gentleman　キミヒサ　との　会話

　gentrman キミヒサ　は、閉鎖的なおじいだ。囲碁、将棋、トランプゲーム。院内の催し物も参加しない。が、わたしと、似ている言葉をはなす。いつしか、gentrman キミヒサと、同じ文字を時計に刻む、わたし。

キミヒサ、　あなたは、孤独です。

　gentrman キミヒサ、あなたは、孤独です。わたしも、この闇が包み込む、一人の世界にいる。わたしもあなたも孤独でした。全てを守るためには、何もかも
孤独。

　あなたは言いました。『君は、このプラネタリウムの文字と、君の時計が。』キミヒサは続ける。『君の時計が、ぼくと同じ文字が刻まれている』。わたしは、つらく感じた。大学生にして、この妙な孤独を求めて。なにもかも。孤独が、ツライわたし。しかし、わたしは、孤独が好きです。それは、わたしが、人間が好きではなかったからです。キミヒサもでしょう。

　いつしか、共通語を持つキミヒサと、わたしは、『あるアイデア』について話す。これを聞いている、看護師は、わたしとキミヒサを監視するようになる。そして、キミヒサが、『世界と、ぼくと君は。。。』と言ったとき、看護師がにらむ。『消えて』と言ったときに、看護師がさえぎった。『g、何を話しているんですか』わたしは、とっさに『若い頃の話しをしていました』。『...。』看護師は、何も答えず、キミヒサを連れていった。

　キミヒサ!!

Gentrman キミヒサは、計算高い人間だ。そして、全てを守るためには、孤独過ぎた。