この闇の くに とひだまりは、眩しくて。ひかりを追い求めていたい。

キミヒサ 殺めることを恐れずに

キミヒサは、恐怖を感じていた。わたしも、同じだ。キミヒサが自分を殺めた理由、わたしも分かる。殺めたい気持ち。逃げるために。

  • 小説
  • 掌編
  • ミステリー
  • 時代・歴史
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-01-29

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