嘘と煙

嘘と煙

いつもと違う白い煙
揺らしながら思い出す
あなたの日常はここじゃなくて
同じでいたくて吸った煙草
私には煙たすぎて
あぁやっぱり 同じにはなれない



泣いてないよ これは煙のせい
心にしみるのは もっと他のもの



ちっとも似てない2人だった
それでも一緒に居たかった
どうでもいいふりばかりしていた
それでも平気な訳じゃなかった

当たり前に愛してた 当たり前に愛してた


眠れなくて 煙と遊ぶ夜
いつもと同じ匂い あなたとは違う匂い



信じられない恋だった
それでも嘘にはしなかった
言い訳ばかり並べていた
それでも嘘にできなかった

たぶん君も気付いてた 君もずっと気付いてた



ちっとも似てない2人だった
それでも隣にいられたら
どうでもいいと思っていた
それでも煙に誘われて



本当は泣いていた 当たり前に愛してた
本当は泣いていた 当たり前に愛してる

嘘と煙

歌詞です。まだまだ若かったころに書きました。
煙草を覚えたての頃、よくわからない恋をしていました。
寂しいばかりでした。

嘘と煙

あの人の煙草。わたしの嘘。 私の煙。 あの人の嘘。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-27

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