あるがままに

白石 あめ

私がこの十数年で 学んだこと

何もかもうまくいかなくて もういやだって

もう全部やめたいって 思って

どうしようもなく消えてしまいたくなって

どこにもいたくなくて

でも そんな時に聞こえてきたのが

let it be で

彼らの歌は力強かった

決して悲しいメロディでも楽しい音楽でもなかったけど

ただ がんばれなんてことじゃなくて 心の芯から削られていくような気がして

英語なんてまるっきり分からないのにすごく泣けてしまって

ああ やっぱりこんなに魅力的なものはないなって

ああ やっぱり私は音楽が好きだなって 体の底から全ての底から思えるような

ものすごいエネルギーで

たくさん調べたって 彼らはいつだって輝いていて

きらきらのキラキラで きらっきらをたくさん纏った人たち

こんなに人たちが 私の生きる地球にいたんだ

って思うとすごく感動してきて

あるがままに身を委ねるって とても重要でどうでもいいことで

身を委ねることを忘れてはいけないなって

日本語もうまく喋れなくなった時

どうしても 彼らの音楽に頼りたくなって

どうしようもなくて

大好きだって

無駄にまとめることもできなくなりそう

人生って最高だなんて思えないけど 音楽は最高だなって

いつだってそう思えるのです

あるがままに

あるがままに

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-04-29

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