あなたは、浜●あゆみ派?それとも倖●來未派?

あれは、いつだったか.......確か、俺が中学二年の時だ。

当時は学校に行くのが苦痛でならなかった。

毎日、毎日、電車に揺られて、遠い道のりを通学という名の元に行軍していく。バカみてーにな。

反日左翼の日教組は、旧日本軍が捕虜に課したのは死の行進だと吹いていたが、
お前らが俺達に毎日課しているのも同じ行為だと脳内で反論せざるを得なかった。

そんなもんだ。俺の青春時代は。

どうしようもないクソに囲まれて、どうしようもない日常に嗚咽する。

ただ、それだけの為に存在している施設。

どうしようもない女どもが、どうしようもないゲスどもに軽いケツを振り、しょうもない利益を受ける。

何もかもが変わることを許されず、どうしようもない時間だけが、どうしようもなく過ぎ去っていっていた。

ある日、あるクソが尋ねてきた。「お前は行為をどこでするのか」と

俺は答えた。「貴様はなぜそのようなことを尋ねるのか」と

質問が変わった。「お前は、浜●あゆみ派か?倖●來未派か?」と

俺は答えた。「どちらも好みではない」と

奴は言う「なぜだ?美女の代表だぞ」と

俺は言う「全くそのように思わない。作り物の顔であると丸分かりだ。魅力を一切感じない」と

奴は続ける「なぜだ?皆、これらの曲を聞いている。今、最もポピュラーな曲だ。お前も聞くがよい」と

俺は続ける「聞かなければならない義務などない。それならDischargeやConvergeなどのハードコア・パンクを聴く」と

奴は捨て台詞を吐いてどこかへ消えて行った
「ダサいな」と


選択の自由がこの国に存在するのかどうかを知った、良い機会であった。

あなたは、浜●あゆみ派?それとも倖●來未派?

あなたは、浜●あゆみ派?それとも倖●來未派?

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-07

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