優しさで差別をすること
君は愛を知っているか
愛による優しい区別を知っているか
天より授けられる特別感を知っているか
誤りでない差別があることを知っているか
普段は食する鶏であれ
自らが卵からかえした一匹ならば
それは鳥であっても鳥ではない
もはや僕の心を激しく動かす友人だ
雛の頃から知る鶏ならば
それはもう鶏ではないのだ
僕の生涯に愛を教えてくれる良き友人なのだ
君が良き友人を見つめる都度に
自分の胸に特別感が沸き起こるのならば
君は友人を子を守る母のように愛しているはずだ
優しさで差別をすること