メメント森の森小屋にて。
自由詩。穏やかな土曜の日照り中、思いつきました。
メメント森の森小屋には、多くの妖精や子供たちが集まっています。
みな、おしゃべりをしたり、かけっこやかくれんぼをしたり、木馬で遊んだり、それぞれ楽しんでいるようです。
昼、までは。
メメント森に集まる子供たちは、大妖精のおばあちゃんから言いつけられました。
『メメント森を忘れてはいけないよ。いいかい? 夜になり、もし森の中で迷ったら、メメント森に帰りたい、と心で祈るんだ。そうすれば、明日も、メメント森の森小屋に来れるからね』
多くの子供たちが犠牲になりましたが、森の小屋には、ひとときたりとも妖精や子供たちが絶えることはありません。
だって、彼らは、メメント森を忘れず、日々を精いっぱい生きているからなのです。
メメント森の森小屋にて。