君の世界が時じくに ~Kanon~
プロットまとめ
【君の世界が時じくに ~Kanon~】
〜時じく新世 劇場版〜
・原作
『君の笑顔が時じくに輝いている 追復曲』
・主題歌
op『世界には愛しかない』〜欅坂46〜
挿入歌『STORY』〜小野賢章〜
挿入歌『Genesis of LOVE~愛の起源』
挿入歌『輝く空の静寂には』〜kalafina〜
挿入歌『胸の行方』〜kalafina〜
last挿入歌『結』〜miwa〜
ed『EONIAN–イオニアン–』〜ELISA〜
・登場人物
【フラッシュフォワード~三大主人公】
室戸 信司(むろと しんじ)
→室馬醒司の容姿を持つ誠実な青年。
桜木 春人(さくらぎ はると)
→桜舞春風の容姿を持つ陽気な青年。
常盤 犾(ときわ ぎん)
→時覚仁の容姿を持つ喧嘩腰な青年。
【フラッシュフォワード~メインヒロイン】
叉神 玲(さがみ れい)
→八神萊羅の容姿を持つ素朴な娘。
緋月 恵理菜(ひづき えりな)
→リエナ・ルージュの容姿を持つ元気な娘。
天乃 優華(あまの ゆか)
→伊代乃流華の容姿を持つ温和な娘。
出海 咲希(いずみ さき)
→雪解沙樹の容姿を持つ冷静な娘。
【フラッシュフォワード~男性陣】
遠藤 潤(えんどう じゅん)
→江堂駿の容姿を持つ他人思いな青年。
瀬戸川 山和(せとがわ やまと)
→瀬戸山海斗の容姿を持つ博識な青年。
矢杜 貴史(やど たかし)
→アロウド・シンの容姿を持つ零音の弟。
矢杜 零音(やど れおと)
→アロウド・レオンの容姿を持つ貴史の兄。
江村 紫築(えむら しづき)
→江堂紫電の容姿を持つ観察熱心な青年。
【フラッシュフォワード~女性陣】
室戸 楓(むろと かえで)
→室馬醒司の妹の容姿の兄嫌いな信司の妹。
古賀 龍美(こが たつみ)
→劉・コウガの容姿を持つツンデレ娘。
嘉島 燈(かしま あかり)
→嘉山家系の女性特有の顔の明るい女性。
・大まかなあらすじの前に。
→フラッシュサイドウェイを終えたフラッシュフォワードの後日談と回顧録。
→残された付箋の収拾と真世界を境に死んだ3人の男がフラッシュフォワードで生きる3人の自分たちに託す物語。
→最終章で物語は完結しており、これはその余韻閉じの後日談と言える。謎解きもシリアスな展開からは縁遠い作品となる。
→全ての理に完全なる終止符を打ったかつての新人類界から始まりし世界は、世界終焉から生まれ世界誕生へと遡り終焉の時まで世界を操り続けてきた3人の調律者たちが、世界終焉の時に、固い絆で結ばれた桜舞春風と時覚仁を室馬醒司が死して犠牲になり守り通したことで、室馬醒司の世界を支えていた因果規模のエネルギーが崩れ一瞬のうちに誰も気がつかないままに世界は終焉を成就させられた。調律者たちの意のままに結果的には彼らも操られた形となる。
→世界が終焉し、刹那に終わりを迎えた世界に人々は気づかず、誰もが生きていると思い込んだまま世界に想いとして居残り続けていた。それがフラッシュサイドウェイとして、世界終焉の余韻そのものを具現化させた世界となっていたのであった。室馬醒司を除く全人類がそこで何ら変わりない日常を送り続けていた。が、1人の科学者による世界五分前仮説の臨床実験によりことは真実へ近づいていく。尚、意思を反映する者たちには室馬醒司の存在が否定されているために存在はせずとも、愛の影となったアンデジェルだけが記憶を忘れて生きていた。
→一方で世界終焉を防ぐために過去からやり直した時覚たちによる功績で時限変異が起き始める。そして時覚によって繋げられた彼を含む3人の男たちによって、世界終焉は自分たちの存在こそが世界に闇を与えるべく調律者たちを生んでしまう連鎖を起こしていたことを悟り、3人の男たちが己を再度和解した上で、新たな真世界でこの世そのものの連鎖を断ち切るために、己の闇を生む己自身をこの世界から切り捨てることにした。つまり自己終結することで、本来彼らから生まれていた世界終焉の調律者3人を存在しない者とさせたのである。結果的に世界は誕生以来から根本的に因果を新生させたのであった。
→そして彼ら3人の男の犠牲によってフラッシュサイドウェイを抜け出ることで経た、真世界がフラッシュフォワードを意味するところとなる。フラッシュフォワードでは室馬醒司も桜舞春風も時覚仁もそれぞれの日常を営む現在の若者として生きている。
↓
以上が後日談を語る上での前提条件…。
・あらすじ
→高校卒業後の物語。
→進学した者、新社会人となった者。
→それぞれが社会の中に埋もれて暮らす世界で、登場人物たちは各々が無意識のうちに繋がりを持つようになっていく。
→小さな悩みや人生相談から多くのドラマをへて、常盤や桜木や室戸たちはそれぞれの家族と共に大きな未来へと進んでいた。
→前世とは何かを考える桜木。
→この世の繋がりを考える室戸。
→裏社会で光を求める常盤。
→それぞれの物語が交差し、誰もがいつしか同じ場所で同じ盃を交わすようになる。
→いたって平凡的な世界での物語。
→平凡なりに愛を求め、未来へと顔を上げる若者たちは、次の世代にそれを伝え歩み続けてゆく。
最終→常盤が刑務所から出て希望を抱き歩み出すtheEND
最終→桜木が親の死と共に消防試験に合格してtheEND
最終→室戸が妹の楓と見守る中、妻の咲希から赤ん坊が生まれる。新たな命の泣き声がこだまするなか、室戸たちは命の儚さと繰り返される価値を涙を流しながら抱きしめる。
→すべての人この心が仙石原のススキの上で宴を舞い、物語はtheEND.
君の世界が時じくに ~Kanon~