僕と歌

ドライブ中、隣で歌ってる音楽も掛けてないのに
自分の好きな曲でもあるのかな
いつも思う。僕は運転してるから
チラチラと隣を見ると
前みないで車の窓から外見て
歌ってる。
僕が
「それ何の歌?」聞くと
のん
「え!あー最近聞いてる歌」答える
ボクは音楽とか最近全然聞かないから最近の音楽が分からない
少し休憩とかする?聞くと
のん
「まだいい」
言われてそのままドライブ続けた
まぁ雪降ってるから降りたくないだけかな(笑)
思ったけど
カーナビ見ると目的地まで時間掛かりそう
まだ時間掛かるけどいい?
のん
「いいよ」

数時間後
もうすぐ着くよ
トイレもしてないから着いたら
トイレ行くね運転も疲れた(笑)
のん
「うん私は・・・・・なんか買ってくる」

「じゃ車のカギいるね、はい」
のんに車のカギを渡して俺はトイレに向かった
こっちも雪が凄いなぁ
さすが雪国
店に入ってトイレ探しながら俺は歩く回った
あ。トイレの看板見つけた
まだ距離ありそうで嫌
男なのに凄い混んでる
トイレに前に待つとLINEの音
見るとのんから
「まだ?」
来たから俺は
「いま混んでるからもう少し待って」送った
「なにも食べてないから先に食べていいよ」繰り返し送った
それから返事送られて来て
のん
「わかった」
あーあ
まだ帰って来ないうち1人じゃん寂しい
ずっと彼氏待つのはつまんない
早く帰って来ないかな
そしたら一緒に行けるのに
手繋いだらびっくりするかな(笑)
たぶんびっくりして手をすぐ離しそう
雪降ってる運転席はだれも居ない私だけ
車いっぱいいるから遅い
これなら私も行けば良かった
これが親なら1人で車から出て1人でこの目の前にデパート行くのに
今日は彼氏と一緒だからなんか嫌
あー早く帰って来ないかな?
もう1回LINEで
「ねぇーまだ?トイレ」送って
こっち今どこにいるか写メでも撮って送ろうかな
そしたらすぐ戻って来そう。
パシャ
車から見える景色撮って
本気で彼氏のりゅうたに送った
今頃びっくりしてる(笑)
音が鳴ってまた見ると
ん!?見覚えある景色
まだ車の中??えートイレの中か電話かけた
のんが出た俺は小声で
「どうして車にいるの」
電話切れた
なにも言わないで無言で切られた
少し眠いから珈琲でも買おうと思ったけどやめて急いで
車に戻った。

合格祝いにドライブデート誘ったのに駄目だったかな?
のんの顔見ながら思った急だったから少し不機嫌
見てもなにも言ってくれない
「休憩おわったからどこか行く?」ボクはのんに聞いた
のん
「んー静かなところで景色みたい」突然言われて
困ったこんなところにいい穴場スポットあった?
ナビ調べてみるけどーーーーーーーー出ない
んー
「この辺ないけどそんなに見たい?」
のん
「うん」
カーナビ見ながら高速道路見つけて
からどう移動するか調べて
目的地までどのくらいかかるかな
のんにはなに言わないで車動かした

「少し時間かかるよ」一言だけのんに言った
彼女はまだ無言だった・・・・・
私になにも言わないで勝手に車動いた
私みたい景色分かるの?
あ。さっき来た道と違う今度はどこ行く
んー自分にイライラしてるから言えない
デート行く前に買っておいたペットボトルの水を飲んで
少しだけ前みたけど全然分からないけどこれから高速乗るだけ今
わかった。うー我慢できない私は
「ねー今どこ行くの」
彼氏のりゅうたに聞いた。
「え!景色って言うから今そこに向かってるよ」
やっとのんの声聞けた

本当は景色より車の中でずっと彼氏と居たい
が、この人は気づいてない
景色には興味ないとは今向かっているからもう言えない
あのままデパートで居たかった
あーなんか自分が嫌!この性格直したい
今高速のゲート通過した。
私のわがまま聞いて全然怒らない彼氏
いつか別れようと言われたらどうしょうと今
頭に浮かんだ
彼氏には言えない愚痴垢で
「戻って静かなところ行きたい」
とツイートした
車の外もだんだん景色が変わって来た。
雪がさっきまで少なかったのに段々と増えてきた
もう大雪!
とにかく寒そうで
車の中から外には出たくない
けど彼氏のりょうたんは私1人残して
1人で行くと思うから次は私も
行く。
「ねーまだ着かないの」
彼に言った
「うんまだ掛かるからもう少し待って」
俺がのんに言った
俺はこんな関係でもいいのか
突然別れるとか言わないかドキドキしてる
私達は別れたくない
今心の中で思っている
今なら心の中で言える
私はりょうたんのこと好きで出会ったことが運命と思って居たいずっと・・・・・
俺はのんことが好きで今以上に大事にしたい辛い時はなんでも話して欲しい
今でもお隠してることあるのか聞きたいけどーーーーー
今私達にこのままずっと一緒に居たい
俺、私思ってる。

ドライブデート嫌なのかな。俺は少し疑う
嫌なら嫌と言って欲しいさっきのんの一言聞いたけど
あとなにも言ってくれない。黙ってUターンは出来ない・・・・
ずっと彼氏の運転がおかしい
私がなにも言わないから帰りたい?左側ずっと走ってるけど
スピードも段々遅くなってきたしょうがないから私は
「どうしたの?」彼氏のほう見て言った

「なんでもないよ久しぶりに高速道路走るから少しだけ緊張してるだけ」
と、言ったけど俺は彼女に少しだけ嘘をついてしまった
それから彼女は車の外を見始めた
歌わないで・・・・・

「歌のやめた?」
俺は彼女に言った
けどイヤホンしてるから今の会話聞こえてない。
しょうがないからパーキングエリアに入った
彼女の意見聞かないで
おかしいと思って彼女もイヤホン外してこっちを見た

「帰る?」少し怒った声で言った
のん
「なんで?私このままでいいし話あるなら音楽聞くのやめるけど」

「わかった・・・・・・じゃ眠くなったからコーヒー買ってくるわ」
彼女の返事も聞かないで俺は車から出た
本当は珈琲なんか飲みたくないけど本当に飲まないと嘘になるから
本気で買った(安い珈琲)
今思ったけどここも人が多い。

僕と歌

僕と歌

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-12

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