石破総理の「上手な困り方」の概論

石破総理の「上手な困り方」の概論

この「上手な困り方」の考え方を導入すれば、政局を止めることなく
政務に精励出来ると考える。

【第一段階の概論】

 先ず総理の辞任の可否について論じることにする。

 現状の国会内の自民党の在り方について「政治資金問題」の明快な
回答が示されない限り、誰が総理になっても、選挙の度に総理の辞任
が求められることになり、短い期間での総裁交替は当たり前になる。

 これを是正するためには「政治資金の見える化」をIT技術の活用
などによって本格化する必要がある。この具現化については自民党の
デジタル担当大臣や森山幹事長が、新しい新党のチームみらい党首の
安野たかひろ氏と共に「具体論を視野に入れており」政治と金の問題
について抜本的な革新に向けて明るい見通しを得ていると云って良い。

 これを具体的に、国会の審議事項に載せて野党などと共有するため
には「臨時国会」を開いて協議する必要がある。この場合には事前に
立憲民主党の野田代表との話し合いが必要であり「パーシャル連合」
を視野に話し合いを進める必要がある。

 そして、この臨時国会では「日米の関税問題」や「経済対策」など
も併せて協議する必要がある。

【第二段階の概論】

 今、進行中の「総裁選の前倒し」については9月8日の賛否の結果
について、賛成・反対の人数を正確に把握しておく必要がある。

 結果、総裁選の前倒しについて「過半数に達しなければ」石破総理
は「自民党総裁」として継続となるので、海洋大国「日本」の総理と
して続行可能となるので「上手な困り方」もここで完了となる。ここ
での課題は「総裁選の前倒し」が賛成多数で決まり、新たな新総裁が
石破総裁以外の議員に決まった場合は次の第三段階に進むことになる。

【第三段階の概論】

 こでの重要事項は、自民党の総裁が決まっても海洋大国「日本」の
石破総理は、国会の場で決まった総理であるので国会で総理に向けて
不信任案を提出して、不信任案が可決されれば改めて「総理」を選出
することになるが、自民党総裁が「そのまま総理に選任される」保証
はなく、野党から総理が選出されれば、自民党は野党的な立場に陥る
可能性は否定出来ない。

 一方で、自民党からの石破総理に向けた不信任案について、野党側
から否決された場合には変則的ではあるが「石破総理の続投」となり、
ここからは石破総理の考え次第で、自民党内および他の党からの抜擢
人事となり、内閣の構成は「混成チーム」となる。そして、この実現
のためにはパーシャル連合の「立憲民主党との協働」がキーポイント
となってくるので、立民の野田代表と石破総理の親和性が大いに決め
手となって来る。

 この論法で政権を進めることが出来れば石破総理としては任期満了
まで勤め上げて、それまでに自民党内の革新も進めた上で、衆議院の
解散・総選挙に改めて望むことが出来ると考えるが如何か。

 この方法で見通しがつかない時には、衆議院の解散・総選挙に突入
して、海洋大国「日本」のために引き続き取り組んでいただきたい。

石破総理の「上手な困り方」の概論

石破総理の「上手な困り方」の概論

衆議院の解散・総選挙の前に「上手な困り方」の秘策がある

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-09-05

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