あれやこれや251〜
251 ミア・ファロー
初めて観たのは『フォロー・ミー』
好きだった人と観に行った。そばかすが魅力的な女優さん。
ジョン・バリーによる主題曲も心を揺さぶる。
この映画は『午前十時の映画祭』で『ショーシャンクの空に』『サウンド・オブ・ミュージック』『ニュー・シネマ・パラダイス』に次いでリクエスト第4位に選出された。
50歳以上のリクエストでは、第1位だった。
フォロー・ミー
https://youtu.be/pYZ-QBolQR8
ミア・ファローは1978年の『ナイル殺人事件」にはジャッキー役で出演。
クリスティの小説では1番好きだった。犯人当てられたし。小説の最後覚えてる。
「ごめんよ、ジャッキー……」
「いいのよ、サイモン……」
この女優さん、フランク・シナトラの奥さんだった。
彼女が21歳、シナトラは50歳の時に結婚。
しかし『ローズマリーの赤ちゃん』への出演をめぐって衝突し、2年後にピリオドを打つことになった。
その後ファローはユダヤ系ドイツ人のピアニスト、アンドレ・プレヴィンと再婚。 当時プレヴィンはクラシックの指揮者に転向して間もないころで、英国のロンドン交響楽団の音楽監督だった。
ふたりは1979年に離婚したが、その後も良い関係を保った。
『ローズマリーの赤ちゃん』は、アイラ・レヴィンの小説を原作とした、1968年制作のアメリカのホラー映画だが、物語の内容に負けず劣らない曰くつきの映画としても知られている。
本作の撮影はジョン・レノン夫妻が住んだことで有名なダコタ・ハウスで行われた。
つまりこのアパートの前でジョン・レノンはファンによって射殺された。
プロデューサーのウィリアム・キャッスルは、悪魔崇拝者とされる謎の人物から
「苦痛を伴う病気を発症するだろう」
という手紙を受け取った後で腎不全を起こした。
音楽を担当したクシシュトフ・コメダは、屋外パーティの最中、脚本家だったマレク・フラスコにふざけて突き飛ばされて崖から転落し、脳血腫を起こして昏睡状態となり翌年37歳で死去。結果的にコメダを死に追いやったフラスコは、コメダの死のわずか2か月後に35歳で謎の死を遂げた。
映画公開から1年後、ロマン・ポランスキー監督宅がカルト教団に襲われ、監督の妻、ヘア・スタイリスト、監督の親友、その恋人が惨殺される「テート・ラビアンカ殺人事件」が起きた。
【お題】 そばかす
あれやこれや251〜