お気に入りの音楽171〜174
171 運命の力とカウントダウン
『チャルダッシュ』(真央ちゃんのフィギュアスケートで知った曲)を聴いていたら、なぜか、『運命の力』を連想。同じ作曲者だっけ?
チャルダッシュ ヴィットーリオ・モンティ作曲
https://youtu.be/HVach8BsJSM?si=XGyZCFS3RtfIpP5K
すでに登場しているかもしれませんが、大好きなディヴィド・ギャレットのヴァイオリンで。
✳︎
『運命の力』はモンティベルディ……ではなく、
ヴェルディでした。
『運命の力』序曲 ジュゼッペ・ヴェルディ作曲
https://youtu.be/_mtZJm2DBFw?si=-n-4BBPK3frDISCw
運命の力には逆らえない……
ドラマ『相棒』で、何度か使われましたね。
✳︎
『運命の力』序曲から『エグモント』序曲を連想してしまう。池田理代子の漫画に『白いエグモント』というのがあった。
好きな男子が、1番好きな曲だと。
池田理代子さんが初めて買ったレコード
◆エグモント序曲(ベートーベン作曲)
中学生の時なんですけど、当時、わりと仲良かった男の子がとってもクラシックが好きで、中学校の音楽室に放課後、二人で残って、当時、立派なステレオがあったんで、クラシックを聴きまくってたんですよ。
その彼が好きだった、っていうんで……。
後々、漫画に書きましたね。
『エグモント序曲』を題材にした少女漫画……
(ドコモ倶楽部出演者の名言より)
✳︎
東急ジルベスターコンサートは、1995/1996年から毎年12月31日から翌1月1日にかけて東京都渋谷区のBunkamuraオーチャードホールで行われる、テレビ東京主催のクラシックコンサートであり、テレビ東京系列とBSテレ東で生中継する年越し番組でもある。
管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団。元々は普通の年越しコンサートという企画であったが、第1回指揮者の大野の「どうせやるなら午前0時に曲を終了しよう」という発案で「クラシック音楽でカウントダウン」が決まったという。
例外として、演奏終了と年越しの瞬間とのタイミングがずれた回があったほか、第21回と第26回は紙吹雪の発射が行われなかった。
カウントダウン曲は、大きな音で盛り上がって終了する5分から15分程度の管弦楽曲、交響曲の終楽章が取りあげられ、行く年や来る年の世相、作曲者のメモリアルイヤー、指揮者の十八番などを考慮し決定される。
なお、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(約25分)や、マーラーの交響曲第2番「復活」第5楽章(約35分)など単一楽章でも演奏時間が長い場合は途中から演奏されたりカットが行われたりする。
年越しの2分前から画面上にCGのアナログ時計が表示される。年越しの瞬間にカウントダウン曲の演奏は終了するが、その際会場内ではキャノン砲から大量の紙吹雪や紙テープなどが降り、その直後に司会者の音頭で観客とともに年明けの挨拶がされる。
全般的に、通俗的にクラシック音楽にあるイメージのような厳粛な雰囲気ではなく、華やかに年越しを祝う雰囲気である。
聴き比べ 2011年〜2021年カウントダウン
https://youtu.be/EKe62qnp9f8?si=YowZNi7IHXVYSF3S
第27回が『エグモント序曲』
https://youtu.be/Heedq7gWQBg
✳︎
大晦日恒例の「東急ジルベスターコンサート」。第2部はテレビ東京系列およびBSテレ東で生中継され、年越しの「名物番組」としてもおなじみ。
2024年、注目のカウントダウンはチャイコフスキー作曲、交響曲第5番第4楽章。
指揮は、実に13年ぶり・4回目の登場となる“炎のマエストロ”小林研一郎。
(2023年に他サイトに投稿したものです)
172 ユジャ・ワン ミニスカート、ハイヒールのピアニスト
170話に登場したTさんのコメントから。
「最近、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番をよく聞いています。ユジャ・ワンのyoutubeです」
ユジャ・ワンはノベルデイズにはこのタイトルで投稿しました。(チャットノベルでyoutubeを貼り付けられるのです)
最近はpv数が多くて、やはりミニスカートでピアノは異色ですね。
私はプロコフィエフはロミオとジュリエットの『モンタギュー家とキャピレット家』しか知らないのです。
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番
https://youtu.be/yr1pFv5QzPc
初演は1913年プロコフィエフ自身のピアノ独奏で行われた。『サンクトペテルブルク新聞』には悪意に満ちた記事が掲載されたが、一方で、
「10年後、聴衆はこの若い作曲家の天才に相応しい万雷の拍手で、昨日の嘲笑の償いをしたくなるであろう」
と評した。
本作は、第1番で見られたモダニズム的傾向がより押し進められている。またピアノが終始支配的であり、オーケストラに与えられている役割は伴奏に近い。
内容的には前作に増して野生的でかつロマン的楽想、グロテスクかつ複雑なダイナミズムによる表現、超絶的技巧など大胆で斬新なアイデアを取り入れた野心作となっている。
プロコフィエフが作曲したピアノ協奏曲の中で唯一の短調の作品であり、短調で始まり短調で終わる構成となっている。
⭐︎
ユジャ・ワンは1987年に中国の北京で生まれた。
父親はパーカッショニスト、母親はダンサー。
ピアノを弾き始めたのは6歳の時。数ある楽器の中でピアノを選んだのは、「家にあったから」
7歳にして北京中央音楽院に入学。ピアノを始めてからわずか1年での入学。
14歳でカルガリーでの語学留学。15歳からの5年間をフィラデルフィアのカーティス音楽学校で過ごす。
14歳からずっと一人で海外生活を送っていることから、彼女の芯の強さを感じる。
ミニマル・ミュージックのフィリップ・グラス
エチュード6番
https://youtu.be/ERb_3n35bzw
この超ミニスカートにはびっくり。水着かと思った。
つい服に話題がいくけど、演奏は素晴らしい!
⭐︎
彼女が挑戦した数少ないコンクールが2001年の仙台国際音楽コンクール。記念すべき第1回でもあったこの大会において、14歳にして3位&審査員特別賞受賞の結果を残している。
カーティス音楽学院での師、ゲイリー・グラフマンは同じ中国出身の大人気ピアニスト、ラン・ランも指導している。
カーティス音楽院在学中も多くの交響楽団との共演を重ね、着実にピアニストとしてのキャリアを築いていく。NHK交響楽団との共演歴もある。
2007年、ユジャ・ワンにチャンスが訪れた。
80歳となった今日でもなお、世界最高のピアニストとの呼び声高い、マルタ・アルゲリッチがボストン交響楽団との共演を急遽取りやめた。
そして、代役に選ばれたピアニストがユジャ・ワンだった。アルゲリッチ直々の指名だった。
ユジャ・ワンにとってはまさに試金石。
もしも聴衆を満足させることができなければ、順調なキャリアを送ってきたユジャ・ワンの評価に傷が付いてしまう。
そのプレッシャーは相当なものだったはず。
しかし、蓋を開けてみれば、コンサートは大成功。デュトワが指揮するチャイコフスキーのピアノ協奏曲のソリストを見事に務め上げた。
聴衆の想像をはるかに上回る出来であったことから、ユジャ・ワンはこのコンサートによって現代を代表するのヴィルトオーソ (超一流の演奏家を示す言葉)としての立場を確固たるものとした。
指揮者のデュトワはアルゲリッチの元夫
ラヴェルピアノ協奏曲ト長調 第1楽章
指揮 シャルル・デュトワ
NHK交響楽団
https://youtu.be/1wDHMFziDTw
⭐︎
ユジャ・ワンの魅力は人間離れしたテクニック。
テクニックばかりに注目すると、彼女の演奏の本質を見誤ることになってしまうかもしれないが、ユジャ・ワンが現在世界屈指のテクニシャンであることは紛れも無い事実。
手の大きさも10度届くか届かないか、ピアニストの中では手が大きい部類ではない。
超絶技巧を要する曲として知られる、『トルコ行進曲』(モーツァルト作曲・ヴォロドス編曲)や『熊蜂の飛行』 (リムスキー・コルサコフ作曲・シフラ編曲)はもうすっかり彼女の十八番となっている。
トルコ行進曲による変奏曲 (Variations on the Turkish March)
https://youtu.be/RGAPTRrAilY
編曲は現代を代表するヴィルトゥオーソ、アルカディ・ヴォラドス、ファジル・サイとユジャの合作みたいです。
https://nishigawa0323.hatenablog.com/entry/2019/11/22/181133
ユジャ・ワンは必要以上に速く演奏することで、テクニックをひけらかすようなピアニストでは決してない。
彼女はたっぷりと歌うような叙情的な演奏も非常に巧みだ。
とにかく安定感が素晴らしい。
⭐︎
ユジャ・ワンのお辞儀は超高速かつ激しい。クラシック音楽のコンサートでこんなお辞儀をするのは彼女くらいだろう。
しかし、お辞儀を改善する気は全く無いようで、小さい頃からのお辞儀の癖をずっと気に入っているようだ。
カプースチン: 8つの演奏会用エチュード Op.40 第3番「トッカティーナ」
https://youtu.be/F3mVb6P8SGw
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第1番嬰ハ短調作品1
指揮 セミヨン・ビシュコフ
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
https://youtu.be/41MLHTg7VQU
1番は初めて聴きました。初めて買ったクラシックレコードはラフマニノフのピアノ協奏曲2番。
映画『シャイン』を観てからは断然3番のほうが好きになりました。
ピアノ協奏曲第1番嬰ハ短調作品1はセルゲイ・ラフマニノフが1890年から1891年にかけて作曲したピアノ協奏曲。
モスクワ音楽院在学中であった1890年から1891年にかけて、同音楽院の卒業試験のために書かれた。
その後、ロシアではソヴィエト政権が樹立し、ラフマニノフは一家でフィンランドに亡命したため、この作品は彼がロシアで完成させた最後の曲ということになる。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ピアノ協奏曲第1番_(ラフマニノフ)
⭐︎
クラシック音楽のコンサートでは、1~2曲おまけで演奏する「アンコール」があるのが慣例となっている。
ユジャ・ワンの場合、アンコールだけで8曲演奏することは日常茶飯事。
これは聴衆からすると、大変喜ばしいサプライズで、彼女のサービス精神が伺える。
ユジャ・ワンはプログラムを変更することが多いことでも知られている。
「2年先に何を弾きたいかなんて今わかるはずがないじゃないの。アンコールたくさん弾くからいいでしょ」
衣装やピンヒールで話題を取るのも大いに結構です。クラシック音楽に興味を持って貰える材料になるかもしれません。
https://otomamire.com/yuja-wang-pianist/
173 作品の中の音楽
2020年、2サイトに小説を投稿したが、どちらのサイトもほとんど読まれることなく沈没……
残念だけどそんなものだと思った。どこのサイトも読まれないものだと思った。埋もれていく。甘くはない。
小説の、情景や人物描写は下手だし文章もまだまだ。でも、音楽はこだわった。登場人物が聴く曲、歌う曲、弾く曲などを、時間をかけて考えた。
そこで、作品に出てくる音楽を某サイトのチャットノベルに投稿してみたら……
なんと、小説より読まれる。
すぐにネタ切れになり、思いつくままに次々投稿した。
クラシック、昭和歌謡、ロック、ジャズ(ほんの少し)、シャンソン、童謡等々……
もう、200話近いけど読まれています。
嬉しいのなんの……
特に下記4話はpv数の桁が違う。検索エンジンに引っかかる(?)のかもしれないが。
項羽と劉邦 中国三大悪女、呂后 虞美人
天性の歌声カレン・カーペンター
ユーリ・シモノフ 踊っているような独特の指揮
小澤征爾 N響事件
⭐︎
最初の投稿は『Don't give up.』
主人公の父と母の好きな歌だった。
大変だった時代のふたりの合言葉だった。
Don't give up.
ピーター・ガブリエル ケイト・ブッシュ
https://youtu.be/uiCRZLr9oRw
この曲はケイト・ブッシュとのデュエットです。この曲での彼女の声は透明で、気高く、まさに女神といった感じです。ピーター・ガブリエルは、悩む人を演じています。
我々は戦うこと、そして勝つようにと教えられてきた。しかしそれでも挫折することがある。
そんな彼にケイト・ブッシュが語りかけています。
あきらめないでと。
がんばっている人に対して、あきらめずにもっとがんばれと言っている訳ではありません。
今の自分を恥じることはない。まずは身体を休めてほしい。あなたには私たちがいるのだと訴えています。そういう人にも必ず居場所があるのだと。
(おとましぐらさんの『おすすめ名曲ランキング』より抜粋)
動画を観ると、終始ピッタリ抱き合って歌ってる。まだケイトは痩せている。
主人公に歌わせよう。抱き合って。
⭐︎
「あなたは弾けないの? テンペスト。
子どもに習わせたいわ。男の子に。
テンペストを弾いてもらうの」
ベートーベンのピアノソナタ第17番、テンペストの第3楽章……月光、悲愴、熱情より好き。比べることでもないが。
テンペストは『冬のソナタ』でヨン様のママが弾いていましたね。
フジコ・ヘミングさんの演奏にしようと思ったけど、こちらの迫力に圧倒された。憧れの曲です。自分も大人になってから習い、超スローで練習していました。
なで肩のモD/Modi's 都庁ピアノ
https://youtu.be/1_D2Hd7kvYQ
⭐︎
主人公の祖父母がよく聴いていたレコード『ミラボー橋』
国語の時間に暗唱したら先生は歌い出した。フランス語で。
『ミラボー橋』の作者、ギョーム・アポリネールの恋人はマリー・ローランサン。
アポリネールはマリーを『小さな太陽』と呼んだ。
ふたりの恋はミラボー橋で終わり、その下をセーヌは流れ、つかの間に時は過ぎた……
そして、幾多の詩と名画が残り、アポリネールの詩はシャンソンとなり、ローランサンの絵は名画となり、お互い時代の感性を何処かで共有しながら、そしてふたりは時代から通り過ぎていった……(感性の時代屋から)
ミラボー橋 金子由香里
https://youtu.be/6mh9B_Ge--U
流れる水のように恋もまた死んでゆく
恋もまた死んでゆく
生命ばかりが長く 希望ばかりが大きい
日が暮れて 鐘が鳴り
月日は流れ 私は残る
日が去り 月が行き
過ぎた昔の恋は 再び帰らない
ミラボー橋の下をセーヌ河が流れる
日が暮れて 鐘が鳴り
月日は流れ 私は残る
ある時期、金子由香利の曲をよく聴いていた。『めぐり逢い』が1番好き。作品には出てきませんが。
めぐり逢い 金子由香里
https://youtu.be/0Yhl8iPIeuM
174 作品の中の音楽 2
登場人物(女性)が読んでいた本を、エミリ・ブロンテの『嵐が丘』にした。若いとき読んだ本。映画も観た記憶がうっすら。
いろいろ検索していたらケイト・ブッシュの歌ワザリングハイツ(嵐が丘)の動画にいきつき魅了された。
これは、当時友人がカセットテープに録音してくれた。高音の歌声。ケイト・ブッシュを詳しくは知らなかった。
娘たちに聞かせたら笑う。出だしで笑う。
さんまさんのオープニングの曲だったそうで。
さんまもケイトが好きなのね。
ケイトの英語はぜんぜん聞き取れない。
ワザリングハイツ ケイト・ブッシュ
https://youtu.be/cWsKypCSOvU?si=Yj4TLcTdeZDQNO_E
https://youtu.be/JjFMmMMV6ww?si=acKLQ5yL8IJ6oRUI
ヒースクリフ、
私よ、キャシーよ。
戻ってきたわ。
寒いわ!
窓から中に入れてよ。
ケイト・ブッシュは、子どもの頃にテレビ・シリーズで見た『嵐が丘』からインスパイアされてこの歌を作ったという。
窓の外から「中に入れて」と乞うキャシーの亡霊の姿が、強烈な印象を彼女の頭の中に残したのだそうだ。
デビュー・アルバム『天使と小悪魔』に収録されている『嵐が丘』で、ケイトは鮮烈なデビューを飾り、1978年にはイギリス国内のチャートで1位を記録した。
ダンス指導の動画がありました。
https://youtu.be/H1oehKo2RZI?si=Trq17IKeoI52mAs8
今ではこのダンスは各地で催されているらしい。赤いドレスを着た老若男女が、ケイトになりきって踊る。
私も歌をかけ、合わせて歌いながら踊った。鏡を見ながら。
踊らせよう。主人公の少年に。
女装させて、ドレスとカツラで側転を。
⭐︎
主人公になんの曲を弾かせよう?
選んだのがショパンのソナタ第2番。
3楽章の葬送行進曲は有名だけど、1楽章の出だしがゾクゾクする。
半世紀前にローンを組んで買った (まだカードは持っていなかった)クラシックの名曲レコード集は10万円くらいした。
ショパンはスケルツォとバラードが4曲ずつ1枚のLPに入っていた。誰の演奏だったのだろう?
ソナタ2番の裏面はなんの曲だったのだろう?
あの頃は演奏者や指揮者は意識しないで聴いていた。曲だけを次々、貪るように聴いていた。
それも、場所を取るのでずいぶん前に処分してしまった。大きなステレオも。
今になって後悔。老後の楽しみにとっておけばよかったと思う。
ショパンのソナタ第2番 第1楽章 くまクマ-piano
https://youtu.be/XQeCwC6__SA
主人公もこんな雰囲気かも……
音楽の授業、主人公が弾いたのはショパンの葬送行進曲。
きれいな曲なんだ……
有名な部分しか知らなかった。
ショパンのソナタ第2番 第3楽章
アイシェデニーズ・ゴクチン(AyseDeniz Gokcin)
https://youtu.be/cscqwWctpxU?si=eFD--BIOJ2KwuyZe
⭐︎
小さな木の実の作曲者はビゼー。娘が小学生の時にピアノの発表会で先生に勧められ連弾した。
娘のバイエルを独学で弾いていた。娘より楽譜は読めたが指は動かない。
それでもなんとか演奏し拍手をいただいた。
それから先生に習うこと十数年……
10年習えば弾けるようになると思ったけど、辛くなるばかり。
今は聴くばかり。
歌詞は主人公にぴったりだった。
小さな木の実
作詞 海野洋司
作曲 G.ビゼー
https://youtu.be/rhTynwXQ6do?feature=shared
ちいさな手のひらに ひとつ
古ぼけた木の実 にぎりしめ
ちいさなあしあとが ひとつ
草原の中を 馳けてゆく
パパとふたりで拾った
大切な木の実 にぎりしめ
ことしまた 秋の丘を
少年はひとり 駆けてゆく
お気に入りの音楽171〜174