私の住むべき世界はね
私の住むべき世界はね
少し影があって、でも透明感のある、
エメラルドグリーンのフィルターがかかった世界
例えば、少し古くてお洒落な喫茶店に置いてある、
ビードロガラス
ジブリ映画の、何気ない背景
今の心と、果てしなく遠い記憶を揺さぶる、
有名じゃない歌詞の無い音楽
時折見える、懐かしい未来の光景
まだ出会ってないのに、そこに帰りたいと焦がれる
そんな空気を持った人に出会うのか、
それとも二人で行き着くのがその場所なのか
でも、もうすぐな気がしている
心から、満たされる日々
私の住むべき世界はね