ゴールデンエイジの物語(第三部)

万田 竜人(まんだ りゅうじん)

第三章

東京オリンピックの酷暑への対策

オリンピック&パラリンピックが、2020年に都市部の東京圏を中心に開催される
ことで着々と準備が進められているが、今夏の酷暑が異常な脅威となって主宰者側に
難題を押し付けて来た感がある。

しかし、これも考えてみれば、2018年の現時点で天空からの警告であって、この
警告を生かすも・殺すも・日本人の叡智の生かし方、ひとつにあると云える。

一つの考え方として、識者から「サマータイム制」の導入が提案されて、政府首脳も
関係部門に対して検討の指示が出された。

しかし、このアイデアは「対策先行型」であって、的確な対応とは云えない。的確な
対応をするためには、問題の芯にあるものを掘り出す必要がある。ここは、築地から
豊洲市場への移転問題をソフトランディングさせた小池都知事の出番であろう。

それでは、2020年のオリパラ開催に向けての問題解決を順を追って解決して行く
プロセスについて考えてみよう。

【2018年の酷暑問題の捉え方】

(1)最近の日本における猛暑・酷暑の傾向は、年々酷くなる傾向にあるが、今夏の
 酷暑は異常である。現に、群馬県の前橋の俳句仲間の友人が、ご夫婦でクーラーを
 かけずに就寝していて亡くなったと云う。

(2)この異常な暑さは地球の温暖化によるものと推測されるが、それにしても今夏
 の酷暑は異常事態と云わざるを得ない。この酷暑が2020年には更にひどい状態
 推移するのか否かは予測が難しい。

(3)しかし、国際機関であるIOCによって2020年の東京オリパラが決定され
 た際には、東京圏の酷暑は、これほど酷くはなかった。

このことから現時点で小池都知事は、国際機関の中枢であるIOCに向けて・・・

◇東京圏の2018年における異常な「酷暑の実態」について、現地的な感覚で問題
 の共有化を図る必要がある(対策先行ではなく問題の共有化が優先課題)

◇その際には気象予報の専門家の知見として、今までの東京圏の夏季の温度の推移と
 短期および中長期的な夏季の気象予測も必要になって来る。

~ この酷暑問題について、国際機関との問題と課題の共有が先ずは必要 ~


【2020年のオリパラにおける酷暑問題解決の基礎調査】

ここでの重要な視点は「アスリート・ファースト」であり・・・
並行して「観客・ファースト」が違った視点から基礎調査が必要になって来る。

◇オリパラの全種目について室内・屋外を問わず酷暑の影響を調査する必要がある。

◇観客についても、全種目について、開場への移動開始から、帰宅までの全行程に
 ついて酷暑の影響を調査する必要がある。


【基礎調査に基づいた対策の立案】

基礎調査の結果、「アスリート・ファースト」および「観客・ファースト」両面から
判断して、フィージビリティ・スタディ(実行可能性)面からも問題ないと認定され
た種目は予定通り、2020年夏季の種目として開催する。

ただし、この基礎調査を基に置いたところの開催国(東京ジャパン)と国際機関の協
議において、酷暑における開催は危険と判断された種目は、例えば秋季開催にシフト
させるなどの英断が必要か否か「アスリート・ファースト」と「観客・ファースト」
を大前提とした動議が待たれているのではなかろうか?

この動議が出来る人物は、豊洲問題を解決の道に導いた小池都知事の他に適切な人物
が思い浮かばない!




2020年東京五輪のサマータイム問題を平家物語から学ぶ


読売新聞の朝刊(8月21日版)を読んでいて平家物語の記事が目に留まった・・・

【平家物語とその時代】

◇1118年 平清盛誕生
◇1127年 中国で北宋が金の侵入を受け、南方に移る(南宋)
      (清盛は宋との交易を目論んでいた)
◇1159年 平治の乱。平氏が源氏を破る
◇1167年 清盛が太政大臣に任じられる
◇1171年 清盛の娘・徳子が高倉天皇に入内
◇1180年 二月:高倉天皇が幼い皇子に譲位(安徳天皇)
       六月:福原遷都
       八月:源頼朝が挙兵
◇1181年 清盛死去
◇1185年 平家が壇ノ浦で滅亡

そして、新聞の小見出しには「良港望む新都 滅びの影」とある。

まさに、平清盛「六十二歳」の絶頂期に、平安京から福原への遷都を決行したことに
なる。この新聞記事を目にしたときに、私は、2020年東京五輪に際して浮上して
きたサマータイム制の導入がイメージとして脳裏に重なってきた。

この遷都に際して、民衆の反応や対応は、どのような状況にあったのだろうか?

日本の古典 現代語訳「方丈記(鴨長明)」山崎正和 訳 に「にわかの遷都騒ぎ」
としての記述があるので、ここに、書き出してみることにしよう・・・

「治承四年の六月のころ、にわかに、遷都ということがあった。まったく、思いも
かけないできごとであった。

だいたい、この都の始まりについて聞くところによれば、これは嵯峨天皇の御代に都
と定められたもので、それからでもすでに四百年余りを経ている。

格別の理由もなしに、安易に変えてよいものではないから、人々は不安がり、憂慮し
あったのも、まことに当然すぎることであった。

けれども、あれこれいって見てもそのかいはなくて、帝を始めとして、大臣や公卿た
ちも、みなひとり残らずお移りになってしまった。そうなれば、かりにも官職にある
ほどの人なら、誰ひとり、もとの都に残っているはずはない。

官位に望みを抱き、主君の庇護を頼みとするような人は、一日でも早く移ろうと懸命
になり、時節に合わず、世間から取り残されて、先に見込みのない者は、不安を漏ら
しながらあとに残ることになった。

軒をつらねて立っていた人々の家も、日がたつにつれてしだいに荒れて行く。家屋は
壊され、筏に組まれて淀川に浮かび、宅地は見る見るうちに畑になってしまう。

人間の心まで変わってしまって、誰もが武士風に馬と鞍ばかりを重んじ、公家風の牛
と車を大切にする人はいない。一方、誰もが、新都に近い西南海に領地を持ちたいと
願い、遠くなった東国の領地は好まれなくなる始末であった。

そのころ、ふと用事のついでがあって、私は摂津の国にある、その新しい都を訪ねた
ことがあった。場所がらの様子を見たところ、その土地は手狭であって、東西、南北
に整然と町割りをするにはとても足りない。

北は山にそって高くなっており、南は海が近くてくだり坂になっている。波の音が絶
えまなく騒々しいし、潮風がことのほかに激しい。帝の御座所は山のなかにつくられ
たから、話に聞いた、あの丸木小屋の御殿さながらで大いに風変わりな様子はいっそ
風流なところもあるといいたいほどであった。

毎日のように取り壊し、川も狭しと運び出して来る家々は、いったいどこに建てられ
ているのか。まだ空いている土地ばかり多くて、できあがった家屋は少ない。古い都
はすでに荒れて、新都はいまだ完成せずというべきか。

誰も、かれも、みなわが身を浮雲のように、寄るべないものに感じているありさまで
あった。

昔からこの地に住んでいた者は、土地を失って泣いており、今、あらたに移ってきた
者は、普請の苦労があることを嘆いている。道の両側を見れば、車に乗るべき公卿が
馬に乗り、衣冠に身を正すべき人々が、多く直垂など着て歩いている。

都風の風俗は、またたくうちに様子を変え、どちらを見ても、田舎びた武士の風俗に
染められている。

これは世の中が乱れる前兆だ、という囁きを耳にしたものだが、はたせるかな、日が
たつうちに世間は浮足立って人心も騒がしくなり、民衆の憂慮がついに事実となって
現れたので、同じ年の冬には、やはり、もとの都に遷都されることになった。

けれども、いたるところで壊してしまった家々は、どうなってしまったことか、すべ
てがもとのように建てなおされたわけではなかった。

伝え聞くところによれば、その昔の聖賢君主の治世には、君主は憐れみをもって国を
治められたものである。すなわち、宮殿の屋根を茅で葺いて、その軒先を切り整える
費用さえ節約し、民のかまどの煙が豊かではないのがお目にとまると、限られた公租
すら減免された。

これは、民に恵みをかけ、世を救おうとするお気持ちからであって、今日の世のひど
いありさまは、この昔の例に比べてみればあきらかであろう。

・・・・・・・

読売新聞の朝刊(8月21日)の記事にも・・・

「平清盛は、人心を読み損ねた、結果、貴族や社寺の間でも、反対の声が、渦巻いた。
内裏や平家の屋敷が築かれ、貴族への宅地分配も行うはずだったが、治承四年十一月
下旬、清盛は新都の建設を断念。安徳天皇は平安京に戻った。

その年の夏、源頼朝の挙兵を始め、反乱が相次ぎ、滅びの影が、平家に差していた。
清盛は翌年に病死、平家は滅亡の道を辿る。

寿永二年(1183年)、源氏の軍勢から逃げる平家は福原に立ち寄り、遷都先とし
て夢に描き、一度は、遷都先とした福原を、敵に明けわたさずに、自分たちの手で焼
き払った」

・・・・

この平家物語の古の出来事に照らして・・・

2020年東京五輪を視野に入れた、サマータイム制の導入の検討は、はたして民意
を得られるのであろうか?

国を挙げてのサマータイム制の導入となると、海洋大国「日本」としての導入という
ことになるので、当然、島しょにも影響は及ぶことになる。

具体例を挙げれば、国民全体の生活が、仮に、二時間の前倒しとなった場合に・・・

◇豊洲市場などの開場や稼働も、さらに早い時間帯に移行することになる。この場合
に漁業関係者の早朝の稼働は、さらに、早める必要が出てくるのか?

◇野菜市場なども、同様に時間帯が前倒しになって来るので、サマータイム制の導入
により、農業関係者の早朝作業は、さらに、前倒しとなるのか?

◇国民が揃って、まだレム睡眠にある時間帯に早朝作業を行っている他の業務として
は新聞配達や牛乳そしてパン類の配達など、その影響は図りしれない広範囲に及ぶ。

◇サマータイム制の導入に際しては、実際の時刻の変更もさることながら「体内時計」
への影響が、より深刻なものとなって、ボデーブローのように効いてくる。

◇健常者については、サマータイム制への適合が上手く行っても、その周辺で暮らす
ところの弱者、例えば、朝に弱い病人などが居た場合に、仮に、二時間も前から周辺
が騒がしくなって来ても耐えられるものなのか?

◇夫を会社に送り出す主婦の起床は、さらに、早まることになるが、夏バテの情況を
さらに悪化させることにならないか?

◇健常者についても、毎年、夏場になると、体内時計と折り合いを付ける健康管理が
必要になって来ることを考えると、サマータイム制を導入しても、前述の平家物語に
おける歴史が物語っているように世論の反対で、制度が廃止になるのではないか?

◇サマータイム制を導入しても、2020年東京五輪が終了すれば、サマータイム制
廃止の議論が予見されるのであれば・・・

◆来年には、年号の変更によるシステム改変のため、多くのIT技術者の投入が予定
されているが、その時期に重複させてまでサマータイム制の導入を決めて、IT技術
者に、さらなる負荷の荷重を加えることは、意味があるのか?

◆また、現時点で、消費税の10%への引き上げに伴う、IT技術者への負荷も計画
されており、サマータイム制を導入して、IT技術者を「三重苦」に追い込む考え方
は、働き方改革を標榜する政府関係者にあっては、慎重さが肝心ではないか?

・・・・・・・・・・・・

そもそもが、サマータイム制の導入は、2020年東京五輪の酷暑対策に向けて唐突
に出されてきた「対策先行型」の考え方であり、実際に、2020年になって冷夏の
可能性も否定出来ない。

しかし、最近の新聞記事などによれば、アメリカのトランプ大統領は、地球温暖化に
向けて元オバマ大統領とは異なった考えであり、地球温暖化への対策には、消極的な
取り組みという見方が適切である。したがって、これから先の地球温暖化に向けての
超大国による温暖化に向けてのブレーキがかかるとは考えにくい。

であれば・・・

2020年東京五輪の酷暑対策については、オリンピック開催についての国際機関で
あるIOCと「地球温暖化による酷暑の傾向について問題点を共有化」したうえで、
2020年東京五輪の種目別の酷暑への対応を個別検証して問題がより深刻であれば
対策を講じて行く必要がある。

個々の種目の検証は、今後の検討に譲るが、現時点で話題の焦点になっているところ
の2020年東京五輪の花形競技とも云える「マラソン競技」については、競技開始
を二時間前倒しで、IOCの了解を得ているが、これで、良いのだろうか?

マラソン競技の当日の酷暑対策としては、有効と云う印象もあるが、前日まで選手は
練習や調整を進めており、酷暑の中では練習の過程で倒れてしまうケースも考えられ、

「マラソン競技は秋に開催」ということで、夏の酷暑から、秋の開催にシフトさせて、
練習も・当日の実戦舞台の試合後のアフターフォローも一貫して、秋に行えるように、
国際機関と問題の共有化を図って、万全な対策を練る必要があるのではないか?

個々の種目の酷暑への検証は、追って行うとして、ここは、一般論として・・・

◇マラソン競技も含めて、2020年東京五輪において、夏の酷暑の中で酷暑による
熱中症による傷害や死亡災害が発生した時に、国際化における現代社会では訴訟問題
に発展する可能性が高いが、2020年東京五輪においても、小池東京都知事および
IOCそしてJOCが「未必の故意」によるものとして、訴えられる可能性はあるの
だろうか?

◇そして、IOCに向けて酷暑の実態を切実と訴えることなく、東京都と、JOCが
夏季の五輪としてサマータイム制の導入などによる対策と云う裁量権を発揮した時に、
未必の故意の認定は、東京都知事やJOCまたは日本国の首脳に及ぶのだろうか?

◇それは、全世界のオリンピック選手およびパラリンピック選手の屋外競技において
酷暑による熱中症障害や死亡災害の可能性は、けっして、否定出来ないので、その際
に対処する該当機関を明確にしておく必要があると考える。

~現状で酷暑の実態を国際機関と共有化しておくことは訴訟面からも必須である~


東京五輪におけるサマータイム制へのIOCの理解

インターネット記事によれば、東京五輪のサマータイム制について、IOCが理解を
示したと云うニュースが目の前に飛び込んできたが、日本国内で賛意が少ない傾向に
あるサマータイム制に賛成されても、カオス(混沌)を招くだけの話である。

しかし、これも「カオス論」で、IOCによる賛意を「三つの要素」に分解して解明
することで、マラソン・競歩・テニスなどの酷暑の下では、過酷過ぎる一部の競技を
秋にシフトすると云う東京五輪にとって「望ましい展望」が開けてくる・・・

即ち「三つの要素への理解」とは・・・

◇一つ目の理解は、東京五輪の開催時における酷暑の可能性について、今夏の酷暑の
 実情から、なんらかの「対策」の必要性がIOCに伝わった。

◇二つ目の理解は、その対策として、開催時間を早い時間にシフトさせることによる
 酷暑対策などの「必要性」が伝わった。

◇三つ目の理解は、その具現化の一つとして困ったことに「サマータイム制」の導入
 について賛意が示されてしまった(ただし、これも、真意の確認が必要である)。

しかし、ここで、深刻な問題は・・・

◇オリンピックを快適な環境で開催するための一つの方法として、サマータイム制の
 導入が理解を得ても、日本国内の事情として、主に、サマータイム制の導入に伴う
 各種システムの時間軸に関する改変の大問題については、正確な情報が伝わった上
 での「IOCによる総合的な判断」とは考え難い。

◇日本国内におけるサマータイム制の導入は行わずに、オリンピック・プログラムの
 時間帯を前倒しすることについては、説明を加えれば、IOCの理解を得られると
 は考えるが、観客の動員に関して、一律の開催時間の繰り上げに沿ってかなり早朝
 となる時間帯に、気軽に、観客が脚を運んでくれるだろうか?

◇しかし、ここで、カオス論的に唯一の収穫は「東京五輪の酷暑」の可能性がIOC
 によって理解されたことである。

本論としての狙いどころは、IOCに向けて、さらに一歩踏み込んで、酷暑の中では
明らかに開催に無理があると考える「マラソン競技」「競歩」「テニス」などは秋季
の開催で、IOCに調整を挑むチャンスが来たのではないか?

◇マラソンについては、今年のアジア大会における競技での状況から、途中棄権者に
 関する実態が把握されており、IOCとの調整の際に役立つと考える。

◇競歩については、マラソンに準じて、IOCと同様の調整が可能ではないか?

◇テニスについては、米国における酷暑の中でのテニス競技が、水風呂に浸かっての
 競技続行であったことが伝えられており、酷暑の中での長時間耐久レースのような
 ゲームは、危険極まりないことが、説得次第で理解を得られるのではないか?

幸い、東京五輪の開催に向けて「気象チーム」も創設されており、個々の五輪競技に
ついて、オリンピック競技およびパラリンピックのそれぞれの競技種目について、

個々の「競技種目ごと」に・・・

◇競技時間を「現行で設定の開催時間」にて対応できる競技

◇競技時間を「時間的に前倒し」することが望ましい競技

◇競技時期を「秋季に移す」ことが望ましい競技

に分けて「総合的に見直しをする」好機が到来したと、考えてみても良いのではない
だろうか?

「IOCのサマータイム制」への理解を、そのように理解したらどうだろうか?

一方で、JOCがサマータイム制を起案、IOCがサマータイムに賛意を示したとい
う構図において、東京五輪の主宰者側である都知事が、サマータイム導入には慎重で
マラソンのスタート時刻のみを前倒しという構図になったとき・・・

◇必要以上に、深読みすれば◇

仮に、東京五輪の実際の開催において、サマータイムの導入を見送ったため、酷暑に
よる熱中症などによって死傷者が出て訴訟問題に発展した時に、上記の構図において
は、訴訟先は、東京五輪の主催者側に向けられることになる。

その様なことを熟慮すると、酷暑の中での開催が危険な「マラソン」および「競歩」
「テニス」などは、思い切って「秋季」に移す。

さらに、一部の競技種目は、開催時間を早朝に移すことを計画して、JOCおよび
IOCに提案して行くことが・・・

◇真の「アスリート・ファースト」につながると考えるが如何か?

この提案をJOCやIOCが拒否して、熱中症による死傷者が出た場合は、訴訟先に
ついて、東京五輪の主宰者側は該当しないと考える。

・・・・・・・

この動議が出来るのは、小池東京都知事をおいて、他にはないと考えるが如何か?

たしかに、東京五輪の一部を、秋季に移す考えについては・・・

◇築地市場を豊洲に移転する時期を遅らせて、またか? と云う、意見や考え方も
 予想されるが、

◇豊洲市場への移転を遅らせても、開場に向けて、的確な選択をした小池都知事の
 一つひとつの課題解決には、それを支える根拠があっただけに東京五輪の一部の
 競技を秋季に移すことについても、賛同は得られると考える。

その根拠は、次の通りである。

最初、余談から入ることにしよう・・・

昔、知能テストのお試しコースにチャレンジしたことがある。その際に、迷路問題で
我が友人は、なんと、私の迷路走破の二倍の難問を解いた。

友人に「なんで、そんなにたくさん解けるの?」と問うたところ、

友人は「迷路の出口から、入り口に向かえば、簡単に解けるよ!」と言ってのけた。

世の中には、型にとらわれない、天才は居るものだと感嘆した。

そこで築地から豊洲市場への移転問題も出口から妥当性を検証してみることにする。
(経過で辿ると真実が見え難い)

豊洲市場が認可を得て、まさに開場と云う出口から、迷路を入り口に向けて辿って、
あらためて入り口から出口に向かうと次の経過となる。
(余計なプロセスは排除)

◇築地市場の移転先として、豊洲地区が候補に挙がって土地を取得。しかしながら
 新しく提示された環境基準をクリアーできない。そこで、技術的審議機関に諮問。
「盛土による解決策」が提示された(そして諮問に沿って盛土を施工)。

◇しかし、移転前に、建屋の下に盛土がないことが発見された。
(盛土のない面積は、市場の全敷地の約30%に相当する)

◇この盛土「なし」問題の解決策として、技術的審議機関からは、

「コンクリート敷設による汚染水からの防御」
「地下室の換気による有害物質からの防御」
「ポンプ能力の増強による地下水レベルの低下」

などが提案され、この施策を完了させて、豊洲市場としての認可を取得。

これらの施策は、迷路の出口から入り口まで辿っても、必要な審議と施策を予算確保
も含めて淀みなく実施しており、この思索と施工の流れが、まさに、クリチカルパス
を成しており、その経過に無駄はない。

一部の識者からは、そもそもが当初の日程通りに移転していれば、これほどの遅れは
なく、オリンピック道路も地下を通せたと云う論調もあるが、その場合に予定通りに
移転して、市場移転後に、地下の盛土なしや汚染水が発見されたときに、その時点で、
巻き起こったであろう大混乱や風評被害そして顧客離れは図りしれないと考える。

そして移転延期の過程で重要な「パラダイムシフト」が、ほぼ総意の形で実現した。

◇すなわち、従来は、盛り土をすることで、新しい環境基準をクリアーできると云う
 「安心」が担保されていたが、今後は、中期的視点で時間をかけて達成して行くと
 云うことでパラダイムシフトが成されて、短期間での、新しい環境基準達成の呪縛
 から解放された(実は、従来、これが意思決定上の最大のネックであった)。

今までの経過で、さまざまな懸案事項が指し示されたが、いずれの問題も迷路の出口
から入り口へと云う視点で見た時に、いずれもクリチカルパスには該当していない。

例えば・・・

◇築地市場を造り直すと云う計画があったが、これは、既に、完成している豊洲市場
 を生かすと云う方向に衆智が収斂、この案は、忘れても良いのではないか?

◇豊洲市場の運営による赤字問題は、これからの課題であり、市場関係者にとっては
 減価償却の処理方式をめぐっても懸命に取り組んで行く必要性に変わりはない?

◇結果、豊洲市場の赤字額を見極めた上で、築地地区からの支援額や支援策としての
 築地施設の高層化など、東京五輪後の築地計画は、豊洲市場の減価償却費との絡み
 で中長期的な課題になってくる(一方で、築地売却による解決策もあり得る)?

◇豊洲のにぎわい施設を東京五輪後に延期したことは、結果、適切な判断であったと
 云える(築地との競合よりも交通機関との連携がより重要課題となってくる)?

◇東京五輪後の地下道路の建設は、上記の課題とも、密接に関係して来るものだけに
 これからは、短期的視点よりも中長期的な視野がより重要になってくる?

このような考察で思考を進めると、従来は、短期の問題と中長期の課題が入り乱れて
の混乱であり、今後は、短期の課題と中長期の課題を層別して考えて行けば、無用な
小池都知事への「豊洲開場の遅れの責任を問う」と云う様な話題はなくなってくると
考えるが、それでも批判のための批判は、次の選挙に向けて続くかもしれない?

そのような前提で・・・

東京五輪における「マラソン」や「競歩」「テニス」などの競技は、秋季に移すこと
について、小池都知事からIOCやJOCに動議することを提案するものである。

ここで、東京五輪の「気象チーム」の強力な支援に期待して・・・

東京五輪におけるオリンピック種目とパラリンピック種目について「酷暑対策」を
個々の競技別に考えてみることにしよう。

【オリンピック種目】

◇開会式・閉会式          原案通り「可能」

◇水泳               原案通り「可能」

◇アーチェリー           原案通り「可能」

◇トラック&フィールド          気象チームによる「要検討」

◇マラソン                       秋季開催に「シフト」

◇競歩                         秋季開催に「シフト」

◇バドミントン           原案通り「可能」

◇野球&ソフトボール           気象チームによる「要検討」

◇バスケットボール         原案通り「可能」

◇ボクシング            原案通り「可能」

◇カヌー              原案通り「可能」

◇自転車競技               気象チームによる「要検討」

◇馬術               原案通り「可能」

◇フェンシング           原案通り「可能」

◇サッカー                気象チームによる「要検討」

◇ゴルフ                 気象チームによる「要検討」

◇体操               原案通り「可能」

◇ハンドボール           原案通り「可能」

◇ホッケー             原案通り「可能」

◇柔道               原案通り「可能」

◇空手               原案通り「可能」

◇近代五種               気象チームによる「要検討」

◇ボート              原案通り「可能」

◇ラグビー               気象チームによる「要検討」

◇セーリング            原案通り「可能」

◇射撃               原案通り「可能」

◇スケートボード          原案通り「可能」

◇スポーツクライミング       原案通り「可能」

◇サーフィン            原案通り「可能」

◇卓球               原案通り「可能」

◇テコンドー            原案通り「可能」

◇テニス                        秋季開催にシフト

◇トライアスロン             気象チームによる「要検討」

◇バレーボール           原案通り「可能」

◇ウェイトレフティング       原案通り「可能」

◇レスリング            原案通り「可能」

オリンピックの多くの種目において「原案通り」または、気象チームによる検討に
おいて「時間変更」などの工夫が伴えば原案に沿った開催は可能と考えるが・・・

「マラソン」

「競歩」

「テニス」

については、秋季にシフトさせての開催が望ましいと考える。


パラリンピックについても、次回検討する!



日本相撲協会の閉鎖体質への変貌

文科省も・スポーツ庁も・甘くみられたもんだ!

あれほどの酷暑も・遠い記憶となって・脳内から飛び去った。

就寝する時にも、蒲団は夏掛けから秋仕様に変わり、先週までは蒲団から足首を出し
て寝ていたが、蒲団にすっぽりと身体を納めて寝るようになった。

いつものように、二回ほど寝返りを打って、眠りに落ちる瞬間に、眼元でキラキラ星
の光が目に入ってきた。

背中に翼を背負った女神の来訪であった・・・

女神「文部科学省もスポーツ庁長官も、日本相撲協会には、甘くみられたわね!」

小生「文科省も・スポーツ庁も・甘くみられたもんだ」と、同意見である。

女神「相撲の神様も、来年の正月場所では、天皇・皇后様の天覧相撲のご観覧が実現
して、平成の時代の角界も・目出度し・めでたしで、千秋楽を迎えられると思ってい
ただけに、今回の出来事には驚愕してしまいました」

小生「私も、日本相撲協会における暴力事件については、文科省も、気にかけていた、
第三者機関による調査が年内には終了すると聞いていたので、年内には、なんらかの
措置が取られて、正月の天覧相撲もスムーズな運びになると思っていただけに残念な
思いです」

女神「八角理事長も『窮鼠猫を噛む』と云う言葉をご存知ないのかしらね?」

小生「弟子に傷害事件で怪我を負わされて、紆余曲折の末に、被害者の部屋の親方な
のに役職としては最下位の地位まで蹴落とされて、それでも弟子たちの出世を願って
ただひたすら精進を続けていた貴乃花親方!」

女神「窮鼠なら騒ぎもそんなに大きくはならないけれど、追い詰めた相手は虎だった
わね『虎の尾を踏む』と云う諺もあったわね!」

女神「ところで、貴方が、最近、持論としているカオス(混沌)の状態で、謎解きを
するときに、迷路問題を出口から入り口に向けて辿ると云う方法論には、大いに興味
があるわね」

小生「これは、友人の行動からヒントを得たものです。かつて知能テストの迷路問題
において、友人は、私の回答数のなんと二倍を解いたのです。秘訣を聞き出しました
ら、簡単だよ、入り口じゃなく・出口から辿れば良いと云われてビックリでした」

女神「それじゃ今回の日本相撲協会における出来事を迷路問題で解明したいときには、
どのように謎解きするの?」

小生「今回、迷路から出て来た人物は、二人ですね!」

女神「誰とだれ?」

小生「貴乃花親方と貴の岩です」

女神「さてさて、その答えは?」

小生「それでは、先ずは、貴の岩関の善き話の方から」

小生「今場所、貴の岩は十勝五敗で好成績を納めて、迷路の出口から出てきました。
もちろん、迷路の入り口は、角界からは場外の飲食の場における大怪我が該当部分
でした(角界における郷里の大先輩でもある横綱からの暴力による怪我でした)」

女神「出口から入り口に向けて辿ったときに、そこには、何が存在しますか?」

小生「貴乃花親方からの庇護があり、土俵に向けた、貴乃花親方からの懸命な支援
がありました。もちろん、同じ相撲部屋の仲間からの応援もありました」

女神「貴乃花親方にとっての迷路話とは?」

小生「迷路の出口から、貴乃花親方が日本相撲協会を引退すると云うことで迷路から
抜け出て来ました。これを辿って入り口まで行ったときに、そこには貴の岩への傷害
事件を警察署に出向いて、刑事事件として届けた貴乃花親方の姿があります」

女神「そこで対峙したのが八角理事長でしたね。日本相撲協会の立場からは協会内の
傷害事件であれば、先ずは、協会内で事情を報告して、協会内で対応措置を打ち出す
のが本筋であり、先に警察署に出向いて刑事事件として届け出るのは、協会内の理事
として適切な措置とは云えない、と、貴乃花親方に対して厳重注意が発せられた」

小生「その後、双方の主張は硬直状態となり、貴乃花親方としては、その経過を一時
は政府機関に届け出たものの、貴乃花部屋における力士による暴力事件発生を契機に
届け出を取り下げることになった」

女神「しかし、最近になって、貴乃花親方からの政府機関への届け出は、事実無根で
あったとの表明を日本相撲協会から非公式に求められ、

貴乃花親方としては・・・

『それは出来ない』旨を、日本相撲協会に非公式に伝えて、自らの引退を表明した」

・・・・・・・・・・・

ここまで事態が悪化して来ると、日本相撲協会の「公益財団法人としての指定解除」
が緊急課題になってくると考える。

私は、背中に翼を背負った女神と話をしていて、日本相撲協会は組織体として・・・

「開かれていない組織体」に変わってしまった!
(すべてが闇の中で処理されて行く体質に変質)

「対外的に閉ざされた組織体」となり、暴力事件の発生などが、内部で隠ぺいされて
行く危険性が予見される!
(死亡事件などが発生して・はじめて親族などに知らされる・組織体質に変貌)

という、印象の悪い日本相撲協会に、舵を切ったと云うことになる。

当初、文科省やスポーツ庁が「傷害事件」の発生を受け、第三者機関の設置を通して、
暴力撲滅に向けた方向性を打ち出し、年内に、暴力撲滅の具現化を打ち出す期待感を
多くの相撲ファンが期待していた。

しかし、日本相撲協会は、文科省から年内を目途にしていた助言などを待つこともなく
「極めて閉鎖的な組織体」に向けて舵を切った。

今後、日本相撲協会内において、暴力事件などが発生した場合は、原則として協会内で
全ての対応をするということが予見され、傷害事件そのものは新たに五つに統合された
一門によって対応が成される可能性が高く、暴力撲滅は期待出来ない様相となった。

これは、年内に暴力撲滅に向けて、一歩・踏み出そうとしていた文科省やスポーツ庁に
とっては、論外の展開になった、と、推測されるものである。

したがって、ここまで、日本相撲協会の方向性が閉鎖的な組織体として舵を切るのであ
れば、公益財団法人としての指定は、解除せざるを得ないのではないか?

一方で、相撲は古来からの日本伝統を継承するものであり、文科省の肝いりで開かれた
「新しい組織体」を創成する必要があるのではないか?

かつて、閉鎖的な宗教団体によって、内部で、多くの死傷事件が闇から闇に葬むられて
きたという日本史上、かつてない悲惨な体験をしてきたが、閉鎖社会においては、その
ような事態が起こりやすいことを、多くの犠牲の上で学んできた我々としては、今回の
日本相撲協会の閉鎖的な方向への舵取りを見過ごすことは出来ない。

それは、覇者を競う個人同士としての軋轢という単純な問題ではなく、極めて、危険な
組織体の誕生に対して、国政としての手立てが必要になってきたと云うことを意味する
ものであると考える。


日本相撲協会における「建前」と「本音」の使い分け


先日、映画「散り椿」を観てきた。岡田准一の殺陣には凄みがあり、かつ動きに美し
さがある。美技と云うものは「格闘技における真骨頂」なのかもしれない。

相撲の世界でも、美技には強さを超えた存在感があり、それ故に鍛錬の上にも鍛錬が
要求される。お互いの駆け引きによる、強さだけの追求なら、天性が備わっていれば
それほどの鍛錬は要求されないのかもしれない。

貴乃花親方につながる花田ファミリーの相撲には、この美技の継承がある。この美技
の継承には、その神髄に、人間離れした修行の世界が感じられる。

それ故に、相撲の技を通じて「人間国宝」的な存在感が伝わってくるのかもしれない。

「これからは、子供たちに、相撲を教えて行きたい」と云う貴乃花親方の生き方には
声援と拍手を送って、美技の継承に大いに期待したい。

しかし、問題そして課題は、これからの日本の行く末を考えた時に・・・

◇日本は「少子化」と云う深刻な問題を抱えている。

◇しからば、世界の「子供たち」に、目を向けたらどうだろうか?

◇どこの世界にも、大形で・強靭な・体格の持ち主の子供たちは存在しており、親御
 さんたちも、そのもって生まれた天性を生かせる世界なら、子供たちの人生を預け
 てみたいと思うのではないだろうか?

◇そのような、世界中の子供たちを集めて相撲の世界で鍛錬を重ねたら、やがて成人
 したときには「世界相撲協会」としてのデビューも可能ではないだろうか?

◇異次元の世界相撲協会のビジョンを掲げて、貴乃花親方が、世界に向けて旗を掲げ
 た時に、多くのスポンサーが賛同して、協力してくれるのではないだろうか?

◇柔道界において、講道館の嘉納治五郎氏が柔道を世界に広げたように、貴乃花親方
 につながる花田ファミリーの美技を世界に広めるきっかけとして「世界相撲協会」
 発足をビジョンとして掲げて、仲間創りを図ったらどうだろうか?

◇Jリーグにおいてサッカー界を成功に導いた川渕氏や貴乃花親方と同じ世代の仲間
 は数多いと聞くので「一人の力ではなく」多くの仲間やスポンサーの力を借りたら
 どうだろうか?

今回の日本相撲協会からの貴乃花親方の引退劇も、見方を変えれば・・・

「貴乃花親方から、日本相撲協会が、離脱した」と云う逆転の発想も可能である。

しかし、このような発想をもって行動を起こしたときに、日本相撲協会からの建前と
本音による周到な妨害行為は考えられるのだろうか?

その対抗措置として、来年の参議院選に、貴乃花親方が出馬して、政治力を獲得した
上での手立てが必要になるのだろうか?
(安倍総理であれば、喜んで、手を差し伸べてくれるのではないだろうか?)

・・・・・・・・・・・・

ところで、2018年10月1日(月曜日)の夜、私は、背中に翼を背負った女神と、
深層心理と云う面から人間の「心の綾」にまつわるような会話を交わした。

女神「2018年10月1日と云う特別な『ブラック・マンデー』は、日本相撲協会
 が組織として・マフィア化に・脚を踏み入れた日と云うことになるわね!」

小生「あの日は・貴乃花親方が引退(退職)となった・日でもあります」

女神「同時に、10月1日は、貴の岩に怪我を負わせた横綱の引退披露のテレビ映像
 が公開された日でもあります。9月30日の引退披露には、傷害事件発生時に同席
 していた二人の横綱も、引き立て役として参加して、会場を盛り上げていました」
(しかし、あの悪の祝宴のような報道に違和感を覚えた国民も多いと思いますよ!)

小生「考えてみれば、同じ日に傷害を与えて引退した横綱が華やかな場で華となって
 テレビ報道で注目を浴びて、一方で、角聖と呼ばれても良い貴乃花親方は、寂しい
 幕切れを迎えることになった!」

女神「この引退披露で見えてきたことは、日本相撲協会の八角理事長は大相撲と云う
 興行における大興行主であり『傷害事件のために横綱を失うこと』に対して興行上、
 その損失は許しがたいと云うのが本音であったのでしょうね?」

小生「八角理事長のその強い思いは、今でも、変わっていないことが、10月1日の
 テレビ報道の場面を通して、引退披露の華やかさから、その深い思いが充分に推測
 できますね?」

女神「世間の常識からは、三横綱が揃った酒席で、一度はガチンコ勝負で横綱の白鵬
 に勝ったことのある貴の岩関が、一人の横綱から暴力を受けて傷害を負い、その時、
 同席した三横綱は救急車を呼ぶなどの応急措置も取らずに退席。そのうちの二横綱
 は連れだってラーメン屋に席を移したと云うことよね(内の一人は加害者!)」

小生「交通事故に例えれば、事故を起こしながら、被害者を放置して、ひき逃げ事故
 に相当する行為に及んだことになる」

女神「最近、相撲の神様から、とんでもない話を聞きました」

小生「どんな話ですか?」

女神「とても、ファンタジックな話で、話の中身はブラック、相撲の神様は神眼で事
 の有様を見通したのだと云ってました」

小生「神眼ですか!」

女神「そう神眼です」

小生「それも、ファンタジックな話と云うことは、真実とも・虚実とも・見極めがつ
 かないと云うことですか?」

女神「そうね、ミステリーといっても、良いかもしれないわね」

女神「相撲の神様の話は複雑怪奇なので、箇条書き的に話をすることにしましょう」

◇何故、貴の岩関が「あれほどに・ひどい暴力」を受けることになったのか?
 一説には、暴力行為に及んだ横綱は、ワインの瓶や先端の鋭いアイスピックを手に
 して止められたといいます(激情ゆえか・脅しか・真意はわからない)。

◇この酒席の場面に到るまでの伏線としては、貴の岩関が横綱の白鵬に勝って金星を
 挙げており、事前に貴の岩に向けて、勝負に負けてくれという八百長の使者が来訪
 したものの貴の岩は、師匠の教えに沿ってガチンコ勝負をして金星を挙げた。

◇この時の怨念は、同郷の横綱同士には共有されていて、たまたま、三横綱と貴の岩
 が現地で同席することとなり、その延長上で、酒席まで同道・・・

「白鵬からは、同郷の仲間として共に発展して行くには、時には星の譲り合いが必要
 なこともあるとして、懇々、と説得したが、ガチンコを旨として修練を重ねている
 貴の岩は頑なに受け入れなかった」

◇その様子に、しびれを切らした、もう一人の横綱が暴力に及んだ。三横綱はかねて
 から、意気投合している仲間なので、お互いに、暴挙を止める気配はさらさらない。
 しかも、この話題を持ち出すことを予見していたので、部外者は同席していないと
 いう最悪の状態であった。

◇さすがに、暴力に及んでいる横綱が先の尖ったアイスピックを手にしたときに同席
 した他の横綱も、それが、たんなる脅しなのか・激情して殺意に及びかねないのか、
 判断が付かないために、急遽、制止した(しかし、その真相は分からない)。

◇したがって、いくら説いても、八百長に同意しない貴の岩を「勝手にしろ」と云う
 印象で、怪我の手当てをするでもなく、ましてや救急車など呼べる筈もなく、その
 場を立ち去った。

◇一方で、貴の岩にしてみれば、郷里の大先輩の横綱連の暴挙を明らかにすること等
 出来る訳はなく、貴乃花親方に正直ベースの話を出来る訳もない。

◇しかし、貴乃花親方の俊敏な行動によって、貴の岩は窮地から脱したものの、郷里
 の大先輩の三横綱を訴える訳にも行かず事件の真相を語り難い状況が続いた。

◇貴乃花親方としての正直な気持ちは、貴の岩が参加する該当相撲の場所には、彼の
 恩師が居ることから「現地に行ったら恩師に挨拶に行ってこい」と送り出したもの
 の恩師との出会いの場で、同郷の三横綱と顔を合わせることとなって、途中で席を
 外す訳にも行かず、流れで、事件の起きた酒席まで同席することになった・・・

 そのきっかけをつくってしまったと云う貴乃花親方の「反省の思い」には強いもの
 があり、なんとしても、元気な姿で土俵に戻してやりたいと猪突猛進の思いで全力
 を挙げてサポートに取り組んだ。

女神「これが相撲の神様が神眼で見通したファンタジックなブラック・ストーリね」

小生「貴の岩としては、同郷への先輩横綱への思いやりから、真相を語り難いという
 ことですね」

◇これが、真実なら・・・

女神「世間の常識から云って、暴力をふるって怪我をさせた横綱は解雇が相当であり、
 他の横綱も、ガチンコ相撲の貴の岩に、八百長相撲への協力などを要請した上での
 協調的暴力行為であったのであれば、当然、引退勧告などの措置が必要よね」

小生「しかし、興行を重視する八角理事長としては、花形の二横綱に対して形ばかり
 の給与減、被害を加えた横綱にも引退扱いとして花道を残し9月30日の引退披露
 につなげた」

女神「しかも、傷害事件や日本相撲協会の暴力撲滅に対する文科省からの御下問には
 建前としての対応に終始して、難なくこなし、本音と建て前を使い分けたわね」

小生「そのような八角理事長の思惑からは、貴乃花親方による警察署への届け出など
 は論外であり、大興行主の立場からは、現地の興行責任者である貴乃花親方を日本
 相撲協会から追放する必要があり、断固、処分が適当と即断した」

女神「貴乃花親方の立場から云えば、可愛い弟子に怪我をさせた横綱に、我が部屋の
 弟子の怪我のことなど、気にかけないで下さいとは云えませんよ」

小生「他の親方だったら、日本相撲協会の興行を優先させて、弟子を泣き寝入りさせ
 るのでしょうか?」

女神「それは分かりませんね。ただ、八角理事長の部屋の弟子であれば我慢させたの
 かもしれませんがそれはそれで暴力に対して隠ぺい体質と云うことになりますね」

小生「結局、八角理事長の立場は、興業優先で終始一貫、貫徹しており、貴の岩関へ
 の傷害事件発生以来、9月30日の暴力に及んだ横綱の引退披露までを興行優先で
 ブレがなく進捗させており、傷害事件の真相を正し・暴力撲滅を目指す貴乃花親方
 と交わるところはないと断定できますね」

女神「今回の五つの一門に相撲部屋を集約してガバナンスの問題を解決させて行くと
 云う方法についても、日本相撲協会の興行を邪魔した貴乃花親方を追放するための
 方便と考えても良いでしょうね」

小生「たしかにガバナンスと云う面から考えたら、一つには、部屋単位の管理を基本
 とすれば、今後の部屋の増減にも対応が容易であり、二つ目には、五つの一門の他
 に、もう一つの一門を加えれば、五つの一門以外の部屋にとっては、対応が容易で
 あり、協会側からの親切な対応は可能でしたね」

女神「さらに云えば、五つの一門に統合すると云うことは、暴力事件などが発生して
 怪我人などが出た場合に、興行を優先させて、傷害事件は、一門の中で隠ぺいする
 ことが容易となり八百長相撲なども隠ぺいしやすくなる。すなわち、日本相撲協会
 におけるマフィア化が避けられない環境が出来上がってしまったということね」

小生「せっかくの相撲の神様の神眼を生かすとしたら、このまま、傷害事件の一件を
 闇から闇に葬ることなく、真実を明らかにして、適切な対策を取って行くためには
 残された方法として、民事裁判で明らかにして行く方法はありますね」

女神「その通りです、それを考えると、現在、貴の岩関が、暴力を振るった元横綱に
 対して損害賠償などを請求していますが、その係争の場で、民事裁判に持ち込んで
 傷害事件の真実を開示して行くと云う方法は残されていますね」



日本相撲協会における「建前」と「本音」の使い分け


先日、映画「散り椿」を観てきた。岡田准一の殺陣には凄みがあり、かつ動きに美し
さがある。美技と云うものは「格闘技における真骨頂」なのかもしれない。

相撲の世界でも、美技には強さを超えた存在感があり、それ故に鍛錬の上にも鍛錬が
要求される。お互いの駆け引きによる、強さだけの追求なら、天性が備わっていれば
それほどの鍛錬は要求されないのかもしれない。

貴乃花親方につながる花田ファミリーの相撲には、この美技の継承がある。この美技
の継承には、その神髄に、人間離れした修行の世界が感じられる。

それ故に、相撲の技を通じて「人間国宝」的な存在感が伝わってくるのかもしれない。

「これからは、子供たちに、相撲を教えて行きたい」と云う貴乃花親方の生き方には
声援と拍手を送って、美技の継承に大いに期待したい。

しかし、問題そして課題は、これからの日本の行く末を考えた時に・・・

◇日本は「少子化」と云う深刻な問題を抱えている。

◇しからば、世界の「子供たち」に、目を向けたらどうだろうか?

◇どこの世界にも、大形で・強靭な・体格の持ち主の子供たちは存在しており、親御
 さんたちも、そのもって生まれた天性を生かせる世界なら、子供たちの人生を預け
 てみたいと思うのではないだろうか?

◇そのような、世界中の子供たちを集めて相撲の世界で鍛錬を重ねたら、やがて成人
 したときには「世界相撲協会」としてのデビューも可能ではないだろうか?

◇異次元の世界相撲協会のビジョンを掲げて、貴乃花親方が、世界に向けて旗を掲げ
 た時に、多くのスポンサーが賛同して、協力してくれるのではないだろうか?

◇柔道界において、講道館の嘉納治五郎氏が柔道を世界に広げたように、貴乃花親方
 につながる花田ファミリーの美技を世界に広めるきっかけとして「世界相撲協会」
 発足をビジョンとして掲げて、仲間創りを図ったらどうだろうか?

◇Jリーグにおいてサッカー界を成功に導いた川渕氏や貴乃花親方と同じ世代の仲間
 は数多いと聞くので「一人の力ではなく」多くの仲間やスポンサーの力を借りたら
 どうだろうか?

今回の日本相撲協会からの貴乃花親方の引退劇も、見方を変えれば・・・

「貴乃花親方から、日本相撲協会が、離脱した」と云う逆転の発想も可能である。

しかし、このような発想をもって行動を起こしたときに、日本相撲協会からの建前と
本音による周到な妨害行為は考えられるのだろうか?

その対抗措置として、来年の参議院選に、貴乃花親方が出馬して、政治力を獲得した
上での手立てが必要になるのだろうか?
(安倍総理であれば、喜んで、手を差し伸べてくれるのではないだろうか?)

・・・・・・・・・・・・

ところで、2018年10月1日(月曜日)の夜、私は、背中に翼を背負った女神と、
深層心理と云う面から人間の「心の綾」にまつわるような会話を交わした。

女神「2018年10月1日と云う特別な『ブラック・マンデー』は、日本相撲協会
 が組織として・マフィア化に・脚を踏み入れた日と云うことになるわね!」

小生「あの日は・貴乃花親方が引退(退職)となった・日でもあります」

女神「同時に、10月1日は、貴の岩に怪我を負わせた横綱の引退披露のテレビ映像
 が公開された日でもあります。9月30日の引退披露には、傷害事件発生時に同席
 していた二人の横綱も、引き立て役として参加して、会場を盛り上げていました」
(しかし、あの悪の祝宴のような報道に違和感を覚えた国民も多いと思いますよ!)

小生「考えてみれば、同じ日に傷害を与えて引退した横綱が華やかな場で華となって
 テレビ報道で注目を浴びて、一方で、角聖と呼ばれても良い貴乃花親方は、寂しい
 幕切れを迎えることになった!」

女神「この引退披露で見えてきたことは、日本相撲協会の八角理事長は大相撲と云う
 興行における大興行主であり『傷害事件のために横綱を失うこと』に対して興行上、
 その損失は許しがたいと云うのが本音であったのでしょうね?」

小生「八角理事長のその強い思いは、今でも、変わっていないことが、10月1日の
 テレビ報道の場面を通して、引退披露の華やかさから、その深い思いが充分に推測
 できますね?」

女神「世間の常識からは、三横綱が揃った酒席で、一度はガチンコ勝負で横綱の白鵬
 に勝ったことのある貴の岩関が、一人の横綱から暴力を受けて傷害を負い、その時、
 同席した三横綱は救急車を呼ぶなどの応急措置も取らずに退席。そのうちの二横綱
 は連れだってラーメン屋に席を移したと云うことよね(内の一人は加害者!)」

小生「交通事故に例えれば、事故を起こしながら、被害者を放置して、ひき逃げ事故
 に相当する行為に及んだことになる」

女神「最近、相撲の神様から、とんでもない話を聞きました」

小生「どんな話ですか?」

女神「とても、ファンタジックな話で、話の中身はブラック、相撲の神様は神眼で事
 の有様を見通したのだと云ってました」

小生「神眼ですか!」

女神「そう神眼です」

小生「それも、ファンタジックな話と云うことは、真実とも・虚実とも・見極めがつ
 かないと云うことですか?」

女神「そうね、ミステリーといっても、良いかもしれないわね」

女神「相撲の神様の話は複雑怪奇なので、箇条書き的に話をすることにしましょう」

◇何故、貴の岩関が「あれほどに・ひどい暴力」を受けることになったのか?
 一説には、暴力行為に及んだ横綱は、ワインの瓶や先端の鋭いアイスピックを手に
 して止められたといいます(激情ゆえか・脅しか・真意はわからない)。

◇この酒席の場面に到るまでの伏線としては、貴の岩関が横綱の白鵬に勝って金星を
 挙げており、事前に貴の岩に向けて、勝負に負けてくれという八百長の使者が来訪
 したものの貴の岩は、師匠の教えに沿ってガチンコ勝負をして金星を挙げた。

◇この時の怨念は、同郷の横綱同士には共有されていて、たまたま、三横綱と貴の岩
 が現地で同席することとなり、その延長上で、酒席まで同道・・・

「白鵬からは、同郷の仲間として共に発展して行くには、時には星の譲り合いが必要
 なこともあるとして、懇々、と説得したが、ガチンコを旨として修練を重ねている
 貴の岩は頑なに受け入れなかった」

◇その様子に、しびれを切らした、もう一人の横綱が暴力に及んだ。三横綱はかねて
 から、意気投合している仲間なので、お互いに、暴挙を止める気配はさらさらない。
 しかも、この話題を持ち出すことを予見していたので、部外者は同席していないと
 いう最悪の状態であった。

◇さすがに、暴力に及んでいる横綱が先の尖ったアイスピックを手にしたときに同席
 した他の横綱も、それが、たんなる脅しなのか・激情して殺意に及びかねないのか、
 判断が付かないために、急遽、制止した(しかし、その真相は分からない)。

◇したがって、いくら説いても、八百長に同意しない貴の岩を「勝手にしろ」と云う
 印象で、怪我の手当てをするでもなく、ましてや救急車など呼べる筈もなく、その
 場を立ち去った。

◇一方で、貴の岩にしてみれば、郷里の大先輩の横綱連の暴挙を明らかにすること等
 出来る訳はなく、貴乃花親方に正直ベースの話を出来る訳もない。

◇しかし、貴乃花親方の俊敏な行動によって、貴の岩は窮地から脱したものの、郷里
 の大先輩の三横綱を訴える訳にも行かず事件の真相を語り難い状況が続いた。

◇貴乃花親方としての正直な気持ちは、貴の岩が参加する該当相撲の場所には、彼の
 恩師が居ることから「現地に行ったら恩師に挨拶に行ってこい」と送り出したもの
 の恩師との出会いの場で、同郷の三横綱と顔を合わせることとなって、途中で席を
 外す訳にも行かず、流れで、事件の起きた酒席まで同席することになった・・・

 そのきっかけをつくってしまったと云う貴乃花親方の「反省の思い」には強いもの
 があり、なんとしても、元気な姿で土俵に戻してやりたいと猪突猛進の思いで全力
 を挙げてサポートに取り組んだ。

女神「これが相撲の神様が神眼で見通したファンタジックなブラック・ストーリね」

小生「貴の岩としては、同郷への先輩横綱への思いやりから、真相を語り難いという
 ことですね」

◇これが、真実なら・・・

女神「世間の常識から云って、暴力をふるって怪我をさせた横綱は解雇が相当であり、
 他の横綱も、ガチンコ相撲の貴の岩に、八百長相撲への協力などを要請した上での
 協調的暴力行為であったのであれば、当然、引退勧告などの措置が必要よね」

小生「しかし、興行を重視する八角理事長としては、花形の二横綱に対して形ばかり
 の給与減、被害を加えた横綱にも引退扱いとして花道を残し9月30日の引退披露
 につなげた」

女神「しかも、傷害事件や日本相撲協会の暴力撲滅に対する文科省からの御下問には
 建前としての対応に終始して、難なくこなし、本音と建て前を使い分けたわね」

小生「そのような八角理事長の思惑からは、貴乃花親方による警察署への届け出など
 は論外であり、大興行主の立場からは、現地の興行責任者である貴乃花親方を日本
 相撲協会から追放する必要があり、断固、処分が適当と即断した」

女神「貴乃花親方の立場から云えば、可愛い弟子に怪我をさせた横綱に、我が部屋の
 弟子の怪我のことなど、気にかけないで下さいとは云えませんよ」

小生「他の親方だったら、日本相撲協会の興行を優先させて、弟子を泣き寝入りさせ
 るのでしょうか?」

女神「それは分かりませんね。ただ、八角理事長の部屋の弟子であれば我慢させたの
 かもしれませんがそれはそれで暴力に対して隠ぺい体質と云うことになりますね」

小生「結局、八角理事長の立場は、興業優先で終始一貫、貫徹しており、貴の岩関へ
 の傷害事件発生以来、9月30日の暴力に及んだ横綱の引退披露までを興行優先で
 ブレがなく進捗させており、傷害事件の真相を正し・暴力撲滅を目指す貴乃花親方
 と交わるところはないと断定できますね」

女神「今回の五つの一門に相撲部屋を集約してガバナンスの問題を解決させて行くと
 云う方法についても、日本相撲協会の興行を邪魔した貴乃花親方を追放するための
 方便と考えても良いでしょうね」

小生「たしかにガバナンスと云う面から考えたら、一つには、部屋単位の管理を基本
 とすれば、今後の部屋の増減にも対応が容易であり、二つ目には、五つの一門の他
 に、もう一つの一門を加えれば、五つの一門以外の部屋にとっては、対応が容易で
 あり、協会側からの親切な対応は可能でしたね」

女神「さらに云えば、五つの一門に統合すると云うことは、暴力事件などが発生して
 怪我人などが出た場合に、興行を優先させて、傷害事件は、一門の中で隠ぺいする
 ことが容易となり八百長相撲なども隠ぺいしやすくなる。すなわち、日本相撲協会
 におけるマフィア化が避けられない環境が出来上がってしまったということね」

小生「せっかくの相撲の神様の神眼を生かすとしたら、このまま、傷害事件の一件を
 闇から闇に葬ることなく、真実を明らかにして、適切な対策を取って行くためには
 残された方法として、民事裁判で明らかにして行く方法はありますね」

女神「その通りです、それを考えると、現在、貴の岩関が、暴力を振るった元横綱に
 対して損害賠償などを請求していますが、その係争の場で、民事裁判に持ち込んで
 傷害事件の真実を開示して行くと云う方法は残されていますね」


日本相撲協会のマフィア化を・誰が・どのようにして・止めるか


「日本では、相撲の勝負で八百長相撲に協力しないと、全治一か月相当の怪我を負う
くらい、横綱から頭などを目がけて鉄拳でぶん殴られて、それでも足りずにリモコン
などを使って、さらに、ぶん殴られるらしいよ?」

「しかも、その弟子の怪我のひどさに驚き、警察署に届け出た相撲部屋の親方は公益
財団法人でもある日本相撲協会に居場所がなくなって、挙句の果てに、理事長権限に
よって協会から追放されるらしいよ?」

「そして、頭をぶん殴って大怪我をさせた横綱はヒーロー並の扱いで、罰金50万円
にて放免され、引退披露では祝宴のような花道が用意されて、土俵にキッス、同郷の
元先輩横綱からもキッスの激励を受けて、郷土に向けた花道が敷かれるらしいよ?」

◇これが、たんなる「噂話」ではなく、すべて、ほんとうの話だから恐ろしい!

(これは、もはやほとんどが「ギャング映画で観るマフィアの世界」ではないか?)


角界で、八百長相撲が横行すれば、賭け事における胴元の商売にとっては、願ったり
叶ったりの環境が整うことになるので、反社会勢力にとっても、魅力的なマーケット
として放ってはおけない存在になって来る。

◇この行く末は、恐ろしく危険で「国際規模で相撲賭博のシンジケート」が誕生する
危険性もあると考える。

☆たった、一件の暴力事件が、ここまでマフィア化に向けて舵を切ることは珍しい。

政府が、このまま事態を放置すれば、三年を待たずに、日本相撲協会は、内部から
崩壊して行き、八百長相撲の蔓延で救いようのない集団に崩落して行くだろう。

現在の与党が、かつて、下野したときに、三年間を待たずに、当時の決めることの
出来ない政権の誕生によって・・・

若い人々が「就職氷河期」を迎えてしまうと云う異常事態を迎えてしまったことを
思い出して欲しい。
(角界における、貴乃花親方の下野は、相撲道にとって最大の危機と考える)。

・・・・・・・・・・

まさに、カオス論の例え話を、そのまま辿っているような今回の展開には「驚愕」
と云う言葉以外に表現のしようがない。

【カオス論の例え話】

ローレンツ氏の発見におけるカオス論において「バタフライ効果」の語源は今回の
日本相撲協会の大混乱をも言い当てている。

すなわち・・・

「初期値のほんのわずかな差が、時間とともに指数関数的に拡大する」と云うもので、

その例え話として・・・

「ブラジルの一頭の蝶の羽ばたきがテキサスにトルネードを引き起こすだろうか?」
というローレンツ氏からの投げかけが、カオス論の神髄を良く物語っている。

日本の角界では・・・

三役を目前にした絶好調の一人の相撲力士が、同郷の横綱からの頭部を襲う暴力行為
によって傷害を負わされ、それが引き金となって、怪我を負った力士が所属する部屋
の親方が、日本相撲協会から追放されると云う羽目に陥ったのである。

この謎を解明するときに、カオス論が、その説得力を発揮する。


【カオス論の分かりやすい理解】

カオス論は、本来、高度のコンピュータ処理による解析をして、答えを導き出す学問
であるが、我々の日常生活においても、応用出来る学びとして「振り子のカオス」と
云う考え方を紹介している。

「単振り子の場合に、その動き方は規則正しく、その動きは容易に想像出来る」

「具体的には、往復運動を周期的に繰り返すか、プロペラのように回転運動を周期的
に繰り返すかのいずれかである」

それでは、二重振り子の場合は、どうだろうか?

「実際に、二つに繋がった振り子を振ってみれば、良く分かるが、その動きは極めて
複雑であり、カオス的である」と云える。

私は、このことを基にして、物事が「カオスの状況」に置かれている時に、振り子を
二つに分離して、個々の単振り子として考察することを考え出した。


今回の貴乃花親方の引退劇を「振り子のカオス論」で、解析してみることにしよう。

この場合に、一つ目の振り子としては・・・

「貴の岩への暴力事件」を単振り子として考察

二つ目の振り子としては・・・

「貴乃花親方の引退(退職)まで」を単振り子として考察

・・・・・・・・・・・・

これによって、事態の解明は、極めて容易になってくると考える。

・・・・・・・・・・・・

それでは、それぞれの「単振り子」ごとに解明を進めることにする。

先ずは、一つ目の振り子「貴の岩への暴力事件」について・・・

◇横綱が貴の岩関に暴力を振るった理由として、

「大先輩の横綱白鵬が説教している時」にスマホをいじっていたので「けしからん」
として、鉄拳を加え、それでも足りずに、リモコンを使ってさらに危害を加えたとの
説明があるが・・・

我々の日常的な「当たり前感覚」としては、スマホを手にしたからと鉄拳を加えて、
さらに、リモコンを使って暴力を加えるような凶暴性は、想定外の出来事である。

◇ここで、注目する必要があるのは、横綱白鵬からの「説教内容」である。

例えば、貴の岩関と三横綱が酒席において同席するまでの過程において「白鵬からの
大事な一番なので星を譲ってくれという話」が使者を経由して貴の岩に伝えられたが、
これを断って、貴の岩関が横綱白鵬から金星を挙げたことがある。

この過去の経過を踏まえた上で、説教話として、今後は同郷のよしみで、八百長相撲
への協力を求められたのだろうか? と云う疑問が湧き上がってくる。

◇ガチンコ相撲を旨とする貴の岩関は、この説教話に対して、かたくなに態度を保留、
これに腹を立てた同郷の横綱が、目の前で、貴の岩関が「スマホを手にしたこと」を
いいがかりの理由として、無理やり、きっかけ作りをして暴力に及んだのか?

◇横綱の手と云えば、一般的に、凶器にもなるものであり、それでも足りずリモコン
を手にしたと、同席した横綱も供述しているが、ここで肝心なことは・・・

「この説教話の内容」について、真実を知る必要があると云うことである。

同席した三横綱と貴の岩関の双方から真実を聞き出して、真実を導き出す必要がある
のではないだろうか?

◇そのためには、現在、貴の岩関が、暴力を振るった元横綱に対して損害賠償などを
請求しているが、その係争の場で民事裁判に持ち込んで傷害事件の真実を開示させて
行くことが、最も重要であり・最も急ぐ必要のある課題と考える。

・・・・・・・・・・

二つ目の振り子として「貴乃花親方の引退(退職)まで」の経緯を単振り子の動きと
して考察したので、次回、紹介するが、その過程で奇妙なことに気付いた。

何故、二つ目の振り子は、突然、取り外されてしまったのか?

・・・・・・・・・・・

言い換えれば、何故、三つ目の振り子が、突然、動き出したのか?

最近、貴乃花親方が審判部で、一から出直して精進している姿が、テレビ画面などを
通して、我々の眼には眩しく映っていた。

この貴乃花親方の審判部における精進に「これは・これで・困ったこと」として問題
視した動きが、急速に膨らんできた可能性は、否定出来ないと考える。

すなわち、貴乃花親方が審判部で、土俵の取り組みに対して「貴の眼」を光らせてい
ると「困る集団」の存在が想定されてくる?・・・

◇性悪説的な思考を巡らせれば、土俵下に貴の眼があると「八百長相撲が取りにくい」
 と云う声が闇の世界において湧き上がって来た? 可能性は考えられる。

 当然「八百長相撲がやりにくい」という悪魔のささやきが増幅されて行くと貴の眼
を外せと云う、闇から闇の声が圧力となり執行部に巧妙に形を変えて伝わって行く。

このようにして悪魔のささやきが増幅されて行き体裁の良い言い回しに変質・・・

可及的速やかに「貴乃花親方を日本相撲協会から追放せよ!」と云うことになれば、
土俵下から貴の眼を追放するための思案がはじまる・・・

その手立てとしてガバナンス論を前面に出しての「五つの一門への統合」と云う方法
を編み出したのであれば、これからの「日本相撲協会をマフィア化させない」ために、
貴乃花親方が角界を守り切る方法は「たった・一つ」ではあるが秘策はある。

日本相撲協会の相撲場所を・・・

◇「ガチンコ勝負を重んじる伝統的な相撲場所」と

◇「興行を主体とした交流的な相撲場所」とに分けた上で

ガチンコ勝負が必定と考えた伝統的な相撲場所においては・・・

◇NHKの相撲中継を拠り所にして、貴乃花親方の「貴の眼」で分析、日々、

 〇「好取組×三番」と

 〇「悪取組×三番」とを

抽出して、年間を通して「貴の眼フォーカス」として発信を続ける。

これによって貴乃花親方が外側から日本相撲協会を改革して行くプラットフォーム
が形成されることになる。

この発信は、貴乃花親方のブログからも日々の発信は可能であり、スポンサーの付い
たテレビ局からの発信によっても可能ではある。

要は「がっぷり四つ」に伝統的な日本相撲と真正面から取り組むことである。

この秘策こそが、日本相撲協会のマフィア化を・貴乃花親方が・貴の眼フォーカスで
外部から阻止して行く効果的な方法であると考える。

・・・・・・・・・・・

それと、これは別建てとして、貴乃花親方が日本相撲協会の評議員会で「理事解任」
となったが、これは「大誤審」であったと私は考えている。

このことについても「貴の岩が暴力を振るわれた場面の真実の追求」と並行させて、

「評議員会における状況把握が不十分かつ評議員全員の出席が満たされなかった中」
における「理事解任の審議結果」には異議を申し立てて・・・

◇理事解任から今回の引退(退職)にいたるまでの給与の差額については、当然、
日本相撲協会に向けて「要求する行為」を、司法の手続きを踏んだ上で、訴えて
行く必要があると考える。

◇その根拠は、地方巡業において、現地の興行責任者に不測の事態が起きた時には、
その上位の大興行主である理事長が、現地に出向いて陣頭指揮をとることが世間の
常識であり・・・

今年1月4日の評議員会にて、貴乃花親方の理事解任を決するのであれば、当然、
その上位にある「理事長の解任」も、合わせて裁定する必要があると考える。

特に、貴の岩関への暴力行為の真実が明らかになった段階においては・・・

なおさらのこと、今年1月4日の評議員会は「やり直す」必要があると考える。
(場合によっては、司法の裁定を仰ぐ必要もあるのではないか?)

現在のままの評議員会の裁定は、八百長相撲を野放しにして・容認、かつ八百長相撲
に、その後の勢いを付けさせる結果となった大誤審? と考える。

なによりも、その証拠に、貴乃花親方が理事を解任されたことを起点にして、ものの
見事にフィナーレでは日本相撲協会から追放された!

日本相撲協会のマフィア化は止められるのか?
(これは緊急かつ重要な課題である)

◇繰り返すが、今、日本相撲協会の外部から、貴乃花親方が「貴の眼」で、組織の
マフィア化を止めるより他に取れる手段はないと考えている! が・・・

はたして、文科省は、貴乃花親方を援護射撃する用意はあるのだろうか?




車いすマラソンは路面から顔面を酷暑が襲う

東京五輪におけるオリンピック競技について気象チームの目線で競技別に酷暑の影響
を検証してみたが、並行して行われるパラリンピックについては、陸上競技において
車椅子によるマラソン競技の場合に、顔面を路面からの酷暑による輻射熱が長時間に
わたって襲うことになる。

このレース用の車いすマラソンについては、東京五輪において創設された気象チーム
によって、酷暑の中での長時間レースにおいて、顔面を通じて、どのような影響が出
るのか人形などを使ったシミュレーション実験が出来ないだろうか?

IOCやJOCに向けて、このようなシュミレーション実験の結果を提示することで
マラソン競技などの長時間に渡る競技種目を「秋季にシフト」させることを科学的に
立証して「説得材料」とすることは出来ないだろうか?

パラリンピックのマラソン競技などにおいて、ガンバリズムなどが禍して、死傷者が
出るようなことは、なんとしても、避ける必要がある。

それでは、パラリンピックについても、オリンピック種目と同様に競技開催の時間帯
や開催時期について、その適性を考えてみることにする。


パラリンピックにおける全競技種目を俯瞰した場合に・・・

◇アーチェリー       原案通り「可能」

◇陸上競技

  〇トラック         気象チームによる「要検討」  

  〇フィールド        気象チームによる「要検討」

  〇マラソン                   秋季開催にシフト

  〇競歩                     秋季開催にシフト

◇バドミントン       原案通り「可能」

◇ボッチャ         原案通り「可能」

◇カヌー          原案通り「可能」

◇自転車競技          気象チームによる「要検討」

◇馬術             気象チームによる「要検討」

◇五人制サッカー        気象チームによる「要検討」

◇ゴールボール       原案通り「可能」

◇柔道           原案通り「可能」

◇パワーリフティング    原案通り「可能」

◇ボート          原案通り「可能」

◇射撃           原案通り「可能」

◇シッティングバレーボール 原案通り「可能」

◇水泳           原案通り「可能」

◇卓球           原案通り「可能」

◇バレーボール       原案通り「可能」

◇テコンドー        原案通り「可能」

◇トライアスロン             気象チームによる「要検討」

◇車いすバレーボール    原案通り「可能」

◇車いすバスケット     原案通り「可能」

◇車いすフェンシング    原案通り「可能」

◇ウイルチェアーラグビー        気象チームによる「要検討」

◇車いすテニス             気象チームによる「要検討」


そして、秋季にシフトさせたパラリンピック競技種目は、秋季にシフトさせたオリン
ピック種目と共に、まさに同じ場所に集まって並行的な東京五輪の秋の祭典として盛
り上げることで、日本の東京の記念すべきフィナーレと出来るのではないだろうか?



元貴乃花親方を角界「特別捜査官」に推薦致したく候


武蔵野音楽大学では地元の入間市の丘陵地帯において優秀な音楽家を育てている。
音楽大学には、当然、管弦楽団が結成されていて、十月中旬に、市民コンサート
を開催の際には、入間市民を無料で演奏発表会に招待していただいた。

開演は、午後二時、ニコライの「ウインザーの陽気な女房たち(序曲)」にはじ
まり、ボイエルジューの「ハープ協奏曲 ハ長調」へと続き、休憩時間を挟んで、
豪快な印象のあるチャイコフスキーの「交響曲 第五番 ホ短調」と続く・・・

演奏中に会話は出来ないので、当然、休憩時間の十五分間に話が弾むことになる。

「私たちも、子供たち四人に世帯を持たせて独立させるまで、金曜日の夕餉では
翌日から休みと云う気安さもあって、セミ・クラシックをバック・グラウンド曲
にして、食事と会話を楽しんでいた時代があったわね」

「あった、あった、遠い昔の記憶になったけど、当時としては、ぶっ飛んだこと
を、ごく自然にやっていたもんだね」

「武蔵野音楽大学と云えば、以前、貴方が生涯学習のレポート記事を入間市報に
掲載するということになって取材した、音楽家の野仲さんの出身校だったわね」

「そうそう、その取材がきっかけになって、私が一生涯学生作家として本格的に
ファンタジー小説を書くようになって、星空文庫に掲載を始めた」

「野仲先生が、富士見公園の前に建てていた二世帯住宅が、最近、完成して音楽
教室の生徒さんを募集していたわね。音楽教室には良い場所よね」

「二世帯住宅としての居住空間ではあるものの、富士見公園側から見ると音楽院
と云う雰囲気が伝わってくる佇まいだよね」

・・・・・・・・

そんな会話を交わしていると、あっという間に休憩時間は終わって、後半の開演の
ブザーが鳴り響く。

・・・・・・・・

前半部分のハープ演奏を交えた華やかな演奏に変わって、後半のチャイコフスキー
の交響曲は、演奏風景も力強く、ダイナミックで、切れ目なく演奏が続き、前半と
後半を合わせて約二時間の演奏会は、あっという間のフィナーレに・・・

二人して・隣同士の席で、鳴り止まない拍手の中、大いに「感動」した!
(入場券を予め入手してくれた家内に感謝)

・・・・・・・・・・・・

ここで、連想的に思い出したのが、かつての元小泉総理の言葉・・・
(次の様な文章をかつて記述したことがある)

2001年5月、両国国技館において、五月場所(夏場所)が開催された。
(昨日のことのように、脳裏にはあるが、早や、17年間の歳月が流れた)

相撲場所でのエピソードとして有名な出来事は、当時の小泉純一郎総理から、
怪我に耐えて出場、優勝した・横綱「貴乃花」にかけた言葉・・・

「痛みに耐えてよく頑張った! 感動した! おめでとう!」

・・・と云うメッセージであり・・・

相撲ファンの脳裏に焼き付き、流行語にもなった言葉である。

・・・・・・・・・・・・・

今、貴乃花部屋の弟子の「貴の岩」が、同郷の横綱からの暴力によって、全治までに
一か月を要する怪我を負い、貴乃花親方による懸命な加護と支援によって、幕内まで
復帰を果たし、直近で「十勝五敗」の好成績を収めるまでに回復した。

この復帰劇について、元小泉総理なら、どのような言葉をかけてくれるだろうか?

安倍総理も「三選」を果たして、最近、内閣改造が行われたばかりであるが、つい、
先日まで、文科省の大臣は林氏が担当されていた・・・

文科省の林大臣から「角界の暴力撲滅」に向けて、具体的な取り組みが指示された
初場所(千秋楽)から約十か月が経過した。

当時、文科省の林大臣の清新なイメージが、今年の初場所の千秋楽の記憶として、
鮮明に残っている。当然、国民目線として、また、一相撲ファンとして年内には
文科省としての的確な方向付けが成されるものと期待している。

その後、最近における変化としては「良い兆し」と「悪い兆し」が巻き起こって
いると云える。

具体的には、次のような変化である・・・

◇前述したことと重なるが、横綱から、暴力行為を受けて全治一か月の傷害を負った
「貴の岩」は幕内に復帰「十勝五敗」の好成績を収めるまでに回復した(良い兆し)。

◇一方で、貴の岩が所属していた相撲部屋は、最近、部屋が廃止となり貴乃花親方は
日本相撲協会を引退(退職)することになった(悪い兆しの儘にはしておけない)。

◇文科省のトップは、最近、内閣改造によって、林大臣から柴山大臣に変わった。
(今後の文科省の取り組みが、さらに・良い兆しに、向かうことを期待したい)

・・・・・・・・・・・・

ここで、具体的に、文科省の柴山大臣に期待することは・・・

◇当然のこととして、角界の暴力撲滅に向けて、林大臣が、今までに取り組んできた
ことの引継ぎは漏れなく行われたことと推測する。

◇ただし、今までの経過を見る限りにおいては、時間的な制約もあって日本相撲協会
からの見方や主張が主体になっており、当時の被害者側の元貴乃花親方や全治までに
一か月の怪我を負わされた貴の岩からの事情聴取は行われていない。
(これには被害者側からの事情もあった)。

◇今、文科省の新しい柴山大臣の下で、元貴乃花親方や貴の岩から怪我を負わされた
当時の情況を時間をかけて正確に聞き出す必要があるのではないか?

◇そこから「角界の暴力撲滅」に向けて有効な手立てが見い出せるかもしれない。

・・・・・・・・・・・・

振り子のカオス論として、前述したことであるが・・・

初期における一つ目の単振り子の動きの僅かな違いによって、二つ目の振り子の動き
は、まったく・異なった動きとなってくる。

◇最初、貴の岩は、同郷の横綱からの暴力行為による怪我を・・・

「階段から落ちて怪我をしたと貴乃花親方に説明」それを貴乃花親方が信じていたら、
一つ目の単振り子が大きく動くだけで、貴乃花親方の二つ目の振り子が動くことには
繋がらなかった。

これは、一説によれば、横綱からの暴力行為による怪我のことを貴乃花親方には云う
なよと「釘を刺されていた」ために、云えなかったという説もある。

極めて悪質な話であるが「虚偽の説明が、バレないようにするため相撲場所への出場
を続けていたとしたら、その後、貴の岩に後遺症などが発症して、貴の岩の相撲人生
は終わっていたかもしれないと云う見方もある。

したがって、貴の岩の怪我の不自然さに気付き、怪我の治療に専念させた貴乃花親方
の対応には親代わりともいえる部屋の親方として尊敬するものがある。

しかし、虚偽の説明が判明するに到った段階でも、加害者の横綱からの悦明は・・・

貴の岩が「先輩横綱 白鵬の説教中に、スマホをいじったため」その態度の悪さ故に
傍にいた横綱として殴りつけ、さらにリモコンでも殴ったが、その非は、態度の悪い
貴の岩にあるとして(一つ目の単振り子の動きを)説明している。

貴の岩の怪我に異常さを感じ取った貴乃花親方は警察署に届け出・・・

この二つ目の振り子の動きに対して、日本相撲協会は「自分の弟子の態度の悪さを棚
に上げて警察署への届け出などケシカラン」そして「貴乃花親方自身の日本相撲協会
への不遜な態度も許しがたい」として、その影響が、一つ目の単振り子にも跳ね返り、
貴の岩は「幕内力士から幕下に陥落する事態」に陥っている。

合わせて「貴乃花親方の日本相撲協会に対する礼を欠く態度も許せない」として・・・

今年の正月四日に理事を解任された(二つ目の振り子の脱落に向けた動き)。

◇しかし、真実は「まったく違うところ」にあった・・・

貴の岩が、怪我を負わされた酒処では、事前にホステスなどは人払いされて・・・

横綱三人と貴の岩のみが同席する場が設けられて「白鵬が説教役の形をとる」ことで
「同郷の仲間であれば八百長相撲に協力するよう」強い働きかけがありリンチに近い
場面設定があったものと推測される。
(これについては、三横綱と貴の岩からの事実確認が必要であると考える)。

一方で、ガチンコ勝負を旨とする貴の岩は、八百長相撲への誘いを頑なに受け入れな
かったものと推測される。
(これについても、両者からの事実確認が必要と考える)

この貴の岩の頑なな態度に対して、傍にいた横綱は「スマホを手にした貴の岩」の姿
を見咎め、暴力を振るうための言いがかりとして、理由付け、暴行に及んだ可能性が
かなりの確度で推定される?

両者の言い分は「その現場の音声が録音されていないため」に、双方の主張は違った
ものとして報告される可能性が予想されるが・・・

仮に、八百長話が持ち出されたことが真実なら、一つ目の単振り子として貴の岩には
非がなく「幕内から幕下に落とされる理由も希薄になってくる」と云える。

しかし、この辺りの事情を明らかに出来る可能性のある元貴乃花親方からの告発状を
「事実無根であった」と意思表示するように日本相撲協会から求められたと云う。

そして、これを拒否した元貴乃花親方は、日本相撲協会を引退(退職)せざるを得な
かったと、報じられている。

そうであれば・・・

元貴乃花親方が一度は取り下げた告発状を再提示するか? 否かは別にして、

当時、現場で起きた事実を文科省には、元貴乃花親方側からは説明出来ていないので、
林大臣からの引継ぎ事項の一環として「角界における暴力撲滅のため」にも、あらた
めて、柴山大臣への説明の機会を設ける必要があるのではないだろうか?

・・・・・・・

そして、さらに、話題を最近「パワハラなどによる騒動の渦中にあるスポーツ界」に
視野を広げれば・・・

◇文科省においては、予想を遥かに超えたスポーツ界の問題噴出により、問題の真相
を究明するための「第三者委員会の設置」が、その都度となり、俊敏な対応が難しい
状況にあると云える。

◇このような状況にあっては、既に「安倍総理からの指示」などが出ているとは考え
るが、会計検査院に匹敵するような、捜査権限をもった「検査院」機能を常設する様
な施策が必要ではないだろうか?

ちなみに、直近の難題とも云える「角界の暴力撲滅」については・・・

◇貴の岩関に対する同郷の横綱からの暴力問題について、あらためて、元貴乃花親方
から事情を聴くことで、その説明過程などに信憑性が感じ取れる様であれば、今後の
角界の暴力撲滅に向けて「中長期の対策」を講じて行くための端緒として・・・

今は、民間人となった元貴乃花親方を文科省における「検査院」機能におけるところ
の「特別捜査官」として任用、文科省の柴山大臣の下に、配置された捜査官と共に、
中長期的な視野で「角界の暴力撲滅」に向けた活動を始動させたらどうだろうか?

(その際、相撲勝負における貴の眼フォーカスは中長期的に必需項目になってくる)

・・・・・・・・・

もちろん、元貴乃花親方が現役時代のように・・・

「子供たちに本気で相撲道を伝えて行きたい」と云う思いは、そのまま並行させて
継続させて行けば良いのではないだろうか?

現に、元貴乃花親方が「子供たちに相撲道を伝えて行きたい」と云うメッセージが、
発せられた途端に、こちらの入間市の地元にも、その熱意が確実に伝わってきてい
る証として・・・

入間市の運動公園に設けられた本格的な相撲道場の土俵では、子供たちの相撲稽古
にも、従来にも増して熱気が感じられるのは、私だけの気のせいだろうか?


八百長を見抜いた都知事と評議員議長との違い


豊洲市場の開場と共に、近代的な設備に囲まれて、活気溢れる姿をテレビ情報番組に
露出する市場関係者や、一般客が、興味津々な眼差しで市場内をかっ歩する姿を観て
都知事や都職員も、とりあえず、安堵したことと推測する。

しかし、この安堵感を目の当たりにして、テレビ対談などで感じたことは・・・

「豊洲市場の開場が、二年も遅れたのは都知事の責任」として気炎を揚げている若手
のかつて与党議員の発言」には、自ら、地雷源を踏んでいると思われる節がある。

対談を聞いていて感じ取ったことは・・・

「豊洲市場の建物下に、地下ピットが存在していたことを事前に知っていたのか?」
と云う違和感(不信感)である。

しかも・・・

先代までに連なる都知事の三人から、豊洲市場と云う「金喰い虫」的な大規模設備群
を引き継ぐことになった小池都知事の遣り繰り算段は「これから本格化する」という
のが実情であり、

◇豊洲市場開始の安堵感から、稼働が二年遅れたことを、ことさらに鬼の首を取った
かの如く批判しているのだとしたら、的外れな話である。

「豊洲市場を生かす」という決心の背景には、苦渋の選択として、中長期に渡って、
金喰い虫的な設備群であるがゆえに、生かして行くための好物である「金(かね)」
を与え続けなければならない。

「築地を守る」という心づもりの背景には、中長期に渡って、豊洲市場に好物の金を
与え続けるための「金脈?」造りをして、これを守り続けなければならない。

そして、その前に、どのような方法で「築地を金脈的な存在」に育て上げるか?

それは容易なことではない・・・

◇築地市場跡地を掘り下げたら「金鉱」を発見出来るか?
 (そのようなことは期待できない)

◇築地跡地を掘削したら「石油」が吹き出すか?
 (そのようなこともあり得ない)

◇築地にカジノを創ったら「荒稼ぎ」出来るか?
 (豊洲市場を生かすまでの資金源には無理がある)

いずれも、当て外れな発想では「金脈的な存在」としては期待出来ない。

それでは、どうするか?

◇先ずは「超高層」化は必須で、金を落としてくれる人々を、多角的かつ大規模的に
 集めるための秘策が必要である(民間とのコラボは必須になってくる)。

◇世界中の金が集まるように、金融市場を創って、金を集める秘策が必要である。
(国政と都政の連携も必須になってくる)。

◇世界中の知力を集めて、知を金(かね)に転換させて行く秘策が必要である。
(ITの巨大企業の協力も必要になってくる)。

そのためには「築地に金が集まるよう」にするために、都内周辺の交通網を整備して
交通の便を各段に向上させる必要がある。

そこまで徹底的にビジョンを練り上げないと、豊洲市場の金食い虫的な存在を養って
行けないのだ。

都議の若手議員は「このような金銭的に切迫した事情」を理解した上で豊洲への移転
が二年遅れたことへの批判を繰り返しているのだろうか?

「否」彼らは、かつて与党であった時代に、豊洲市場の完成までに多額の金をかけて
しまって、超高価物件の市場設備が出来上がってしまったことは承知している。

したがって、小池都知事が・・・

「中長期的に経営の見通しを立てた時に、企業体であれば、いずれ倒産が目に見えて
いる存在として、収益の見通しを発表した時には、先行きに暗雲が漂った」ことに間
違いないと推測する。

そして「豊洲を活かす」と云うことで、豊洲市場単独では中長期的に経営が成り立た
ないことから、「築地を守る」ということで、築地からの資金援助を思案した。

この時点で、彼らは、自分たちが主導して、建設した豊洲市場が生かされる見通しを
得て「一刻も早く、築地から豊洲へと云う思いが脳裏を走り」当初の移転日程通りの
引っ越しをイメージした。

ところが実情は、その後の地下ピットの出現などで、その対応に二年間を要すること
になって、ジリジリとした思いで豊洲市場が市場の業者の手に渡ることを待った。

故に、豊洲市場が開場となった、今、その安堵感も手伝って、前述のような・・・

「豊洲市場の開場が、二年も遅れたのは都知事の責任」として気炎を揚げる言動に結び
ついたものと推測する。

一方で、残された課題として・・・

築地の土地を売却して、その金(かね)を、大飯ぐらいの豊洲市場に与えたとしても、
その後も「腹へった!」と云う豊洲市場の泣き声にどのようにして答えて行くのか?
金(かね)の工面が出来なければ、豊洲市場を生かして行けないことになる。

さらに重ねて云えば・・・

かつて与党であった若手議員は、声を大にして「豊洲市場の開場が二年遅れたこと」
を安易に批判しているが批判の論旨を聞けば・聞くほどに、豊洲地区に「金喰い虫」
的な大規模設備を造ったというかつての与党としての自覚と責任感が感じ取れない。

そして、都知事が「豊洲市場への移転日程」についても、その八百長的な日程設定の
不可解性に気付いて対処したから救われたものの「そのこと」にすら都議の若手議員
には、かつての与党としての反省の自覚がないという印象を受ける。

都知事が、その不可解性に気付くまでの論点についても、書き出してみよう・・・

豊洲市場への移転について、土壌汚染に関する水質検査の最終検査を待たずに移転の
実施日を決めてしまうと云う「八百長的な暴挙」に気付き移転日程の延期を決定した
東京都知事の洞察力には、トヨタ生産方式の確かさに近いものを感じる。

世界的に有名なトヨタ生産方式では、生産ラインに異常を感じ取ったときには、生産
ラインを止めて、問題点を摘出・異常の原因を突き止めて、対策を取り・異常な状況
が取り除かれたことを確認した上で、生産ラインを再稼働させる。

豊洲市場のケースでは「土壌の最終検査を待たずに移転日程を決めてしまう」と云う
思考方法に大いに問題がある。

この場合に考えられることは・・・

◇最終検査を待たずに日程を決定できるということは、最終検査の結果を知っている
からこその判断であり、例えば、競馬における最終レースの一着・二着を、予め知り
得ているということであり「八百長的なカラクリ」の存在が疑われる。

◇豊洲市場の場合は、移転日程の延期を決定するまでの水質検査が、目標とする環境
基準をクリアー出来ていることから、なおさらのこと疑われることになる。

何故、いまさらのこと、こんな話題を蒸し返すかと云えば・・・

先日、築地市場から豊洲への移転が終わって、大きな問題もなく無事に開場を迎える
ことが出来て、テレビの報道場面でも、関係者の対談などが活発に行われ、その中で
目だった発言として・・・

都議の自民党若手議員から、当初の移転日程よりも二年遅れたことについての疑義が
強調されていた。その論調を聞いていて、気付いたことは・・・

◇豊洲市場の建屋の下に、ピットが存在することを、事前に知っていたのか?

◇豊洲市場では建屋内で作業するときには、地下水の使用は考えていないので、安全
安心に関しては問題がなく、土壌汚染に関する地下水の検査など、最初から視野の外
のことであり、移転日程には、さほど影響のないことと考えていたのか?

と受け止めざるを得ない印象を受けた。したがって、この論法から云えば、都知事が
移転を延期したことは「愚の骨頂」といった思考回路に帰結することになる。

しかし、この都議自民党の若手議員の論法には、明らかな間違いがあり、この論法に
同調する議員が他にも居るとしたら、正しい考え方を紹介しておく必要がある。

【盛り土という優れた発想法に学ぶ】

技術専門家から豊洲市場の土地の在り方として、かつて、土壌汚染があった土地への
改良策として「盛り土」という考え方が示されて実際に施工した。このことの有効性
は都知事が豊洲市場への移転を延期した後の大雨によって「優れた発想」であること
が実地検証的に証明された。

すなわち、盛り土の効果として、大雨などが降ることにより、地下水のレベルが上が
ることがあっても、やがて盛り土の存在によって、盛り土の中で徐々に水位が下がれ
ば汚染物質が地表に水たまりとして溜まることはない。

しかし、これが地下ピットとして、普通に、コンクリートで仕上げた場合に、地下水
の上昇によって、コンクリート内の迷路のような隙間から湧き出て、コンクリートの
表面に溜まることになる(結果論的ではあるが、実際に、水たまりとなって出現)。

結果、これが汚染水と気付かずに、長靴などを履いて市場建屋内と地下室を往復した
場合など、汚染物質を市場内に持ち込む可能性はあったと云える。

この点において、盛り土という優れた発想法に異論を唱えるものはいないと考える。


【地下ピットには特殊なコンクリートの施行が必要】

前述のような状況から、既に出来上がっている豊洲市場は、そのままの状態では大雨
が降れば、地下に汚染水が溜まることは目に見えているので、何らかの対策が必要で
ある。そこで技術専門家が打ち出した対策法は、特殊なセメントによるコンクリート
施行であり、仮に、豊洲開場後であったら、施工は困難を極めたことと推測する。

しかも、その間の豊洲市場機能の停滞や混乱、風評被害の流布など、市場の混乱には、
結果論として「計り知れない」ものが想像される。

これについても、かつて与党であった若手議員にしてみれば、豊洲市場を市場関係者
に手渡してしまえば、後は知らぬと、ほっかむりを決め込む考えだったのか?


【二年間の移転の遅れの中でのパラダイム・シフトの成就】

地下ピットの予想外の存在と、大雨などにより汚染水が横溢してしまうコンクリート
の不完全な施工について、技術専門家の知見により、三つの対策を打ち出すには当然
計画期間が必要であった(三つの対策とは次の通りである)

◇一つ目は、大雨が降ったときなど、汚染水が横溢しない様に特殊なセメントでコン
クリート施工する。

◇二つ目は、特殊なコンクリート施工を施しても、万が一、大地震などの影響により
床面に亀裂が入り、汚染水が横溢するようなことがあれば補修手立てが完了するまで
は、建屋内に汚染された空気が入り込まないように、大型換気扇で汚染された空気を
建屋の外部に輩出する。

◇三つ目は、大雨が降っても汚染物質が横溢しない様に地下水レベルを下方に下げら
れるよう、排水ポンプの能力を増強させる。

そして引っ越しを延期した二年間を有効活用、これらの「三つの施策」を確実に実施
することで大掛かりな「パラダイム・シフト」について周知の理解を得た・・・

すなわち、

◇豊洲市場を最初に計画した都知事は、購入した豊洲市場の土地が、安全・安心であ
るようにするため、新しく設定された環境基準をクリアーするために技術専門集団の
知見を得て「盛り土」を施工策として実行、勿論、市場建屋内では地下水は使用しな
いことから豊洲市場ビル内も万全の策で安全を確保出来るように配慮した。

◇しかし、今年度に入って、豊洲市場ビル内の食品などに対する安全は技術専門集団
によって「地下水を使用しないこと」から、しっかりと安全性の確認がされたものの、
土壌汚染の環境基準については、現状の短期的な展望においては、土壌について安心
に到るまでの確認は出来ないままの状態が続いていた。

◇しかし、地下ピットに向けた「三つの対策」を講じることにより、その中でも特に
ポンプ能力の向上などにより、中長期的な見通しとして、汚染水の環境基準に向けた
観測の継続と共に・・・

「将来的な環境基準クリアーに向けた中長期の取り組みが示された」

この短期から、中長期的な視野での環境基準クリアーへのパラダイム・シフトの発想
の転換は「安心」と云う言葉の呪縛からの解放を成し遂げ、現実路線に舵を切ること
が出来たという意味合いにおいて、難局を乗り越えるきっかけとなった。

豊洲市場を造り上げる段階において、当時の都知事と共に、豊洲市場建設の推進役を
担ってきた都議自民党には、このパラダイム・シフトによって、民意を得ると云発想
が湧き出ることなく「安心」と云う呪縛の中から抜け出せずにいた。

その都議自民党の若手議員をして「豊洲市場への移転が無用に二年間も遅れた」とは
云わせない理由は、前述の通りである。

同時に、あれだけ高額の施設を造ってしまった呪縛からは容易には抜け出せていない
状況にあり、その面でこそ、さらなる知恵出しが必要である。

【そして、予算付け・施工には当然期間が必要】

かくて、今年の正月の予算付けに始まり、地下ピットの施工工事を請け負いたくない
業者への説得から始まって、都職員による懸命な努力をもって、豊洲への引っ越しの
遅れを二年間に納めたことは「あっぱれ」といっても言い過ぎではないと考える。

かくて「八百長的な引っ越し日程決定の不備を見抜いた都知事の洞察力」には、拍手
こそあれ都議自民党若手議員からの「無能呼ばわり」は、およそ当たらないと考える
が如何か?


小池都知事には五輪後も再選を果たしてほしい

2020年 東京五輪に向けてオリンピック道路が地下を通らないなどの問題も取り
上げ挙げられており、これも築地市場から豊洲市場への引っ越しが遅れたからである
として、都知事が攻められる場面もあったが・・・

これも「五輪の神様」の采配というか、結果的に良かったと考えているが乱暴な意見
であろうか?

・・・・・・・・・・・・

最近になって「五輪の崖」と云う言葉が聞かれるようになってきた。

・・・・・・・・・・・・

これは、今は「2020年の五輪に向けて建設工事などが盛ん」だが、五輪の終了と
共に「建設業界などを主体にして仕事量が大幅に落ち込んで来て、景気が悪化するの
ではないか?」と云う危惧である。

果たして、そうだろうか?

「2020年の五輪完了の後こそが景気の上昇期に入るのではないか?」

何故なら・・・

◇五輪に押されて控えていた工事などがいっせいに立ち上がる。

◇五輪に間に合わせるために地上を走らせていた道路も、いよいよ、本格的な地下道
 の建設がはじまり、新しい交通機関の創設も始まる。

◇要は、2020年の五輪完了を機会に「東京大改造」が始まると言うことである。
 耐震道路・耐震高速・耐震トンネル・耐震橋、列挙すれば、いくらでもある。

横浜の「みなとみらい」は、その素晴らしい景観・便利さにおいて、東京地区の先を
走っている。

今、東京の中心に銀座が位置付けされていない。

「築地を生かす」ためには、築地だけで計画を練っても計画に発展性はない。

銀座から湾岸地域まで、東京全域の大都市大改造の中で、これからの築地の在り方も
決まって来る。

小池都知事の再選・選挙の際には「大震災にも耐える東京大改造(仮称)」などなど
壮大なプランで再選挙戦に打って出ていただきたいものであると考えている。

・・・・・・・

それに比べて、日本相撲協会の評議員議長による、本年正月四日の貴乃花親方への
「理事解任」は大誤審であったことが、先日の「暴力問題再発防止検討委員会」で
立証されることになったが、詳細は、次回「論評」することにする。

ひと言で表現すれば「貴乃花親方の理事解任審議こそが組織ぐるみの八百長行為」
であったと云うことである。


元貴乃花親方の「理事解任」は大誤審であった

放送大学の東京文京学習センターは、筑波大学との合同学舎になっており、地下鉄の
茗荷谷駅から徒歩で5分程度、近代装備されたビルは快適空間になっており生涯学習
としての学びを続けるには理想的な場所である。

今回、抽選で当たった講座は「徒然草から、枕草子を俯瞰する的な内容」を想定して
おり人気講師「島内裕子教授」の授業なので、大いに期待するものがあった。

最近「我が家では、私と郷里の父親(95歳で他界)の親子で力士としての現役時代
から応援してきた貴乃花親方が角界から引退(退職)するということで、角界のこと
について、従来にも増して興味が湧いてきたこともあり、千年前の枕草子にも相撲に
関する記事が書かれているのだろうか?」と妙に気になった。

島内裕子教授のテキスト「枕草子(下巻)」清少納言 著・島内裕子 校訂 訳 を
読み解く授業が始まり驚いた。いきなり相撲の話が出て来た。それは、枕草子(下巻)
の冒頭である第百二十九段・・・

【第百二十九段】 放送大学 島内裕子教授の訳より抜粋

無徳なるもの、つまり、安心感や安定感があって素晴らしいと思っていたのに、そう
ではない意外な一面を見て、驚くやら、がっかりするやら、これでは、何んともはや、 
致し方ないなあ思うもの。潮が引いてしまって干潟に打ち上げられている、大きな船。

これでは立派な船も、身動きが取れず、無力な姿を晒しているだけである。女の人が
髲を取り下ろして、髪を梳っている姿を見て、その人の地毛の髪が短かったのはちょ
っとした驚き。長くて立派な黒髪だと思っていたのに・・・。

大木が、強風で根こそぎ吹き倒されて、足を空に向けたような感じで地面に横たわり
臥している姿といったら、堂々たる大木で、それこそ「寄らば大樹の陰」であっても、
こうなると、全く無力な姿を晒している。

七月の相撲の節会で、天皇様の前に進み出て、取り組みを披露する立派な体格の相撲
取りも、相撲に負けて、すごすごと引き上げて行く後姿は、いかにも致し方ないとい
う無力感と哀感が漂う・・・(以下、略)

清少納言の記述から「千年も前の相撲勝負のなんともいえない哀感」が伝わってくる。
千年も前の天皇の御前での相撲勝負は、当然、一所懸命(一生懸命)の勝負だからこ
その哀感と云える。

天皇の御前における天覧相撲については、昭和天皇が相撲好きで、相撲の技などにも
お詳しかったことから、数々のエピソードが残されており、かつて相撲勝負の決まり
手において、天覧相撲の場で、昭和天皇の的確なご指摘により「決まり手の訂正」が
行なわれたことなど有名なお話がたくさんあり、現代でもその時の御様子が生き生き
と伝わってきている。

最近は、天皇・皇后両陛下による天覧相撲のご観覧とあってまことに華やかな雰囲気
での御出席が続いていたが、今年(2018年)の正月場所における、天覧相撲のご
観覧は行われなかった。

これについて、昨年の角界における日馬富士による暴力事件との関連については触れ
られていないが、なんらかのご配慮が働いた可能性は否定出来ない。

たまたま、角界における暴力事件についての「再発防止検討委員会」による最終報告
を報じた読売新聞の10月20日付け朝刊には、御所の応接室でこれまでに訪問した
市町村にピンが置かれた地図の前で、ご歓談される天皇・皇后両陛下のお写真が掲載
されていたが・・・

今年、皇后として最後のお誕生日を迎えられたことを思うと、正月場所の天覧相撲を
天皇陛下と、ご一緒に、ご観覧出来なかったことは、相撲ファンとして、また国民の
一人として過ぎたこととは云え非常に残念な思いが残る次第である。

・・・・・・・・・・

「暴力問題再発防止検討委員会」が最終報告書として提出した内容は、記者会見した
柏木敬一委員長(元検事総長)の言葉通り・・・

「暴力撲滅のための意識改革を促す」内容になっており、忌憚なく、公正性を保って
極めて適切な内容となっていると云える。

特筆に値する内容としては・・・

過去にない大規模な実態調査の中から、日馬富士事件の背景とされた、部屋の垣根を
越えた外国出身力士同士の上下関係などが具体的に示された。

日本との言葉や文化の違いを抱える外国出身力士たちの間には、当然ながら同族意識
が根強い。日馬富士による暴力事件の現場となった酒席でも、モンゴル力士が数多く
集まっていた。

ここでは所属部屋での兄弟弟子の関係とは別に、モンゴル出身力士のグループが存在
し、指導・非指導の関係があったとの見方があり、そこに日馬富士が貴ノ岩に暴力を
働いた伏線があったと見られている。

そして、協会の危機管理委員会の聴取に白鵬が「今回の事件はあえて『愛のムチ』と
呼びたい」という新事実も公表された。

委員長は「同じ出身国の力士が集まるのが駄目ではないが、度が過ぎると、部屋別総
当たり制の原則に反する」と、相撲界の根幹をなす部屋制度の形骸化につながる危険
性を指摘している。

さらに、直接、外国出身力士が関与した事案ではないが、時津風部屋の稽古場で序の
口力士が兄兄弟から暴行を受けて設置された当時の再発防止検討委員会でも外国出身
力士の教育は指摘されていた・・・

にもかかわらず、教訓が生かされなかったことを協会は厳しく受け止め、研修や日常
生活での指導を含め、相当の覚悟を持って再発防止に取り組んで行く必要があるとし
ている。

また、暴力事件現場となった酒処で白鵬が行なったとされる「生活指導」についても、
本来的に「部屋の親方が行なうもの」として断言している。

・・・・・・・・・・・・・

これらの「的確な状況把握」や「提言」については元貴乃花親方が酒処での暴力事件
を警察署に届け出ることで事態が明るみに出て、今回の柏木委員長と委員会メンバー
による大掛かりな外部調査によって・・・

的確な方向性が示されたのであって、今回も、今後については日本相撲協会によって
「7項目の暴力訣別宣言」が出されているが、時津風部屋の暴力事件の際の対策同様
に建前が先行して「本音(本気)での暴力訣別宣言」には至らない懸念がある。

直近においても、貴ノ岩が日馬富士に向けて訴えた「損害賠償」についてもモンゴル
の民意を背負ったと云う圧力に屈して取り下げざるを得ない事態に到っており・・・

モンゴルの力士による郷里を同じくする結束に果断に立ち向かうだけの胆力と指導力
を日本相撲協会が有しているのだろうかという疑問は残る。

ここで、モンゴル勢が取り組んでいると云う「同郷の志に根ざす八百長という行為」
について考察を深めてみることにしよう。

八百長という言葉は、相撲勝負から始まったと、広辞苑には説明がある。

【八百長】の意味  広辞苑より抜粋

明治初年、通称八百長という八百屋が、相撲の年寄某との碁の手合わせで、常に、一勝
一負になるようにあしらっていたことに起源があるという。

①相撲や各種競技などで、一方が前もって負けることを約束しておいて、うわべだけの
 勝負を争うこと(なれあい的な勝負について、八百長試合などと表現する)

②転じて、内々示し合わせておいて、なれあいで、ことを運ぶこと。
「質疑応答で八百長をする」などという表現にも使う。

【八百長】の意味 国語辞典より抜粋

真剣に勝負を争うように見せかけ、実は前もって約束しておいた通りに結末をつける
こと(転じて、なれあいで事を運ぶことをいう)。

①相撲社会から起こった語
②八百屋長兵衛という人の名によるという。

八百長について辞書による説明は前述の通りであるが・・・

いずれにせよ、何らかの目的をもって、お互いに、予め、約束した通りの結果となる
ように、なれあいで事を運ぶと云うことのようである。

こうして考えると・・・

「現役の力士の時代はガチンコ勝負を旨として、親方になってからもけっして八百長
相撲を容認しなかった貴乃花親方が角界から引退(退職)したことは、日本相撲協会
やモンゴルを郷里とする力士たちにとっては、万歳三唱に値することなのか?」

「一方で、万歳三唱は、転じて、お手上げの状態、つまり物事に失敗することや、
どうにもならない、八方ふさがりで、もう万歳だという状態を指すこともある」

このような膠着した状態に置かれた、今、角界における「パラダイム・シフト」の
実現を思考した時に・・・

◇現状で、最も強い立場にいるのは、元貴乃花親方の立場であると云える。

具体的には、今年の正月四日に貴乃花親方は「理事を解任」されたが、これは大誤審
であったと断定出来るだけの根拠が「暴力問題再発防止検討委員会」から最終報告書
として提示された。

◇その根拠は、元横綱日馬富士による傷害事件などの不祥事を受けて日本相撲協会が
設置した第三者機関「暴力問題再発防止検討委員会」(委員長:柏木敬一元検事総長)
が、八角理事長に最終報告書として指し示した文面の内容を精査することで細部に渡り
意見具申することが出来る。

◇最終報告書に対して、日本相撲協会は具体的な対応策を示しているが、先ずは自らの
襟を正して行うことは貴乃花親方の「理事解任」が大誤審であったことを認めて、その
対応策を見出すことであると考える。

◇何故、日本相撲協会の総勢の面々が、あれほどに、貴乃花親方を嫌ったかと云えば、
協会内の総意として「貴乃花親方に勝手な行動を許せば」公益財団の指定を解除され
るという危機感を協会内に終始一貫して吹き込んだことが今になってわかった。

◇しかし、現時点で、柏木委員長から最終報告書が提出された、今、公益財団の指定
を解除する動きについて、文科省などにその動向は見てとれない。
(今後、改革の実行性のフォローアップの段階で出て来る課題であると考える)


【所 見】

◇現時点において八角理事長の理事長職としての地位が確定した、今、先の評議員会
における貴乃花親方の理事解任は、日馬富士による暴力事件発生から僅かに三か月と
云う短期間であったため「判断材料も少なく」適切な判断とは云えなかった。

◇そして、今、「暴力問題再発防止検討委員会」から最終報告書が示されて、内容を
吟味する限りにおいて、貴乃花親方の理事解任は、時期尚早であったとして評議委員
会を改めて開催、審議のやり直しをする必要があると考える。

◇そして、所定の手続きを経て、元貴乃花親方を外部理事として迎え、外部メンバー
との合同チームを編成して、同郷の外国人力士同士による八百長相撲の壊滅を図る。

◇従来、日本国とモンゴル国との友好親善を優先させる考え方が日本国民には根強く、
友好的に接してきたが、モンゴルにおける民意には、想定外の外圧が存在しており、
日本側も専門チームを編成して取り組まないと、日本側の善意など一蹴されてしまう
懸念がある(貴ノ岩の損害請求取り下げが、その先例と云える)

◇一方で、日本相撲協会側に、前述のような好意がみられない場合は、元貴乃花親方
の側から元貴乃花親方の「理事解任」が大誤審であったことを司法の場で争うことに
なっても「理事解任を撤回させる行為」は必須であると考える。

◇これから、先「何をするにせよ」この理事解任の撤回こそが出発点になってくると
考えるが、元貴乃花親方ならびに弁護団はどのように、お考えか?。


貴乃花親方の当たり前の「正義」と八角理事長の不正義


最近になって、どのような感覚からの起生なのか?

小説「1Q84」村上春樹著を読み返してみたい衝動に駆られ、完結編の三巻目から
読み始めた。半ば・まで・頁を捲って気が付いた・・・

現在の日本相撲協会の有り様は、小説「1Q84」で描かれている異次元の世界の様
な、暴力が容認されている構造になっているのではないか?

即ち、当時の貴乃花親方の理事としての「当たり前の正義」が不正義として扱われて
八角理事長の不正義は、協会が共有する「当たり前の正義」として捉えられている。

角界における特殊な事情があるにせよ、法治国家「日本」において、当たり前の正義
が踏みにじられる様な事態を時間の経過に任せて看過する訳に行かないと考えるのは、
私だけなのだろうか?

それは「好きとか」「嫌いとか」と云う次元の問題ではない。

最近「暴力問題再発防止検討委員会」が10月19日に公表した最終報告書の内容が
新聞紙上でも紹介されたが、記者会見における但木敬一委員長(元検事総長)からも
提言としての注文が加えられており、この内容を無駄にしてはならないと考える。

但木敬一委員長が率いる委員会における注目すべき眼目は、次の点にある・・・

調査の総括における発想の起点を「かつての時津風部屋の暴力事件」に置いている。
あれは、2007年6月に起きた事件で「新弟子リンチ死事件」とも呼ばれており、
まだ序の口の17歳の前途有望な少年力士が亡くなった事件である。

私は、当時の情況を知るために、インターネット上の「ウイキペディア」に記載され
た記事で、当時の情況を手繰ってみた。

印象として元貴乃花親方の最近の「貴ノ岩の傷害事件」に対する対応の在り方として、
2007年当時の時津風部屋における暴力事件の経緯が良く脳内で整理されたことを
踏まえた上で、2017年に「当たり前の正義」を貫いたのではないか?

そのような思いで頭の整理をしながら、いつも通り、23時に寝床についた。
背中に翼を背負った女神は、お約束のようにキラキラ星を引き連れて、23時丁度に、
久しぶりに来訪された(本日は、アトキンス博士も同行されていた)。

小生「アトキンス博士が同行されているということは難しい話ですね」

女神「そうなのよ!」

博士「女神が気付いたことに、私も気付いて、早速、お邪魔しました」

女神「貴方が、小説『1Q84』を読み返していることも偶然ではないわね」

小生「そこには、必然性があるということですか?」

博士「元貴乃花親方の『当たり前の正義』と八角理事長の『不正義』には住んでいる
世界に次元の違いが捻じれ現象として起きており、これを正すには時間がかかる」

女神「この捻じれ現象を気付かせてくれたのが、但木敬一委員長ということね!」

博士「暴力問題再発防止検討委員会では、約900名からの個別面談による聞き込み
を元に総括、その際の思索の起点を2007年の時津風部屋における暴力事件におい
ており、過去十年間の経緯を大切にしている」

小生「ということは、暴力問題再発防止検討委員会の最終報告を読み解くときにおい
ては、私たちも、2007年の時津風部屋における事件を改めて細部にわたり知って
おく必要があると云うことですね」

女神「インターネット上の『ウイキペディア』の記事には時津風部屋力士暴行死事件
として、2007年に大相撲時津部屋に新弟子として在籍していた序の口力士の少年
が、愛知県犬山市の宿舎で暴行を受け、死亡した事件と書かれているわね」

博士「新弟子リンチ死事件とも呼ばれているだけに、2007年6月26日、同年春
に新弟子として入門したばかりの当時17歳の少年が、稽古時間中に心肺停止となり
搬送先の犬山中央病院で約一時間後に死亡が確認されるという痛ましい事件でした」

小生「ここで、救急車で少年を搬送した犬山市消防本部は、巡業先を管轄する愛知県
の犬山署で『労働災害』の可能性があり『不審死』の疑いを連絡していたが、病院の
医師は死因を『急性心不全』と診断、犬山署では『虚血性心疾患』に変更して、世間
に発表した」

博士「これに対して、新弟子の両親は、遺体に残された外傷などから、当時の師匠で
ある十五代時津親方からの説明などに不信感を抱き、地元の新潟に、遺体を搬送して
新潟大学医学部で、公費承諾解剖を実施したことから、暴行の事実が発覚した」

小生「更に、ウイキペディアの記事には、検察側の主張として、新弟子が稽古や人間
関係の厳しさから、部屋を脱走した新弟子に憤慨した十五代時津風が憤慨して、6月
25日にビール瓶で額を殴り、さらに数人の力士に『かわいがってやれ』と暴行を指
示したとされる。翌26日も通常は五分程度のぶつかり稽古を三十分ほど行い新弟子
が倒れた後も蹴りを入れたり、金属バットで殴打するなど集団暴行した」

女神「警察の任意取り調べに対して十五代時津風や数人の兄兄弟が容疑を認めた」

小生「こうした事態を受け日本相撲協会は、2007年10月5日に、十五代時津風
を解雇した。部屋持ち親方が解雇されたのは史上初のことであった」

博士「愛知県警は、死因特定のための遺体組織検査の結果、長時間にわたる殴打及び
圧迫を受けて壊死した菌細胞から、血液に漏出したミオグロビンやカリウムが通常よ
りも高い値で検出され、これにより、挫滅症候群の症状を示したことが死亡の原因に
なったと判断された」

女神「同時に火の点いたタバコを押し付けたと思われる火傷の跡なども見つかり暴行
と死亡との因果関係も立証されたため、兄弟子三人が傷害および傷害致死容疑で逮捕
された」

小生「また、遺族に対して無断で遺体を火葬しようとしたことも発覚、暴行に対する
事実を隠蔽しようとした疑いがもたれた」

女神「部屋の兄弟子たちの逮捕に際して、日本相撲協会は、一定の反応はしたものの、
協会として反省・総括を一切示すことなく、後に、平常通りの活動を行っている」

小生「なお、力士への稽古指導が刑事事件へ発展したのは、協会が発足して以来初め
てのことであった」

博士「また、マスメディアが、日本相撲協会による事情聴取について、取材しようと
時津風部屋に駆け付けた際に時津風部屋の所属力士が憤慨して、カメラマンに暴行す
る事態も発生している」

女神「その後、時津風部屋の力士暴行死事件をきっかけに、死因究明上のポイントと
なってくる検視官が増員されたと云われている」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小生「そして時津風部屋における暴行死事件から十年が経過した、2017年10月
26日に、鳥取市の秋巡業が開催された後に開かれた会食の席において、貴の岩関に
対して暴力傷害事件が発生した」

女神「驚くべき事実として、暴力事件が発生した事件現場の酒処には、貴の岩および
同郷のモンゴル出身の三横綱が同席、白鵬・日馬富士・鶴竜の面前において、貴の岩
が白鵬から説教を受けている場面で暴力事件が発生した」

博士「白鵬の説教中に、貴の岩がスマホをいじったと云う理由で、鉄拳が飛び、それ
でも怒りは収まらず『大横綱に対してその態度は失礼だろう』とリモコンで殴りつけ
ると云う行為に及んだ、と、云うことになっている」

女神「しかし、これも相撲の神様からの話によれば、貴ノ岩が正月場所で白鴎からの
使者の伝言を無視して、八百長には手を貸さずに金星を挙げたことへの報復措置とし
て、同郷の力士同士の共調相撲には協力するものだと云う、見せしめであったという
説も囁かれている」

博士「なにしろ、白鵬からの説教に続けて、日馬富士の暴力行為に到るまでの一連の
暴挙の場は、同席していたホステスなども外部に出されており酒処における場の設定
からして、最初から暴力行為が仕組まれていた可能性は高い」

小生「日馬富士が貴ノ岩に暴力を振るい始めた時には誰も止める気配はなく、貴ノ岩
は殴られっぱなし状態で、日馬富士がアイスピックを手にした時になって、ようやく
白鵬が止めに入ったと云う」

女神「この時の貴ノ岩の恐怖感は言葉には言い表せないでしょうね」

博士「これは、モンゴルの横綱三人によるリンチ事件と云っても言い過ぎにはならな
い状況であって、その暴力の矛先が当時の貴乃花部屋に向けられるというのも、まさ
に角界における治外法権がモンゴル勢には存在することを意味する」

小生「暴力問題再発防止検討委員会の報告によれば、協会の危機管理委員会の聴取に
白鵬が、今回の事件はあえて『愛のムチ』と、呼びたいと述べたという新事実も公表
されており、注目に値する郷土愛が伝わって来る」

博士「この場合の『愛のムチ』や郷土愛は、モンゴル出身力士が力を合わせて相撲の
勝負を調和させ、共に出世して行こうという意味にも取れるので、無駄なく上位昇進
に向けて勝ち星を共有するという意味合いでしょうね」

女神「私が好きな稀勢の里が年間最多勝を飾りながら、それぞれの場所で優勝を果た
せないのも、モンゴル勢の調和相撲にやられっぱなしということでしょうね」

博士「たしかに、自動車のF1レースや競馬における凱旋門レースなどでも、大手の
強豪チームがチームを組んで、自分たちのエースを優勝させる試みはありますが、そ
こには、八百長行為はなく、正々堂々としての真剣勝負です」

小生「日本相撲協会の場を借りた、モンゴル勢の八百長による調和相撲とは本質的に
異なるということですね」

女神「日本相撲協会の八角理事長もモンゴル勢には『もの申せない』弱みでもあるの
かしらね、例えば、家族がゆるい拉致状態に置かれているとか?」

小生「今回の暴力問題再発防止検討委員会の最終報告書でも外国人力士に対して的確
なコメントが発せられており、新聞記事で、その詳細を知ることが出来る」

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【読売新聞の記事より抜粋】(10月20日の朝刊)

秋場所現在、三十三人の外国出身力士が協会に在籍し、うち、十六人は関取の地位に
居る。今や、国際化が進む国技・大相撲の文化の担い手であることは疑いようもない
が、報告書は「技量を向上させることに力点が置かれ相撲の文化を理解し、礼儀作法、
品格を体得する機会を十分に与えてこなかった」との見方を示している。

直接、外国出身力士が関与した事案ではないが、時津風部屋の稽古場で序の口力士が
兄弟子から暴行を受けて死亡した事件を受けて設置された当時の再発防止検討委員会
でも外国出身力士への教育の重要性は指摘されていた。

にもかかわらず、教訓が生かされなかったことを協会全体が厳しく受け止め、研修や
日常生活での指導を含め、相当の覚悟をもって再発防止に取り組んで行く必要がある。
としている。

同時に・・・

日本相撲協会内において、暴力問題再発防止検討委員会による、ヒアリングにおいて、
「暴力を受けた」とする回答は・・・1979年には「37%」にも登っていたが、
時津風部屋の力士暴行事件があった2007年の段階では「15%越え」そして昨年
の一年間に限れば5%と、大幅な減少を見せた。

但木委員長は「相撲は肉体をぶつけ合って稽古するため、暴力をふるうことに抵抗感
がないのかもしれない」とも述べている。

そして元横綱日馬富士による傷害事件を巡っては、モンゴル出身力士の間で所属部屋
を超えた上下関係が形成されていたとの見方を示し、横綱白鵬関が、この傷害事件を
「愛のムチ」と呼ぶなど・・・

指導のための暴力を容認していたことが背景として指摘された。

また白鵬による「生活指導」などの説教は、部屋の親方が行なうものであると断じた。

同時に委員会では、再発防止策として、師匠らの継続的研修の実施や、協会が暴力を
把握できるシステムの構築、外国出身力士への指導の徹底などを提言した。

これに対して報告を受けた八角理事長は・・・

「ご提言に従い、今後も外部の有識者の意見を取り入れながら、暴力の根絶に全力で
取り組みます」との談話を発表した。

・・・・・・・・・・・・

女神「この最終報告書は、極めて適切な指摘をしており、時津風部屋で起きた暴力死
事件以来、ここ十年間で、日本相撲協会に出来たことと、出来なかったことが明確に
把握できたわね」

博士「相撲部屋毎の暴力撲滅の努力は目に見えて成果が出てきている。ヒアリングの
結果でも5%のレベルまで減ってきており、但木委員長も指摘されているように土俵
状では身体をぶつけあう稽古なので、より減少させるには、部屋毎の暴力撲滅の意識
が、お互いの意識の中にさらに浸透しきって行かないと、さらに減らすのは難しい」

小生「この努力は、一門としての意識の徹底や部屋毎の努力の積み重ねによる成果と
云えるが、今回の横綱日馬富士による傷害事件のような、モンゴル力士同士に向けた
対策は、ここ十年間は野放図であり『愛のムチ』として容認されてきた節がある」

女神「この種の相撲部屋を超えた横断的な対策は、理事長が率先して取り組まないと
縦社会の系統の強い日本相撲協会においては問題意識や対策が浸透して行かないとい
うことが明確となり、八角理事長はなんら手を打っていなかったということになる」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

博士「その点において、貴乃花親方は、ここ十年間の経緯も踏まえて、貴ノ岩が同郷
の『愛のムチ』に触れることのないように、同郷のグループとの接触を意識的に避け
てきた。そして、ガチンコ勝負の神髄を親方から弟子に伝えてきた」

小生「しかし、一瞬の隙に、魔手が伸びて来て、モンゴル出身の横綱三人に取り囲ま
れてリンチを受け、傷害を負わされた」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

女神「貴乃花親方にしてみれば、十年間の推移を熟知しており、『当たり前の正義』
として鳥取警察署に向かうことになる」

博士「これに対して、八角理事長の『不正義』が、貴乃花親方を悪者に仕立て上げて
理事解任まで追い込む(今までに多くを記述して来たので詳細は省略する)」

小生「八角理事長の不正義の根幹は、ここ十年間の経緯において、モンゴル力士間の
暴力には目をつぶってきて、横綱三人によるリンチ事件にもかかわらず、モンゴル勢
に対しては温情を、貴乃花親方には理事解任と云う鉄槌を下した点に集約される」

博士「仮に、今までに八角理事長からモンゴル勢に対して『愛のムチ』をやめるよう
に指示していたなら、当然、日馬富士は、即・解雇・白鵬には引退勧告・鶴竜につい
ては本人からの更なる事情聴取という措置がとられても良いと考える」

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これらのことを考慮すると、女神と博士と小生の総意として・・・

◇第一に、元貴乃花親方の理事解任の撤回が必要

 これについては、八角理事長からの動議により、日本相撲協会の総意として決する
 ことが望ましいと考える。

 また、日本相撲協会として、断じて許しがたいと判断される場合は、元貴乃花親方
 から提訴して、理事解任の撤回を果たす必要があると考える。

 元貴乃花親方が、これから「何を始める」にしても、この理事解任の撤回は出発点
 になると考える。

◇第二に、モンゴル勢への『愛のムチ』の撤廃については、元貴乃花親方を外部理事
として日本相撲協会に迎え入れ、外部の有識者と共に暴力撲滅のみならず日本相撲に
おけるガチンコ勝負の素晴らしさを相撲文化と共に伝授して行くことが肝心と熟慮す
るが・・・如何か?



シンプルライフと八角理事長の悪意


貴景勝のガチンコ勝負が、横綱稀勢の里に、はたき込みで勝負を付けた。貴乃花親方
のガチンコ仕込みが、千賀の浦部屋の親方にも引き継がれ、闘志あふれる練習の成果
が土俵上で、ガチンコ勝負としてシンプルに炸裂する。

このシンプルさが、貴乃花親方から千賀の蒲部屋の親方にも引き継がれて、練習風景
からして、ガチンコ稽古で貫徹されており、シンプルライフの極みと云いきれる。

貴ノ岩が、昨年の正月相撲で白鵬から金星を挙げた時も、まさにガチンコ勝負で貫徹、
シンプルライフを貫いた。その後も貴乃花親方からの生活指導もあって、モンゴル勢
との接触は避けて、シンプルライフを貫いていた。

・・・・・・・・・・

ここで、背中に翼を背負った女神とアトキンス博士が登場、貴ノ岩と元貴乃花親方の
ことが気になってしょうがないのだと云う。今日は横浜でフランスの生チョコレート
を手に入れたので、小生の処を訪ねてくれたのだと云う。

女神「ところで、昨年の横綱日馬富士による暴力事件から、一年が経過して誰か得を
した人はいるのかしらね? これってミステリー小説の犯人捜しの常套手段よ!」

博士「騒ぎに乗じて、一番得をしたのは、八角理事長でしょうね。雨降って地固まる
の例え通り、横綱日馬富士の暴力事件をきっかけにして、理事長としての地位は盤石
なものとなり、角聖北の湖からの後継問題でくすぶり続けていた、宿敵、貴乃花親方
を場外に放り出すことも目論見通りに進んだ」

小生「八角理事長の対応が見事だったのは、貴乃花親方が鳥取県警に出向いて貴の岩
の傷害事件について届け出、鳥取県警から日本相撲協会に向けた連絡に対して俊敏に
対応した動きの良さに集約出来るでしょうね」

博士「八角理事長にしてみれば、モンゴル勢の同郷の集いについては、良くも悪くも
状況は把握していた。しかし、十年前の時津風部屋における暴力事件に対する対策と
して、当時、再発防止検討委員会から外国出身力士への教育の重要性は指摘されてい
たにもかかわらず、なんら具体的な手は打っていなかった」

女神「ここで、窮地に立たされた八角理事長であったが、貴乃花親方を悪者に仕立て
上げることで急場を凌ぐことを考えた。八角理事長の立場を脅かす存在でもあること
を考えれば、悪意を込めて、それぐらいのことは考える」

博士「そのためには、メディアの力も上手に活用して、絵になる貴乃花親方を悪者に
仕立て上げる。貴乃花親方の言い分など無視して自分たちの描いたストーリーで理事
解任にもって行く」

小生「八角理事長が前面に出て、貴乃花親方の理事解任を進めれば世間が許さないの
で、評議員会議長を前面に出して解任を果たす」

女神「八角理事長の思惑通りにことが運べたと云うことね」

博士「そして、最後の仕上げは、暴力問題再発防止検討委員会から最終報告書が発表
される前に、貴乃花親方を日本相撲協会から退場させる」

女神「悪意に満ちたシナリオを見事に演じ切って終幕にもっていったわね」

小生「しかし、ここで冷静に考えてみれば、今年の正月場所の千秋楽で林大臣が文科
省の立場から述べたことは、日本相撲協会における暴力撲滅のために、第三者委員会
に実態を調査していただいて、その上で、対策を講じて行きたいと述べたのであって、
今回、最終報告書が出されたことで終わりではない!」

博士「そうはいっても、林大臣は交替しており、後任の大臣が引き継ぐか否かは不明
であり、安倍総理としての方向性も確認出来ていない」

女神「ただ脈があるのは、安倍総理が、最近、外国人労働者の受け入れを中長期的に
決めており、角界における外国人力士の問題については、先進的な事例として興味が
あるんじゃないかしらね?」

女神「ここは、貴方が得意とする分野の『パラダイム・シフト』論で、日本相撲協会
を、さらに、大発展させるための秘策があるのじゃないかしら?」

小生「私の心の内の秘策を女神には見通されてしまいましたか?」

小生「たしかに、現在の日本相撲協会の在り方は分裂気味で、このままでは縮小均衡
の方向に向かうでしょうね・・・であればパラダイム・シフトさせて、今回の貴ノ岩
傷害事件の関係者が全員『幸せな結末』になるようなシナリオを考える」

例えば(まだ部分的なトピック記事ですが)・・・

◇八角理事長は、悪知恵も含めた聡明な頭脳を駆使して、日本相撲協会のますますの
発展を考えてみる。

◇元貴乃花親方には『技術・技能監査役』的な立ち場から、角聖としてガチンコ相撲
の素晴らしさを教育・指導していただき、角聖の下に審判部を配置するようにする。

◇元横綱日馬富士にも、横綱白鵬・鶴竜と共にモンゴル勢の若き力士たちを鍛えてい
ただき、日本相撲協会の発展のために尽力していただく。

◇そして例えばサッカー界でJ1を成功させた川渕氏にアイデアをお借りして・・・

 〇国技館を主体に、春夏秋冬の四場所を指定して、ガチンコ勝負の場を設ける

 〇その他の巡業相撲については、70~80%の力で闘うような長続き出来る相撲
  にするなど、年中行事を考え直して、部屋別対抗戦を仕掛けるなど力士が長寿命
  で角界で生きて行けるように制度設計をするなどなど、

まだ・まだ、思い付きの段階ではあるが、暴力行為によって傷害を受けた貴ノ岩関の
完全復帰も含めて、今回の関係者が、全員、完全復帰できる「パラダイム・シフト」
を考えてもいいんじゃないかな? ・・・と、考えています。

女神「より具体的なアイデアは、いつ出てくるの?」

小生「一週間先には提示したいですね」

博士「パラダイム・シフトの案が優れていれば、文科省も検討資料の一部に、加えて
くれるかもしれないね?」

女神「要は、これからの角界の将来に向けて、めでたし・めでたしのハッピーエンド
で来年の正月場所における天覧相撲の準備が整うと良いわね」

博士「天皇・皇后の両陛下も、来年に入ると超多忙期に入って行くので、実際的には
天覧相撲のご観覧の日程が確保出来るかどうかまでは分かりませんが、相撲の歴史が
千年を越えて天覧相撲を貴重な存在として考えてきたことを勘案すると、その準備を
怠りなく行っておくことは大切な考え方ですね」

女神「ここまでくると、この角界における案件も、安倍総理や二階幹事長のご判断が
注目ポイントになってくるわね」

小生「われわれ、国民の声を、どこまで聞き取っていらっしゃるかまでは、分かりま
せんが、関係者も含めて、来年の正月は、全員が『幸せな結末』を迎えたいですね」



日本相撲協会の新時代の幕開け

貴景勝のガチンコ快進撃が続いている。

これは日本相撲協会の新時代の幕開けを意味するガチンコ勝負の証なのかもしれない。
昨夜も、定刻の23時に背中に翼を背負った女神とアトキンス博士が来訪されて相撲
談義に花が咲いた。

女神「日本相撲協会も、貴景勝が新しい相撲界の扉を、こじ開けてくれたわね!」

小生「ほんと・ホント、日本相撲協会の行く末に杞憂の念を感じて、これからの日本
相撲協会のパラダイムシフト(案)なども練り始めていましたが、ここに、我々素人
の出番はなく、角界も若手の現役力士の活躍で、自ずと変わって行く印象ですね」

博士「今年の正月に始まった角界の杞憂も考えてみれば、執行部の怨念から生じた事
でもあり、いわば瘡蓋のようなもので、角界の内部から元気いっぱいの若手の力士が
動き出せば放っておいても、瘡蓋は落ちて行く」

小生「たしかに、最近、小説『1Q84』村上春樹著を第三巻から読み返して、現在
第一巻の頁を捲っているのですが、いわば角界における『2Q18』を抜け出すこと
で2Q18の時代の ”Question” って何だったんだろう? と云う気付き
の時代が来るのかもしれませんね」

女神「いわば、貴景勝の快進撃は、その活躍をロケットの打ち上げに例えれば二段目
のロケットの着火推進であって、古い角質となった、一段目のロケットは切り離して、
未来に向かってさらなる前進ということね」

博士「やがて、五年も経過すれば、自ずと日本相撲協会も新しい体質に変わって行く
ことになる」

女神「この五年間の重みを感じさせる最近の出来事としては、日産自動車のゴーン氏
の去就があるわね」

博士「日産の五年前のことを考えると奇跡的な企業革新で企業再生を果たして、さす
がにやるもんだと云う印象を世界の自動車業界に示し驚愕の思いでカリスマ経営者の
存在感をみてきた」

小生「我々も、かつては企業革新の一端をになって、業務革新の旗振り役などを任さ
れてきた経験からすると、今回のゴーン氏の逮捕劇は残念としか云いようがない」

女神「いずれにせよ、良いことも・悪いことも、五年と云う歳月を経れば、いずれは
淘汰されて結果が出るということね」

小生「2Q18年における日本相撲協会のゴタゴタも、我々・素人が気を揉むよりも
果報は寝て待て『五年間』と云うところが一連の事件のオチ処のようですね」

小生「それに加えて、私が、今、読み返している小説『1Q84』村上春樹著も発刊
から数えると来年の春で十年になる。読み返して主人公たちの異次元の世界との入れ
替わりの仕掛けの出入り口の検証をして作家『村上春樹』の創作における懐の深さが
分かってきたような気がして、その後の作品を読みたい気持ちになってきています」

博士「最近のニュースでは、早稲田大学に村上春樹氏の生原稿や書籍・レコードなど
を集めて、一般読者にも、公開の準備が進められているようですね」

小生「これから先の楽しみが増えましたね」

女神「貴方も、徒然草と枕草子の比較研究や、夏目漱石・樋口一葉・太宰治・森鴎外
など、放送大学の島内裕子教授の研究などを通じての学びも進行している様子なので、
さらに、村上春樹氏の生原稿などが拝見出来るようになったら嬉しいわね」

博士「それに加えて、最近では、貴方の自宅の駐車場で『独り練習』倶楽部と称して
南庭での日向ぼっこも兼ねて、テニスとバドミントンの試打を日々重ねているとかで
心身共に怠りなく鍛えていることは、なによりの生涯学習ですね」

小生「いや、最近、テニスをしていても筋力の衰えを感じるようになって、苦肉の策
で『独り練習』倶楽部を考え出し、日々の鍛錬をスタートさせました」

女神「それにしても、すぐに実行に移すところは、まだ・捨てたもんじゃないわね」

小生「小説にしても、村上春樹作品を読んでいて感じたことは、これぞ小説の醍醐味
と感じ取ったところが多く、星空文庫に投稿した自分の作品を読み返してみてもまだ
小説にはほど遠いと感じ取り、端から書き直してみたいと云う気持ちになりました」

女神「自分の日常や作品など見つめ直して、また、日々精進を重ねて行くことは大切
なことよね。それこそ五年先が楽しみね。また気が向いたら横浜港に遊びにいらっし
ゃいよ。アトキンス博士と一緒に、お待ちしてるわ」


(完)

ゴールデンエイジの物語(第三部)

ゴールデンエイジの物語(第三部)

  • 小説
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  • ファンタジー
  • 全年齢対象
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