青緑の夢

夕方の朝

 もう夜の気配が濃厚だったが、私は青乃(あおの)を待っていた。
「おまたせしました」と青乃が笑顔で駆け寄ってきた。青乃はかかとが高い靴をはいていたから、私もかかとが高い靴をはけばよかった、と少し思った。彼女は、首のうしろあたりでリボンが結ばれたニットを着ている。いつだったか、そのリボンを私が結んだこともある気がする。
 瞼の裏で何度も見た君の姿。手を伸ばしたら、青乃も優しく手を差し出してくれて、私は彼女に一歩近づくと、その手をそっと握った。触れていないと、彼女の存在が信じられなかった。彼女は私の手を握り返してくれた。
「行きましょう」と青乃は言う。どこへ、と聞いたら、彼女は一度手を離して、ほとんど夜に呑まれた夕暮れを指さした。白と橙と群青がきれいだ。「どこまでも」と青乃は付け足した。
 夕焼けなのに、朝焼けのようだと思った。実際、朝焼けなのかもしれなかった。今が、私たちが一緒に遠くへ行くことにした出発の時だとしたら、始まりの時なのだから、朝。しかし日は昇らない。早朝のように張りつめた空気の中、私たちの立てる小さな音のひとつひとつが、やけに耳に響いた。青乃はすでに数歩進んでいた。
 青乃はほほえんでいる。私は、夕暮れを背にして立つ青乃の姿を眺めて、きれい、と思った。距離を縮めて、一大決心をするような気持ちで青乃の手を取る。やわらかい手はそっと握り返してくれる。私たち、どこへ行くのだろう。どこまでも一緒に行かれるのだろうか。どこへも行かれなくていいから、ただ、手をつないだままでいてくれたら、と思った。
(20170112)

真昼の星

 星のイヤリングを落とした、と青乃が落ち込んでいた。そんな彼女を見て私は、すぐに踵を返して探し始めた。
 青乃が落としたイヤリングを探しているはずなのに、歩いてきた砂浜には、私が彼女からもらったイヤリングがいくつも落ちていた。彼女にもらったのは一組なのに、どうしてこんなにたくさんあるのだろう。そもそも、なぜここにあるのだろうか。もしかすると、すべてにせものかもしれない、と思った。
 白の星の砂の上に散らばる、銀の星の砂を閉じ込めた宝物。私のイヤリングは、透明な玉の中に銀の星の砂が入っているものである。星の上に星が散らばっているのだ。
 今までの私たちの足跡をたどっていく。真上から降り注ぐおひさまの光はまぶしくて、不思議と暑くはないが、暖かくもない。海が近いはずなのに、海の音もしない。青乃の星は見つからない。
 私は青乃のイヤリングがどんなものなのか知らなかった。近くにいたのに、彼女の黒髪の中に隠された星を、見たことがなかったのだ。
 急にさびしくなってふり返ってみる。青乃は少し遠くにいた。私よりもさらに念入りにイヤリングを探しているようだった。離れたくなかったのに、いつの間にか、こんなに離れてしまっていたのだ。私は足を止めて、彼女がすぐ近くに来るのを待った。
 近くに来た青乃は、「見つかりません」と言って悲しそうに笑った。私も笑い返すことしかできない。
 鎖骨にかかる黒髪に混ざって、白いリボンが垂れている。うしろのリボンがほどけているらしい。ずっと前かがみで探していたから、髪と一緒に垂れてきたのだろうか。
「うしろを向いて」と言ったら、不思議そうな顔をして彼女はそのようにしてくれる。君のうなじを見ながらリボンを結ぶ。縦結びになったり、形がいびつだったり、なかなかうまく結べなかった。「きれいじゃなくて大丈夫よ」と青乃は言う。私は「どうしても、きれいに結びたい」と言った。
 結んだらまた、地面を見てイヤリングを探す。必ず私が見つけたい、と思った。見つけたときの青乃の笑顔を、見逃したくないのだ。
 どこまで歩いても、銀の星が閉じ込められた玉ばかり落ちている。青乃の星が見えないのは、透明だからなのか、または無数の白い星粒たちと同じ色をしているからなのか。何色をしているのか聞くことができないまま、私は青乃の星を探し続けている。
(20170113)

最初からここに

 風が冷たくて、一刻も早く中に入りたいと思いながら、建物沿いにある二階の外の渡り廊下を早足で進んでいた。ゴトゴトと私だけの足音が響いている。時折木の軋む音がして、その音に紛れて今に足音が増えないだろうか、と思ったが、そんなことはなかった。
 細かい雨の音がする。屋根があるからひどく濡れることはない。たまに風が運んでくる冷たい雫が頬にあたった。
 左手側の建物は等間隔で細い窓が並んでおり、中は薄暗いようだが明かりはついている。ただ、入り口がなかなか現れなかった。どこまで行っても、壁と窓だった。
この建物に移動するために、となりの建物から出てきたはずなのに、もう、うしろを振り返っても、同じ壁と窓しかなかった。
 建物も空も灰色だった。私のコートも、その中のセーターも、きっと、何もかも、ぜんぶ灰色。このまますべて灰色になったら、本物の灰のように、サラサラと崩れてしまうような気がした。
 ポケットに手を突っ込んだら、何かが指先に触れた。私は歩みを止める。取り出してみるとそれは、透明な玉の中に銀の星の砂が入ったイヤリングだった。銀色がチラリと光って、このイヤリングを贈ってくれたときの青乃の、真っ白なコートを羽織った姿が思い浮かんだ。もこもこした温かそうな彼女が、小さな箱を渡してくれた寒いあの日。
 また痛くなってはずして、ポケットにしまってしまうかもしれないけれど、と思いながら耳に付けてみる。金属が耳たぶに触れて、寒さがいっそう身にしみるような気がした。
 青乃はどこにいるのだろう。いつ、離れてしまったのだろう。建物を出る前まで一緒にいたような気がする。最初からひとりだったような気もする。もう進むのは疲れてしまった。唯一聞こえていた微かな雨音が聞こえなくなってゆく。何も感じたくない。
芙緑(ふみどり)」と静寂を切り裂いて愛しい声が生まれた。声は下からだったので、見下ろしてみると、青乃がいた。なんだ、そこにいたのか、すぐ行くからね。辺りを見回すが階段などなく、下に降りる方法はない。
 青乃は私を見つめている。すぐ行くから、いなくならないでほしい、と思った。手すりから身を乗り出す。「青乃」と呼んだ。彼女は「はい」と返事をする。地面は意外と遠くて、その距離が、とてつもなくさびしかった。脈が早くなるのを感じる。もう耐えられない。手すりに足をかけて、両の腕を広げて、身体を宙に躍らせた。
 落ちる寸前、彼女に届かないのではないかと気が付いた。そもそも届いていたら、押しつぶしていたかもしれない。届かなくてよかったのだ。
 強い衝撃を恐れる気持ちより、出口のない通路から抜け出した安心感が強かった。目を閉じる。
 しかし何事もなく、ふわり、と腕の中に青乃の気配がおさまって、優しいにおいがした。息づかいが伝わってくる。そっと目を開くと、私は彼女を抱きしめていた。さっきまでとなりにいて、突然抱きついた、というくらいの感覚だった。
 彼女も私も、変わったことなど何ひとつない。背中に彼女の手のひらを感じる。ふり返っても、うしろには何もないだろう。私たちはきっと、ずっと一緒にいたのだ。
(20170114)

思い出をたどって

 暗くて寒い中、光から遠ざかるように歩いていて、大きな建物の裏を通り、地面はアスファルトから湿った砂になった。水のざわめきが近づいてくると岩場があって、そこから広がる水の向こうにはたくさんの光が見える。足元に気をつけながら、水に近づいていった。
 押し寄せて引いて、また押し寄せる。じっと足元を見て立っていたら、時々、つま先が呑まれそうになった。一歩下がると岩にぶつかって、これ以上下がることはできない。
 岩の上に立って、光を揺らす水面を見る。「ね、水底に沈んでしまいたい」と言ったのは、私だったかな。この冷たい水に飛び込んだら、世界が反転して、暖かくて静かな永遠にたどりつける気がするのだ。
 また一緒に海へ行こうと思っていたのに、誘うことができなかったから、私はひとりでここに来た。だから、だれもいないはずだった。しかし視線を水面にすべらせて遠くを見ると、温かそうな真っ白のコートを着た人がいた。心が大きく跳ねる。暗いから顔がよく見えない、近づかないと。君はだれ。
 一歩踏み出したら水の上なので、当たり前だが無様に落ちた。浅瀬だと思っていたのに、足がつかなかった。コートが重くなって、引きずり込まれていく。もがく力はない、もうとっくに疲れてしまったのだ。苦しい、こんなところに永遠なんかない。違う、最初からどこにもない。
 沈みながら、何をしに来たのだったかな、と考えた。さっぱり思い出せなかった。記憶をなぞってここまで来たけれど、ひとりでは意味がないのだ。ひとつの椅子にふたりで座るような、ひとつの小瓶にふたりの宝物を詰めるような、ふたつのスプーンでひとつのオムライスを食べるようなことが、できないじゃないか。
 一緒に行こうと言った場所がいくつかあったと思う。言わなかったけど、一緒に行きたいと思った場所もあるんだ。それを思い出したら今度こそ誘うから、そのときはどうか拒絶しないでほしい。
 瞼が重いから、もう眠ろうと思う。下へ下へと緩やかに引っ張られているから、あんまり寝心地は良くない。でも、もうひたすらに眠いから、底に着くまで起きていられないんだ。目が覚めたら、ちゃんと会いに行くよ。
(20170115)

何もかも白の下

 すべてが青につつまれて、私たちはふたりきりでそこにいる。ここは私たちの海の中、幸福の色の中、青の中。お互いの指先だけが触れ合っていて、それ以上近づくことはなくそばにいる。温もりもなく傷つけることもなく、ちょうどいい距離だった。時々、指先に感じているはずのやわらかさがわからなくなったけれど、となりを見ればいつも君がいたから、大丈夫だった。
 遠く離れたあとの再会で、せめて彼女の青はよごしてしまわないように、そう思っていたのに、少し別の色を見てしまっただけで、私は真っ黒になってしまった。そして、勝手に拾った幸福のかたち、私の黒い気持ちで塗りつぶされたそれを、大事な日に見せてしまった。
 青乃は「どうして、そういうこと、するの」と言った。恥ずかしながら私は、そう言われるまで、自分がねっとりとした陰になっていることに気がつかなかった。気がついた瞬間、皮膚を失って外気にさらされているような冷たさを感じた。顔がヒリヒリと痛んで、額から、首から、足の付け根から、汗がにじんで、伝い落ちていった。その場でちゃんと謝ることができたのか、できなかったのか、もう思い出せない。
 一緒に青を見たかっただけなのに、どうしていつも、こんなにだめなままなのだろう。ずっと前に一緒に集めた青い欠片は、まだ在るだろうか。
 今日はとても寒い日だった。重たそうな空からは、今にもひとひらの白が舞い降りてきそうだった。ふと、雪を降らせて、傷跡を下に埋めてしまおう、と思った。降り積もれば辺りは静かになるし、私の熱も覚めるだろう。溶けないくらい降り積もってそれが当たり前になったら、もう真っ黒にならずにすむかもしれない。
(20170116)

渇いている

 山の頂上の大きな岩を踏みしめて、眼下に広がる木々を見る。後ろで管弦楽団が演奏をしていて、穏やかな音楽が流れていた。もうすぐ授業の始まりを告げる鐘が鳴る。教室がどこにあるのか、わからなかった。
「一回くらい、さぼってもいいよね」
 となりの青乃に聞いてみるが、青乃はうなずくに決まっているから、聞く意味はなかった。手を差し出せば握ってくれた。とても申し訳なく思った。
「あの森を超えた先にある砂浜で、青い欠片を拾うんだ」
「夢みたいな話だね」
 そんなの、ここは夢の中なのだから、当たり前じゃない、と思ったけど、言わない。
 手を引いて、私はなんの躊躇もなく森の海に飛び込んだ。つないだ手に引っ張られて上を向いたら、青乃が折り重なって、青乃の肩越しに離れていく崖を見た。音楽はもうとっくに聞こえていない。
 そのうち枝葉が私の肌を切り裂いて、強く頭を打った。一度弾んで、もう一度地面に後頭部がめり込むと、それはスライムのように私たちをつつみ込んだ。いや、包み込んだのではなく、私たちはそのやわらかい何かに沈んでいるのだ。
 背中にやわらかい何かを感じていたのも束の間、すぐに支えを失ってまた落ちてゆく。上を見上げたら、ちょうど木の下に寝転んだ時のような景色が広がっているけど、どういう原理なのかさっぱりわからなかった。
 身体は乾いた音を立てて砂山に墜落した。慌てて起き上がると、青乃の身体を起こす。彼女は閉じていた目をゆっくりと開いて、「大丈夫よ」と言った。私には彼女が本当に大丈夫なのか、そうでないのか、わからなかった。
 座ったままあたりを見回すと、そこは砂漠だった。海なんかない。しかし青乃は正面を真っ直ぐ指さしてほほえんだ。
「あそこ、遠くに海が見える」
 私には見えなかった。
「あっちのほうへ行けば、青い欠片もあると思うの」
 ない、と言えない私は、適当に笑うことしかできなかった。私たちは立ち上がって、青乃が指さしたほうへ歩き出した。
 ふと、他の人に何かを言われたくらいで、青乃を思う気持ちを肯定できなくなったことを思い出して、どっと疲れを感じた。未だに解決できない問題を、何とか処理しようとするたび、私は落ちたり歩いたりしなければならない。考え続けるのだ。
 当てもなく歩き続けるのは苦痛だった。喉がひどく渇いてきて、私はただ水が飲みたいと思うようになった。水が飲みたいということ以外考えたくもなかった。そうやって少しずつ、青乃のことを考える時間を減らしていこうと思ったのだ。
 突然青乃が駆けだした。少し離れたところで立ち止まり、しゃがみ込んで、地面をいじっている。私はゆっくりと青乃のもとに行った。
「芙緑、あったよ」
 青乃が伸ばした手は、淡い空の色をした欠片をつまんでいた。
(20170127)

くるり、ひらり

 くるり、とまわって、先を歩いていた青乃がふり返り、「私に一曲、プレゼントしてくれる約束は」と言った。
 二人で管弦楽団の演奏を聞きに行った日の帰り道のことである。彼女は紺地のワンピースを着ていて、よそのお嬢さんという雰囲気だった。ふり返るとき、スカートの裾と長い髪が揺れて、私の心も揺らめいた。彼女に見惚れた。
「ねえ芙緑」とすねたような声がして、私はあわてて答える。「ごめん、完成しなかった」と。
 あふれる感情は乱れた音になって、旋律が美しくない。愛する人に贈った曲、と言われているような有名な曲だってあるけれど、私には作れなかった。消しゴムで何度もこすった五線譜は黒ずんでいる。あまりにも苦しくて、青乃に寄せる感情が重すぎて、今、納得のいく曲を作ることはできない。
 もし、曲を完成させて彼女に贈る日が来るのであれば、その日はきっと、お別れの日だ。
「約束していたのに」
 君はその約束をすっかり忘れてしまったものだと思っていた。「ごめんなさい」としか言うことができない。納得がいかなくても、ほんの少しだけ書いた曲を、贈るべきだったのだろうか。しかし、嫌悪感を持たれてしまう可能性を恐れているから、私の情念がそのまま表れているようなこの曲を贈ることは、できない。できなかった。
「いつか完成したら、私に、ちょうだいね」
 ひらり、と踊るように前を向いて歩き始めた青乃の姿が、揺れて、滲んで、何度か瞬きをしないと見ていられなかった。近い将来、彼女がそばにいないような気がした。私の心がくるりと回って、変わってしまうのかもしれない。それとも、青乃が、ひらりと何処かへ飛んで行ってしまうのかもしれない。
 となりで、同じ音楽を、静かに聞いているだけのような、穏やかな関係だったら、お別れすることも怖くなかったのかもしれない。または、お別れしないのかもしれない。
 しばらく別れのことを考えながら、遠ざかっていく青乃の後ろ姿を眺めていたが、一回、深く息を吸って、ゆっくり吐くと、小走りで彼女を追いかけた。
(20170208)

反転した夜空

 そこは見渡す限り真っ白で、白っぽい木の机と、机をはさんで向かい合うように置かれた二つの椅子、それから私と、青乃の影が、床の存在を思い出させてくれた。机の向こう側に立っている青乃の姿と影の色は薄く、煙のように揺らめいていて、風が吹いたらかき消されてしまいそうだった。
「何も、何も変わっていない。今までと同じように、いてほしかった」と青乃は言った。私も、そう思っていた。
「変わったのは、芙緑よ」
 そう、青乃の言う通り、私が変わってしまった。私が悪かった、ごめんなさい。ずっとそう思っていた。しかし、そう言って私を指さす君も、充分変わってしまったと、長い時間を経て、初めてそう思った。思ったら、青乃の姿は、もう、ほとんど見えなくて、幻だったような気がしてきた。
 無地の空に紺色の月が昇り、そこから水が流れ込んできて、机と椅子を激しく打った。見る見るうちに茶色くなり、完全に乾くまではしばらく座れそうになかった。水の音が耳を占領し、青乃の声が途切れた。
 急激に空が暗くなり、月が溶け込んでしまう頃には、足首辺りまで水につかっていて、あたりはしんと静まり返っていた。
 みんな変わって、私も変わった。空の色も、青じゃなくなってしまった。その椅子にも、座れなくなった。青乃には、もうずっと会っていなかった。最後に会ったのは何年前なのか、もうわからない。もしかすると、すでにお別れしているのかもしれなかった。ぼんやりと浮かび上がる机の向こうには、何もなかった。
 なぜ真っ暗なのに、机が見えるのか。水につかった足も、震える手も、亡霊のように浮かび上がっている。私は机に歩み寄った。
 机の下をのぞいたら、水底に、銀の星の砂粒が沈んでいた。光源はこの砂粒だったのである。懐かしい、と思った。一粒手に取ってみると、少し、錆びついている。それでもまだ光っていたのだった。
 私は、ひと息ついて、指を離すと、反対方向に駆け出した。走りながら、青乃の真似をして買った紺地のワンピースを脱いだら、それは私の後ろにふわりと落ちた。おそろいで買ったシュシュを外して手放し、長い髪を後ろになびかせながら走った。いつの間にか手にしていたはさみで、青乃が好きと言ったその長い髪に刃を入れた。思うように足が動かなくて、もがくようにしてひたすら前に進んだ。
 砂粒の光はもう届かないから、真っ黒の中で、頬を濡らしながら足を動かし続けた。
(20170221)

青緑の夢

青緑の夢

青乃(あおの)と芙緑(ふみどり)というふたりの女の子の話。 ぼんやりつくって思い立ったときに更新しています。今は8つ。(2月21日更新)

  • 自由詩
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-01-12

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Copyrighted
  1. 夕方の朝
  2. 真昼の星
  3. 最初からここに
  4. 思い出をたどって
  5. 何もかも白の下
  6. 渇いている
  7. くるり、ひらり
  8. 反転した夜空