Eve on the Far East
株式会社コーエーテクモゲームス様 製 作
井音 鳴海 編
よるのないくにをイメージした自由詩です。同ゲームの『Nocturne』を聴きながら読むとより一層楽しめると思います!
……今日もまた、夜が来た。
……あなたは、まだ、暗い闇の中。
…………わたしも、まだ、時の檻。
ねえ、もし通じるのなら。
こんな時計なんて、壊れてもいいから。
一緒に蒼き血に呑まれて、化け物になってもいいから……
……わたしと、最期に、二人だけの夜を、過ごせたら。
この世に、もはやよるはない。
よるのないくにに、光は差さない。
けれど心まで消えたわけじゃないでしょう?
わたしたちは、どうして、苦しまなきゃいけないの?
ただ好きなのに。愛してるだけなのに。
なんでこんな運命になってしまったの?
……イヤ。イヤよ。……もう、厭よ……。
……神さま。教皇さま。お母さま。
……いえ、違うわ。……わたしの、わたしだけの、安寧花。
……よるがないなら、二人同士が寄る国にしましょう。
何も信じれないなら、最期はあなたの笑ったカオ。肌の温もり。心の灯の照り。
それだけは、例え死んでも、消えても、何をしても、信じられるわ。
Eve on the Far East
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