ヒトとして生まれて・第13巻

いる街ダイアリー

はじめに

 かつてのテレビドラマにおいて、タイトルとしての海街ダイアリー
に魅力を感じてテレビにかじりついたことがあるが、ドラマの舞台は
鎌倉、この街には娘たちのファミリーが住んでいるので、一層の興味
が沸いた。鎌倉ファミリの住いも現在は近代的なメーターモジュール
工法で建て替えが行われているが、建て替え前の洋館には夏目漱石の
三女が住んでいたこともあり、歴史観を肌で感じた記憶が懐かしい。

 当時、この感覚が増幅されて、鎌倉文学館にも脚を運び、夏目漱石
の生原稿を目にする機会にも恵まれて漱石の多くの作品も読み返して、
その過程から私も散文作家の道を目指して、今日に到っているが当時
はインターネット上の俳句コーナーで俳友を得て、毎日の様に俳句の
交流を重ねていたが、最近は、このインターネット上の句座も運用の
場を共有していた管理者が定年と共に25年間の運用に幕を下ろした。

 以来、俳句作りをピタッと止めてしまった私には私自身も驚いたが
最近になって「いる街ダイアリー」と銘打ってインターネット上での
活動を再開しても良いかと考えた。そこで、今日から執筆を開始して
みることにしよう(三日坊主で終わらなければ良いが?)

 ついでに「いる街ダイアリー」としたのは入間市の街から発信する
ダイアリーの略称といったところだ。


2024年9月6日(金曜日)まだまだ猛暑が続いている

 今日も黒須地区まで、家内と一緒に出掛けて、体育館での卓球練習
に興じてきたが、体育館はクーラーがないので暑い黒須のメンバーは
木曜日と金曜日に、2日連続で取り組んでいるので、2日目の金曜日
はダレた感じで練習効率が目に見えて悪い。そこで家内と相談の上で
現在の金曜日参加を、来週から木曜日参加に改めて様子をみようかと
云うことになった。

 現在、水曜日は、自分たちが主催して、東町の公民館で卓球クラブ
を運営しているため、水曜日と木曜日の連日の取り組みとなるが体力
面の実感はやってみないと分からないので、先ずは、トライしてみる
ことにする。

 私の場合は、火曜日に室内テニスに取り組んでいるため、三日間の
連続操業となるが、この面からも、いる街ダイアリーとしては記事的
に興味深い取り組みとなるので、先ずはトライしてみて様子見とする
ことにした。人生、トライ&トライだ。超高齢期に向けて自分の体力
面からの様子見もたいせつだ。


9月7日(土曜日)  猛暑が続いている

 最近、玄関ドア開錠の不審な確認が二度も発生している。一度目は
新聞報道でも確認されている近隣での強盗事件の際だが夜中の3時頃
にトイレに起きた時に、玄関ドアの開錠確認の音が確認された。

 その際に近隣の強盗事件では、夜中に住人は就寝中で寝込んでいて
本人たちは気付かないまま犯行が行われたため、住人に危害は加えら
れることなく、朝になって住人が気付くという不幸中の幸いであった
が、この様なケースは稀であろうと考える。時期的に近いタイミング
で我が家の玄関ドアが開錠確認されたとすれば、油断ならないことと
気にかけていたやさきだけに、一昨日の夕刻5時頃の玄関ドアの不審
な開錠確認は無視出来ないことと判断する必要がある。

 一昨日は、夕刻の5時頃に、家内が近所の眼科に出掛けいた時間帯
なので、家内が診察を終わって、目薬の受け取り前にいったん自宅に
戻って、玄関を開けようとしたものの、そのまま出掛けたための玄関
ドアの開錠音と思い玄関を開けて外をみたが人の気配はなかった。

 これは仮説だが「外部の人間が玄関ドアの開錠確認をして」開いて
居た場合には「そのまま入室」「開かない場合は、急遽、退散」とい
うプロセスを組んでいるのであれば今後の「リスクマネージメント」
が必要であると考える。

 すぐにでも出来ることは・・・

〇 玄関ドアは必ず鍵をかける
〇 家の周りの樹々への水やりの際なども必ず鍵をかける

 また抜本策としては・・・

 家内からのアイデアで、隣家の対応策に習って防犯カメラを取り付け
るという考えも有効策と考える。具現化に向けて、隣家の若旦那に防犯
カメラの活用状況を見せていただいたが、防犯用のカメラは1万円以内
で購入でき、カメラは人物の侵入があれば自動的に撮影を開始、屋内に
ワイハイ機能の設置があれば、手元のスマホで侵入者の映像確認が出来
るということで、実際に、撮影画像を見せていただいたが鮮明な画像が
確認でき、侵入者の特定も容易なことが理解出来た。

 防犯に向けて、これらのことが、貴重な情報源として確認できたので
これから早目のタイミングで、総合的な対策を具現化して行きたいもの
と考えている。それにしても飼い犬「もも」の存在は、防犯には大いに
役立っていたようである(ももの存在が懐かしい)


9月8日(日曜日) 室内テニスでも猛暑はきつい(午後には雨)

 昨晩は夕餉に「栗飯」と「海老の塩焼き」が食のアクセントとして
添えられていて大満足であった。その様な美味しい思い出を、脳内で
反芻しながら、最近、気に入っているベアーズテニスクラブに向けて
自動車のハンドルを握った。

 ベアーズテニスクラブは武蔵藤沢駅から徒歩で1分と交通の利便性
も優れているため、日曜日など、都心からの参加者にも評判が良いと
思われる(先日はアメリカ人も入会手続きにペンを走らせていた)

 本日ベアーズに到着したのは午前10時過ぎ、家内をスポーツジム
に送った後で自宅には戻らずベアーズに直行したため、だいぶ早目の
到着となり、ひとつ前のセッションを見学、上級クラスの練習は激闘
といった印象で、スピードを追求するあまりミスが目立っていた。

 私のテニスはスピードよりもコントロール、思いやりテニスの精神
で力の入れ具合は75%、実際に11時から我々の中上クラスの練習
が始まり、コーチとの打ち合いでも、ゆっくりズムのラーリーであり
コーチからは「丁寧なテニス」とお褒めいただいた。

 それでも短いボールが来れば、前に出てネットプレーの体制となる
ので「佐久間さん積極的」と褒められたがコーチが盛んに褒めるのは
シニアテニスへのリップサービスなので鵜呑みにしてはいけない。

 この日曜日クラスは若手のメンバーが主体を成しており、平日会員
に比べると、パワフルなのでテニス練習にはメリハリがある。コーチ
から、また来て下さいとゲスト歓迎の言葉をいただいたので帰宅後に
来週の予約を入れた(プレゼントチケットがだいぶ余っている)


9月9日(月曜日) 快晴にして猛暑(夕刻に雨)

 玄関口の防犯カメラ設置に、興味をもって「いる街ダイアリー」に
記述したところ、インターネットにつないでいる、私のパソコン上に
セコムから「セコムでも防犯カメラを扱っています」との広告が掲載
された。今は、そういう時代なので、早速、インターネット上で問い
合わせたところ、カタログ持参の上で我が家への訪問が決まった。

 セコムでは「見守りセンサー」を屋内に設置することで警備サービス
なども行っており、システム的には同居していない家族への通信連絡を
月額5千円相当で行っており、我が家を訪問時、併せて説明するものと
思われるが、これはだいぶ先の話であり当面は夜中や夕刻時に「誰が」
不審な施錠確認を行っているのかを確認したいだけなので、所期の期待
から外れた対策は考えていない。

 話は変わるが、昨日の日曜テニスで感じたことは、ビジネスマンなど
を中心に「土曜や日曜日の休日に的を絞った若手のテニス練習を阻害」
する考えはないので、そこに気付いた私は日曜テニスは遠慮して平日の
練習日にシフトすることを考えた。具体的には、火曜日にダブルで二つ
の練習をする様に考えを改めた。ただし、二つのレッスンを連続させて
練習すると後半の30分間にドット疲れが出てくることが分かったので、
今回の取り組みは、間に昼食を挟んで、火曜日に、二つのセッションに
取り組んでみることにしたい。
(早速、明日の火曜日から、トライ&トライだ)


9月10日(火曜日) 猛暑が続いている

 これからは、火曜日をテニスの日に特定して行こうかと考えている。
今年は、従来にない暑い夏が来るという天気予報から、テニスも屋外
での練習は無理と判断して、6月から屋内のベアーズテニスクラブに
入会した。かつて、4年前にベアーズ開設当初にコロナ禍が蔓延して
いる最中での、入会を経験しているが、ベアーズテニススクールでは
かつての狭山市ブレントウッドテニスクラブのコーチとの再会もあり
楽しい思い出が満載のテニスクラブであった。

 しかしテニスの試合形式の練習中に絶好球のチャンスボールが目前
に飛んできて、この時に30歳代の上級クラスでテニスに興じていた
時の記憶が、突然、蘇って、思わずジャンピングスマッシュで勝負を
決めてしまった。そして直後に、肩に激痛が走り肩のじん帯を痛めて
しまった(そのまま休会となった)それ以来の再入会であった。

 したがって、今回の入会手続きは復帰ではなく、あらためての入会
となり、入会特典として、テニスの練習クーポンが12枚(3か月分)
も付与されて、更にテニスシューズもプレゼントされた。

 最初は、金曜日のコースでスタートしたが、黒須地区における卓球
練習と重複することになり、卓球を休んでいたが、家内との共遊びと
いう共通の時間帯であったため、火曜日のテニスコースに変更した。

 この火曜日テニスコースも、6月以来、既に3か月を経過、中級と
上級の合同練習ということもあり、練習レベルも高いので練習効果は
大いに期待できる。そして、練習仲間とも親しくなり楽しい場が確保
出来たという印象である。ただし前述の通りサービスクーポンを気前
よく12枚もいただいたのでなかなか消化できず日曜日のコースにも
顔を出していたのだが現役のビジネスマンの練習日にお邪魔する印象
もあり「火曜日に昼食を挟んで二つのレッスンを受けようか」と考え
ての今日は初トライだ。うまくこなせれば「火曜日はテニスの日」と
して特定しようかと考えている次第だ。

 火曜日の昼食を挟んでの、二つのセッション(練習)の取り組みは
間で昼食を摂りながらの休憩も取れるため、疲労感はなく午後の練習
も新鮮な気持ちで取り組むことができ、午後のコーチとの相性も良さ
そうなので、来週分も早速「予約」を入れることにしよう。


9月11日(水曜日)  猛暑のなか公民館のクーラー故障

 今日は入間が丘の公民館での卓球練習日だ。2010年に入間が丘
に引っ越してきた時に、家内と一緒に取り組める球技として、卓球に
着目、当時、久保稲荷の公民館で卓球に取り組んでいた経緯から卓球
仲間の紹介で、入間が丘の卓球場に家内と顔を出したのだが、なんと
いっせいに「ド素人が来た」という反応をされ、やはりテニスと同様
に自分で同好会を立ち上げないとダメだなと考えて諦めたことがある
が、縁あって、入間市の体育館で家内と卓球練習を始めたタイミング
で家内の友人から入間が丘の公民館で「水曜の午後に空きが出来た」
との速報をいただき、即刻、対応して「毎週定例の卓球同好会」を
立ち上げて、今年で3年目となる(家内の友人に感謝)。

 自分たちで立ち上げた卓球クラブなので、自由にデザインできると
いう強みがあり「第1部はラーリー練習」「第2部はシングルス戦の
チャンピオンゲーム」「第3部はダブルス戦」としてテニスにおける
ノウハウをフル活用、個人レッスンも併設してプロフェッショナルな
卓球コーチも招聘、本格的な卓球クラブの運営に取り組んでいる。

 入間が丘の公民館は、この猛暑にあっても、冷房完備で快適な練習
を続けていたが、空調設備が、突然、壊れてしまって、皆が楽しみに
していたクーラーの効いた会場での卓球練習の夢は絶たれた。しかし
ながら、入間体育館での猛暑における蒸し風呂の状態よりは恵まれた
環境なので皆でめげずに卓球練習に励んでいる。


9月12日(木曜日) 猛暑の日々が続く

 今日は午後に防犯を専門としたセコム社が「防犯カメラ」の紹介で
我が家を訪れる予定なので、午前中に、雑用を済ませることにして、

〇 先ずは、IHIのOB会に宛てて年会費の振り込み
〇 運動公園で使うテニス練習用のロストボールの購入

 つい最近までは、川越のリトプリテニスクラブで練習を重ねていた
ご縁で、練習用のロストボールを安価で購入していたのだが、最近は
すぐに売り切れてしまうため手に入りにくくなってきている。

 そこで、現在、通っているベアーズテニスクラブでは、容易に手に
入れることが出来るのだが高値なので躊躇するところはある。これは
コートがカーペット敷きのため、ボールの摩耗が少ないために上質品
として、高値になっているのかもしれない。

 しかし、いつまでも、すり減ったボールでの練習も好ましくないの
で高値だが試用してみることにした(50球を2200円で購入)

 午後になって、セコムの営業マンが我が家に見えたので、防犯カメラ
の具現化に向けて相談してみた。やはりプロフェッショナルな警備会社
だけに扱う商品は「完璧な監視カメラシステム」であり、一般家庭には
ハイスペックな印象があり、安易なシステムで、一度、トライしてみる
のも一案かと考えた。


9月13日(金曜日)  猛暑は続くよどこまでも

 通常なら黒須体育館で卓球練習に興じている金曜日だが、この猛暑
続きの中で、昨夕、食事をしている時に「体力的に明日の卓球はムリ」
と判断して本日は休養日とした。

 ただし本日の休養日を生かして、明日は生い茂って来た樹々の剪定
をするつもりだ(遊んでばかりもいられない?)

 ところで今朝のテレビで、ファッション業界では、この猛烈な残暑
の中で、9月といえば秋物のファッションで季節をリードすべく店の
陳列を並べ替えたのだが、まったく売れず夏ものがまだまだ人気商品
としての売れ筋であるため、春夏秋冬に猛暑を加えた「五季」として
新しい概念のファッションブランドを試行しているようだ。

 昨年の師走に京都の紅葉見物に出かけた時には、秋の暑さを視野に
入れて「二季」という表現が使われ、季節を「冬と夏」の二季として
これからの日本には春と秋はないような捉え方をして、京都の二季桜
が注目を浴びていたが、短くても春と秋はあるので猛暑を五季に位置
付けて「春・夏・猛暑・秋・冬」とする対応には賛成である。

 これならば「俳句歳時記」なども、考え方として、猛暑の季を加え
れば、そのまま歳時記として生かせるので、何よりであり、春や秋が
短くても、五季としての捉え方のほうが、なによりも「夢がある」と
云えるのではないだろうか。
 
 そして「猛暑の季」は我々の近代生活が産み落とした化け物の住む
季節とも云えそうだ。


9月14日(土曜日) 湿気を帯びた猛暑という印象

 今朝は、雑用を、手早く済ませて、庭の樹々剪定のための作業着に
着替えて玄関口で道具類の準備をしていたところ、家内からこの暑さ
の中で庭仕事をしなくても「一週間もすれば涼しくなるわよ」と。

 家内としても、一緒に、庭仕事の手伝いをしたいので出来れば涼し
くなってからのほうが良いと云う。たしかに19日になれば、彼岸の
入りであり、昔の様に「暑さ寒さも彼岸まで」という訳には行かない
が、それでも地球の軸は規則正しく傾いて、春夏秋冬を形成している
ので、そこに文明の発展による温暖化が加わって、前述した五季とし
ての猛暑が長い期間居座っても、地球の軸の傾きには逆らえないので
お彼岸を過ぎて一週間も経てば涼しくなるのは道理である。

 この道理を踏まえて、樹々の剪定は一緒にやるから少し日程を先延
ばししたらと云っている訳で(本来ナマケモノの)私は即座に納得し
て作業着から寛ぎ着に着替えた。

 そんな矢先に玄関口でピンポンと訪問者の模様、急いで玄関口に出
ると、自治会の役員の訪問で「敬老会」からのプレゼントだという。

 今日は「樹々の剪定をやるつもりでしたが中止しました」と、挨拶
すると「今日なんか植木の手入れをしたら救急車ですよ」と、云われ
て、どうやら樹々の剪定はお彼岸を過ぎてからにして良かった様だ。
 
 そんなナマケモノの私でも朝の雑用として洗濯物を干す仕事は毎朝
行っており、テニスの基礎練習として位置付けている。日常的な動作
では肩よりも上に手を挙げることがないので、テニスのサーブを打つ
基礎動作のためには洗濯物を干すことで肩よりも上に手を上げるため
テニス練習にとっては、貴重な基礎トレーニングとなる。

 そしてテニスにとって不可欠な動体視力の維持のために家内が通う
スポーツジムの近くまでの自動車の運転を日々行っている。先日家内
がタクシーを使ったら1100円かかったというので金銭的にも結構
役立っているようだ。

 自分のための基礎訓練が「フレイル予防」にもなり、役立っている
とすれば、理想的な自主トレーニングとも云える。

 また、家内がスポーツジムに通っている時には、昼食は自分で用意
して食器の片づけなども行っており、これも自分のボケ予防だが家内
への家事負担軽減として「昼飯くらいは自分でやること」に繋がれば
と考えている(トータル的には微々たるものだが)

 ところで昼食時に冷凍食品を使うことが多いのだが、家内がコープ
から取り寄せている最近の冷凍食品は美味であり、簡単に調理できる
ため、テニスで外出した時の、私の外食などは激減した。


9月15日(日曜日) 猛暑は続く(日差しは横から差し込む)

 昨日の夕餉の時に、家内から「明日の日曜日テニスは行くの?」と
聞かれ「ビジネスマンには貴重な休日なので邪魔しないことにした」
と答えた。通常は1面で、8名が限界のコートに16名も群がるので
平日に練習できる我々は「休日は遠慮した方が良いな」と考えた。

 たしかに、日曜日のメンバーは優れ者が多いのでラーリーをしても
繰り返しストロークの応酬が出来るので練習効率は高い、ゲームなど
でも戦術的に高いレベルの応酬が出来るので練習効果も大きいのだが
なにせ理想的には、8名から10名の人数での練習が望ましいだけに
レギュラーメンバーからも「わざわざ日曜日にまで顔を出すなよ」と
いうホンネも聞こえて来そうな気もする。

 若手とシニアの棲み分けはテニスの分野でも配慮が必要な気がする。
ただし憎いことに日曜日の若手のコーチは指導力や運営面からの配慮
など最高の人物で、休日にきり顔を出せないのもにくいところだ。

 明日は、ベアーズテニスクラブで購入したテニスボールを運動公園
のテニスコートをホームグランドにしている我がテニスチームに届け
る予定だが、天気予報では雨模様なので明朝に起きてみないと分から
ないが、ベアーズのスクール生がホームグランドでのテニスを見学に
来たいとも云っていたので気がかりな空模様ではある。


9月16日(月曜日) 雨模様でやや猛暑が収まっている

 今朝、酔芙蓉が咲き出した。まだ朝なので清楚な白い花びら、夕刻
にはピンク色に変わる。俳句に取り組んでいる頃は、日々、酔芙蓉の
様子を俳句として詠んだ(長期間楽しめるのが酔芙蓉)

 まるで、酔芙蓉の清楚な花が呼び込むように鎌倉の孫から私と家内
に宛てて「敬老の日」のプレゼントが届いた。大学受験の勉強で忙し
い最中なのに、ありがたい気遣いである。

 その後で、地元のテニス同好会にベアーズで購入したテニスボール
を届けたところ、川越のリトプリテニスクラブからのロストボールも
届いた。びっくりするのは価格差でベアーズのボールは50球当たり
で2200円、リトプリでは同数で300円、リトプリからの入手は
難しいが、仲間同士のつながりは大切にしたい。


9月17日(火曜日) 朝方は気温が下がるも猛暑は続く

 今日は「中秋の名月」を思い出してバルコニーのシャッタを開けて
夜空を仰ぐと、満月が大空に微笑んでいた。
(満月は明日でしたね)


9月18日(水曜日) まだ猛暑が続いている(午後は雨)

 一昨日の夕餉は「鰻のかば焼き」昨日は「あじの揚げ物でカレー味」
を、夕餉にいただいた。かば焼きは、鎌倉ファミリーからのプレゼント、
あじの揚げ物のカレー味は家内の創作料理の一環で、夕餉は料理の品数
が多くて、完食しきれないことが多いので、一皿ごとの完食スタイルに
して、完食できそうもない時には皿ごと手を付けずに翌日の昼食の友に
することにしている。

 食事時は、ビール少々とワインを少し嗜んでいるので、最初は喉越し
にビールを口腔に放り込んで、ビールに似合う料理を楽しみ、その次に
小樽産のこだわりのワインを微量いただき、ワインに合いそうな料理を
口にして、締めはご飯と味噌汁だ。

 味付けは、家内のさじ加減が絶妙で、味付けの傾向は私のおふくろ
の味覚に近い、そして偶然だが家内の性格は、私のオヤジに似ていて
時々、私に向けた発言がオヤジに似たことを云うことがある。

 その様な性格的に似通ったところがあるせいかオヤジは家内のこと
がお気に入りで、たまに帰省すると大喜びであったが私が長距離運転
や高速道路での運転が苦手で、帰省の機会が少なかったことはオヤジ
に申し訳なく思っている。

 ところで、私の料理の腕はからっきしダメレベルで、自分で食する
分には良いのだが、一度、私が料理をして家内に食べてもらったこと
があるのだが、料理の構成と共に味付けが論外の評価で、以後、家内
の前では、食器洗い以外は、いっさい台所にたっていない。
(したがって自分だけの昼食の冷凍食品の出来は最高だ)


9月19日(木曜日) 猛暑

 なんと、ここに来て「夏バテ」の到来だ、クーラーを浴びて快適な
生活を続けてきたが、夏バテになるとは、予想外の現象だ。

 夕餉の後は、夏バテから回復、明日は黒須体育館の卓球練習に参加
する考えでいるが、無理のない練習を心がけることにしよう。

 今夕の庭の水遣りは涼風が吹いて気持ち良かった。


9月20日(金曜日) 猛暑

 今日は脳ミソが干からびた思いであったが黒須体育館での卓球だけ
はこなしてきた。若干、燃え尽き症候群の境地にはいったのかもしれ
ない。


9月21日(土曜日) まだ猛暑

 心の中で「ブラボー」と叫んでしまった。

 今日は、読売新聞社が主催する 「サロンコンサート」に参加した。
演奏曲目は10曲、アンコール曲も含めると12曲、弦楽器にピアノ
とクラリネットを加えて、弦楽器もバイオリン、チェロ、ビオラ及び
コントラバスなどの大きさ比べなどユーモア溢れる解説で全体を通し
ての選曲も優れており、聴きごたえのある演奏会であった。

 思わずブラボーと心の中で叫んだ曲は2番目に演奏した曲で、私が
気に入って、時々CDで聴く「モーツアルトのピアノ協奏曲第21番」
の第2楽章だこれをピアノのソロの生演奏で聴けたのだからブラボー
と声に出したいくらいの感動であった。

 どうやら猛暑が続く中で魂が蘇ったようだ。


9月22日(日曜日)  まだら雨の休日

 突然の涼しさに驚く。朝方、起きた時には、室内の気温が27度C
この頃は寝る時にクーラーの設定温度を27度に設定して朝を迎えて
いたので、まさに、クーラーのいらない日が訪れたことになる。

 先日までは日曜日のテニスに参加していたが、若いビジネスマンの
練習日とあって、今週から平日に練習できる私は遠慮することにした。

 先週の火曜日には日曜日の人気者のコーチが応援に来ていて・・・
「佐久間さん日曜日にも来て下さい、お待ちしています」というので
「日曜日は、若い人たちのお楽しみの場なので遠慮しておきます」と
「そんなこと云わずに、また来て下さい」ということで会話を閉じた。

 しかしひとつのコートに16名も集まり80分間をシェアーしたら
コーチとの練習タイムは一人当たり「5分間」だ、不慣れな私が入り
スムーズな流れにブレーキをかけたら大迷惑な事態になるので、遠慮
しておくのが大人の力学と判断したのだった。


9月23日(月曜日)祝日 秋風が吹く

 今朝は、久しぶりに、最寄り駅まで自動車で家内を送ったが、急速
な秋の訪れで、半袖では肌寒いくらいの陽気であった。


9月24日(火曜日) 晴れ

 ベアーズテニスクラブもクーラーOFFになった。

 たしかに気温は下がったが、湿度が高いせいか体感的には不快感が、
先行していて、テニスコーチに「暑い方がまだ楽ですね」といったら
「ハテ?」という顔をされた(これは私だけの体感なのか?)

 ベアーズは月曜日が休日なので本日「火曜日」から第19期の開始
となる。年間を4区分して「3か月毎の運用」なので、第20期には
5年間の運用となる。

 私は、当時、コロナ禍の中で、第1期生として入会、2年目に肩を
痛めて休会となったが、当時、ジャンピングスマッシュと得意として
いて調子に乗りすぎての怪我であったが今では想像すら出来ない。

 あれから3年の歳月が流れているが70歳代と80歳代の筋力には
大きな違いがあるということだ。たしかに自分の右腕をみても肘周辺
の大きさには大分違いが出てきている。


9月25日(水曜日) 曇り空

 近所の飼い猫の友情物語で、詳しいことは、明日になったら時間を
設けて記述することにしよう。



9月26日(木曜日)  秋晴れ

 近所の飼い猫の友情物語を描こうとしたが、その前に最近のテレビ
で最終話が話題となっている「海のはじまり」の終わり方についての
多くの視聴者の感想を拝見していて、私も記述しないではいられない
心境に到った。

 私の印象としてはテレビドラマが終わったという感じよりもドラマ
が「これから始まる」という受け止め方をしている。

 その主要な論点は「水季が夏に告げずに産むことを決めた」決定的
な背景に(同じ産婦人科に置かれた患者によるメモ書きに)夏の恋人
であった弥生の記事があり、その記事に共振して生まれたのが「海」
であるとすれば、それを越えた因縁(いんねん)はないと考えるので、
私も最終話でこの因縁にどのような心の起伏を関連づけるかと考えて
いただけに「今回の最終話は物語の始まりに過ぎない」と考えた。

 作者が、この因縁話をどのように掘り起こすのかは想像できないが
弥生自身が自分の産婦人科でのメモ書きが「海の出生につながった」
のだと気付いた時には、弥生にも海を育てるという人生的なつながり
が必然性が生じてくると考える。

 しかし、これを、最終話だけで物語るには無理がある。撮影当時の
主演「目黒蓮」の体調不良をも視野に入れて考えるなら今回の最終話
は終わりの回ではなく、次回作に向けた、序章に過ぎないと考え海の
成長後のその後の「次回作を待ってもよいのかな?」というのが直近
の感想である。

 さて、ご近所の飼い猫の友情物語であるが道路を隔てて西側の隣家
に住み着いている「ななちゃん」は、隣家の飼い犬を連れて奥さんが
散歩しているときに、散歩の途中で付いてきて、そのまま隣家に住み
着いた猫ちゃんだが奥さんが云うには「愛想がないのよね」との説明
通り、ワンちゃんや猫ちゃん好きの家内が傍によって「ななちゃん」
と手を差し出そうなものなら「シャー」と云って威嚇してくる。

 私が夕刻に庭先の水撒きをしている時には隣家のクーラーの室外機
の木製カバーの上で昼寝をしているので、声をかけるが距離を置いて
声がけしているのでおとなしく寝ている。そして時々だが近所を歩き
回っている。我が家の月桂樹の下には、ななちゃんの糞と思われる落
とし物が散見されるので我が家も散歩コースになっているようである。

 一方で、道路を挟んで北側のお宅にも、名前は知らないが猫ちゃん
が居る。保護猫を譲り受けたと聞いているが、飼い始めた頃は窓際で
昼寝している姿を散見していたが、最近はまったく見かけなくなった
ので「もう居ないのかな?」と思って存在を忘れていた。

 そのような遠景での思い出のなか、飼い猫「ななちゃん」が北側の
お宅の縁台に乗っていた。そしてなにやら奥の様子を覗き込んでいる。
しばらくして諦めた素振りで縁台に寝そべっていた。

 私は、庭先の水遣りをしていたので「どうしたのかな?」と考えな
がら水遣りを終わって、玄関口に戻ると、ちょうど斜め奥隣の母娘が
外出先から帰ってきたので猫のななちゃんがさっきから縁台に乗って、
「時々、部屋の奥を覗いて居るのだけど、何だろうね?」と、質問を
投げかけたところ娘さんが「猫同士で窓越しに鳴きあっているみたい」
というので思わず、納得、面白いと思って我が家の奥さんに大急ぎで
声をかけると、家内も外に出てきて、タイミング良く部屋の内側から
名前を知らない猫ちゃんが、カーテンを押し開けて、顔を出し、二匹
で鳴き合っている。このとき「猫同士の友情」を感じ取った。

 次の日に庭先の水遣りをしていた時に、北側のお宅に目を転じたら
名前を知らない猫ちゃんがカーテン越しに外を覗いていたので家内に
その話をしたら「ななちゃんは自宅の玄関口で昼寝をしていたわよ」
と、どうやら、毎夕、訪問と云うことではないらしい。

 猛暑が去って、秋風が吹いて来ると、猫たちの交流も盛んになって
来るようだ。


9月27日(金曜日) 小雨&曇天

 本日は、胃腸機能が夏バテ気味なため、黒須体育館での卓球練習は
欠席と決めた。家内は卓球練習への一人参加の選択肢もあったのだが
小雨と云う状況から庭の樹々を一気に剪定してしまおうということで
私と一緒に自宅に残り、共同作業での庭仕事を選択、小雨の中で剪定
作業に目途がついた時点で、本降りの雨となった。

 その後、家内はスポーツジムにおけるフラダンスの練習に出掛けた
留守番の私は午後、テレビに噛り付いた。午後になって一番のビッグ
ニュースはオオタニさんのドジャースの地区優勝、大谷さんの優勝に
向けての勝ち越し打を目撃できた。

 次いで自民党の総裁選をテレビでウオッチング、決戦投票において
石破氏が総裁に決まった瞬間を見届けることが出来た。


9月30日(月曜日) 秋曇り

 石破新総裁の誕生を受けて、株価が1800円も下落したが政府の
新体制にあっては、株価や円相場そして政府への支持率などあまり気
にしない政策運営が求められる時代が到来したのかもしれない。

 日本国が敗戦後、吉田茂総裁の政治的な強い意志の下で運営されて
今日の日本国の成長基盤を創り上げた様に、今、これからの百年体制
に向けての国の再創業が始まったと考えるのが妥当だろう。

 直近における日本が置かれた状況は、中長期的に「人口の減少」や
中国や北朝鮮といったかつての戦時体制を越えた挑発的な隣国の危機
的な臨戦態勢など、一触即発的な台湾海峡における、一瞬たりとも目
が離せない状況にあり、直近の国内にあっても地球の温暖化の影響に
よる天候の急激な危機的状況への変貌など課題は山積状態だ。

 そして当面の焦眉の的は、これから先、日本国民が自民党と公明党
の与党を支持し続けるのか、現在の野党である立憲民主党を軸にした
新政権に日本国民の多くの票をシフトさせて行くのかが最大の関心事
であった。

 しかし石破新総裁の誕生は、この二極の対立に、あらたな三極体制
を作り出した功績は、けっして見逃せない政治シフトであると考える。

 かつて、2011年3月における東日本大震災の際に自民党は下野
していてそれまでの野党が政権を握り日本国を動かしていた、あの時
の教訓は、いきなり野党が政権を握っても政府主導の政治体制は取れ
るものの政府主導にこだわればこだわるほど官僚を動かしきれないと
いう状況が生じた。

 アメリカやイギリスでは、二大政党の交代があっても、国の運営面
では政府機関も巧く連動しているが、日本国にあっては政府と各機関
の相互支援において経験不足な状況は否めないと考える。



10月1日(火曜日) 晴れ

 石破内閣の顔ぶれが揃った。そして自民党内には政治姿勢を二つに
分ける動きも散見される。この傾向は良い兆しだ。自民党内に自由党
と民主党の二つの勢力が創成されるとまでは行かなくても、自民党内
に二大政党的な拮抗する勢力が派生して切磋琢磨する傾向はアメリカ
やイギリスの二大政党に匹敵する存在となり、両者間で政権交代を目
指す環境が整えば、民主主義国家としては健全なことだ。

 この場合は、両者ともに、即、政権交代しても日本が誇る官僚機能
とはスムーズな政策連携が維持できるので、現在の与党である自民党
公明党と、野党である立憲民主党他との政権交代とは根本的に違う。

 直近まで問題となっていた、裏金問題や好ましくない宗教団体との
関係についても、これからの選挙戦で、国民自らが、それぞれの立場
からの視点で審判を下して行けば良いわけであり国民の声に代わって
意見を述べているかのような政治家の声は不要であり国民自らが正直
な気持で、それぞれが一票を投じて行けば良いことであり、衆院選の
10月27日に早々と結果が出ることは嬉しいことであると考える。

 今から改めて国会審議で与野党の審議の応酬を聴かなくても、国民
の立場からは公明正大な一票を投じる自信はあると考える。


10月3日(木曜日) 天候不順(晴れたり曇ったり雨だったり)

 地元の入間が丘の公民館で取り組んでいる、生涯スポーツの一環と
しての卓球練習も、チームの全員が中級レベルに入って来たことから
さらなるレベルアップを狙って、実戦研究会を狙いとした卓球練習会
を、今月から久保稲荷公民館に新たな練習の場として用意して取り組
んで行くことにした。

 入間が丘の公民館の練習場では、プロフェッショナルの卓球コーチ
を招聘して、個人レッスンを行ってきたが新たな実践研究会の場では
主にインターネット上の動画レッスンなどを参考にしながら技術向上
に取り組んでみる考えでいる。



10月4日(金曜日) 秋曇り

 石破政権がスタートしてから「カオス学」を学ぶ者にとっては教材
に事欠かないという学習環境がお膳立てされたといえる。

 石破総理の指針がぶれているという野党からの批判があるが、反面
与党の出方が読みにくくなったと、いうことの恨み節ともとれる見方
もあるのではないか?

 従来、石破氏を取り巻く仲間は少ない傾向にあり、思考そのものは
石破氏が考え続けてきた論理が中心にある。しかしながら、総理とも
なれば、周辺を固めるブレーンの層も厚くなり、日本が誇る官僚機構
の俯瞰的な見方も加わってくるので、そこにおける創意工夫には縦横
無尽なアイデアの積み重ねが可能となってくる。

 したがって、最近の早期解散なども石破総理の方向性がぶれている
のではなく「最適解を編み出しやすい環境が整ってきた」ということ
であり、混とんとしがちなカオスの状況の中にあっては、賢い選択が
続いているということだ。

 むしろ野党側の論理こそが、自分たちの都合の悪さを反面返しして
国民に信を問う形にしており結果的にカオスを創り出しているとする
ならば、冷静に脳内を整理する必要があると考える。

 具体的な考えを述べるならば、当初の石破氏の自民党内の総裁選挙
における「裏金問題などには論を尽くす必要性がある」と、いう意見
についても野党側にとっては時間を長引かせることで一人区における
野党内の候補者の絞り込みに時間が確保出来る、また裏金問題などの
審議においては、与党には言い訳の余地はなく野党に追い込まれるば
かりで、無党派層を野党に引き寄せる時間稼ぎが出来る。

 しかし、石破氏の周辺に知恵者が集まれば、野党に時間稼ぎさせる
ことは、仮に、与党として泥沼に引き込まれることはあっても、良い
ことはなにもない上に、仮に石破総理には納得がいっても人心が離れ
てしまえば野党の思うつぼであるといえる。

 そして思い出す必要のある原点は2009年に自民党が下野に下り
野党が政権を握った後の2011年に東北の大地震が起こり、自民党
としては多くの政策通を抱えながら、原子力問題において当時の与党
はアメリカからの協力への呼びかけに即答をしなかったり、就職氷河
期を生じさせるという非常事態にも手が出せなかった。

 この時に歯がゆい思いを強くしたのが、当時の安部氏であり、この
時に、兎に角、選挙に勝たなければという思いで、選挙に勝つための
方策に万全を期して、与党に返り咲き今日に到っているということで
あると考える。それが、結果的に、今日の「裏金問題」や、けっして
好ましくない宗教問題にまで票固めの歪が生じてしまったと云える。

 ここに今日のカオス的な事態を招いた根源があると云えるが、ここ
で正義感に目覚めた自民党が裏金問題に少しでも関与したと思われる
議員を選挙候補者の公認候補から外した時に、この時点で、自民公明
の与党の過半数割れは必到であろうと考えるが、2011年に戻って
野党が政権を握り、またまた決められない政権を作り出して良いのか、
という懸念が残ることになる。



10月5日(土曜日) 雨模様の天気

 総選挙までにまったく余裕のない選挙戦を迎えているが、この短期
決戦の中で、自民公明の与党が早急に取り組む必要があることとして
かつて2009年に下野した時のことを鮮明に思い出す必要がある。

 そして、その様な状況の中にあって安部氏がどのような秘策を駆使
して、政権を取り戻したのか徹底的なリサーチを行う必要がある。

 現時点で、自民公明の与党は下野したという視点で選挙戦を見据え
て行く必要がある。2011年の東北の大地震の際には、今回、選挙
対策の作戦本部に統領として就任する小泉氏は、私の記憶が確かなら
東京都と東北の被災地間を新幹線で足げく通い当時は、野党の立場に
あって歯がゆい思いをしながらも復興に向けて献身的に動いていた。

 また当時にあって、野党から与党の座について、東北の大震災の際
にどのような対応をしたのか、それは俊敏にして的確な対応が出来て
いたのか、また、復興に向けての取り組みは的確なものであったのか、
当時のことを早急に振り返る必要がある。

 そしてその反省を今回の能登の地帯の正月の地震に続く直近の災害
復興に向けて手厚く手当てをして、その俊敏性を目に見える形で示し
て行く必要がある。

 同時に、2011年当時の野党から与党に転じた政府の政策運営に
在って、どのような良策が施行され、どのような問題が生じたのかを
早急に検証する必要がある。

 そして、どの様な経緯で「就職氷河期」に到ったのか、早急に検証
する必要がある。そして検証結果は、選挙対策の作戦本部からも党内
で広く共有して他山の石として学び国民に向けても開示して、自らの
反省材料として行く必要がある。

 今や、自民公明の与党が置かれた立場は、半身は下野に下っている
という危機感をもって、選挙戦に臨んで欲しいと考える。

 そして、今、能登半島の復旧計画を目に見える形でビジョンとして
示し、予算措置をすることが急務と云えるだろうと考える。


10月6日(日曜日) 曇天(時々小雨)

 この頃は室内テニスに取り組む様になって、テニスと卓球に向けて
並行的に陣を張れるようになり、テニスだけでは気付かない卓球だけ
でも気付かない技術的なポイントが浮かび上がる様になってきた。

 そして、それぞれの不明な点について、インターネット上の動画で
自由自在に検索できるようになり、素人でも、技術的な解明が可能に
なってきた。

 そこで、テニスについては、室内テニスで多くの仲間と自由な練習
に取り組み、自分の欠点や課題を見出してインターネット上で技術的
な分析を行い、屋外の運動公園テニスコートで、仲間にも呼び掛けて
実験的な解析を行い「解」を求めて行くことにした。

 直近では・・・

〇 先ずは、それぞれの軸足の違いを確認
〇 左足を軸にしたメンバーの場合は、手の握りからの、力点として
 ラケットのスイートスポットに力が届いているのか?
〇 右足を軸にしたメンバーの場合は、手の握りから昔流の平行移動
 をボールの軌跡としているのか?
〇 同じく右足を軸にしたメンバーで、手の握りから、今日的な回転
 系のフォロースローを軌跡としているのか?
〇 そして、昔風では脇を締める打法か?
〇 今風では、脇を締めずに伸びやかな回転打ちをしているのか?

 このような疑問点を、次回の屋外練習において確かめてみたい

 同様に、卓球についても、従来の個人レッスンで、教わっていた
ツッツキ(スライス)についても、バックは正面打法と教わったが
インターネットでは、打点の留意点および左肩や右肩からの打法を
紹介しており、新しい発見なので仲間同士で確認してみたい。

 具体的には、現行の入間が丘の公民館での定期練習では取り組め
ないので、近郊の場に練習の場を用意して取り組んでみたい。

 前述の卓球技術を徹底的に研究する「卓球教室」については同志
を募って取り組むことにしたい、チーム名は仮称「mv2」として、
エムブイ二乗と読むのだが、これは 「E=mv2」から来るもので
物理の授業で学んだ、エネルギの式を根底に置いている。

 これ以上を書くとひつこくなるので、要点だけ書き残すことに
するが、要は「インターネット上で学び、徹底的に実証実験して」
みようということだ。


10月13日(日曜日) 晴天

 2012年末に、第2次安倍内閣が成立、アベノミクス景気を転機
として円安・株高が進むと、2014年卒あたりから就職状況は好転、
2016年卒では就職事情は売り手市場といわれるまでに回復した。

 それまでの間は就職氷河期といわれる時代が続き2009年に下野
した自民党は、当時、政権を奪取した、野党に景気回復を託すことに
なったが、野田政権になっても景気回復は果たせなかった。

 第2次安倍内閣が誕生するまでの経緯としては第1次安倍内閣以降
当時の自民党総理は野党の激しい追及にあって、総理大臣が年ごとに
代わるという異常事態を生じて、国際的な信頼感を失う中で、自民党
は下野して、野党が政権を奪取した。

 この時に、国民が目にした政権事情は、かつての、野党連合による
政策運営上の振れ幅の大きさにより「決められない政府機関」という
印象を強くした。

 それだけに、第2次安倍内閣の成立には、多くの国民は安堵した。

 今まさに衆議院選を目前にして、勢いを強めた、立憲民主党の野田
代表が政権奪取に向けて論を強めているが、自民公明の与党を過半数
割れに追い込んだ時に「決められない政府機関の再来」はないのか?

「我々の投票による国民の総意をそこに結集させて良いのか?」
「野田政権の誕生を後押しして良いものなのか?」
私としては、個人的に、大いに躊躇するものがある。

 昔の諺に「角(つの)を矯めて牛を殺す」という表現があるが欠点
ばかりに目が行って、自民公明の与党や官僚機構との連携による世界
的にも友好関係にある「現在の政府機関を潰してもよいものか?」

 これはジョークだが我が家では、石破総理を「牛ちゃん」と呼んで
親しみを込めた会話の中に織り込んでいるが・・・
「牛ちゃんを生かしてこそ」の待望論もあっても良いのではないか。



10月17日(木曜日) 曇り後 晴れ

 愛用の我が友「洗濯機」が壊れた。今週の火曜日の朝のことだった。
朝一の仕事といえば洗濯干しなので特にやることもなく洗濯機の修理
依頼に着手、日立製なので日立の修理サービスに朝一番でコンタクト
出来るように手筈を整えようとして、インターネットで手配したが、
このコンタクトがなかなかに難しくて、やっとつながったが火曜日の
朝に故障した物件に対応するエンジニアの対応は木曜日だというので
他の方法を考えた。

 インターネット上で「即日・修理対応」という親切心満載の広告を
見付けて依頼してみた。すぐに訪問予定者からコンタクトがあり費用
の見積を聞いたところ「少しお待ちくださいね」と、いう回答があり
それっきりなので、再度、連絡したところ「担当に連絡しますね」と
いうことで回答があり、待っていたが、その後、連絡がなかった。

 洗濯機の故障の状況は「スイッチが入らない」という事象なので
素人判断ながら、電子基板の不具合と想定してインターネット上で
自分なりに見積もりをしてみた「故障診断料金:9千円相当」更に
「基盤交換:3万円」と、見積もり、洗濯機の新品購入を想定した
場合に、およそ10万円~15万円相当、この段階で考えていたら
外出先から家内が帰って来たので、家内に相談した。

 二人で相談の結果、現在の洗濯機は10年を越えており新品購入
に切り替えたほうが得策と結論付けた。

 そこで修理依頼をした業者に連絡を入れたがコンタクトが取れな
い、やむなく夕刻まで待ったが、修理業者からは「音沙汰なし」の
ため、見切りを付けて、近所の行きつけの電気店に、家内と二人で
脚を運んだ。

 ここで「運よくというのか?」定価24万円の洗濯機が新機種の
登場で型落ちになるため、在庫一掃セールで12万円まで値下げの
「掘り出しもの?」に遭遇して購入を決めた。

 しかし、夕刻の購入であったため「入手は金曜日になるという」。
なんとか「木曜日に入手できないか?」と、交渉、たまたま営業担当
が先日まで、配送センターに勤務されていた方で、なんとか交渉して
「木曜日の配達が可能となり」番外での押し込みのため、夕刻の配送
を覚悟していたが、番外ゆえのやりくりから、早朝9時の入荷となり
早速、洗濯、今、午後2時だが、ほぼ乾きつつある(助かった)。

 その間、洗濯機が故障した朝一に連絡をとった修理業者からは一切
連絡がなく「親切を前面に打ち出したインターネット広告は要注意」
ということを学んだ。

 そしてその間に溜まった2日分の洗濯物は近所のコインランドリー
に出向いて乾燥まで済ませ、若い夫婦が毛布などコインランドリーを
上手に活用している姿を「生活の知恵」として加えた。

 残念だったのは、結果「木曜日の室内テニスの練習は断念」となり
それでも日常生活を優先する姿勢は我が家の総支配人として維持する
ことが出来、副産物として、土曜日の穴場のテニス練習日を発見した。

 新品で、我が家に登場したブラウン色の洗濯機には、これから日々
お世話になるが、この洗濯機をタイミング良く我が家に届く様に手配
してくれた電気店「デンキチ」の営業マンには感謝・多謝である。

 そして、洗濯物が乾いた段階で 「オオタニさんのドジャース」が
第3戦を勝利で納め、第4戦の山本投手に勝利への方程式をつないだ
ことは、重ねて嬉しい出来事だ。


10月22日(火曜日) 曇天の後 晴れ間

 先週の火曜日は洗濯機が壊れて、たいへんな思いをしたが、それも
解決して、高性能な洗濯機が稼働を始めた。自動車に例えれば高品質
というかハイグレードな白パールのフィールダーからブラウンカラー
のクラウンに乗り換えた感触だ。

 脱水機能が強力で、洗濯容量も8KGから10KGに拡大、家内と二人
で卓球やテニスを楽しんだ日などは洗濯物が大量に発生するため容量
が8KGだと脱水の際に、洗濯機も大変そうだったが、新しい洗濯機は、
余裕シャクシャクでぶんぶん丸のため頑丈な印象だ。

 その様な洗濯環境の変化の中でオオタニさんのドジャースがワールド
シリーズ戦に、駒を進めた。今週の週末(26日)の第1戦が楽しみだ。
ドジャースに山本投手が加入したのも、来るべき第1戦のためであった
のか? と考えると感慨深い。

 そして週末(27日)の衆議院選挙で自民公明の与党が引き続き政権
を維持出来ればいうことはない「角を矯めて牛を殺す」の例えで、紹介
したが、野党が政権を奪取して、振れ幅の大きすぎる政権が誕生しても
「決められない政府の誕生」では、これからの複雑怪奇な世界情勢での
舵取りは難しすぎると考えるのは私だけだろうか?


10月25日(金曜日) 曇天(時々雨)

 今週は週末(26日・27日)にビッグイベントが目白押し状態だ。
なんといってもワールドシリーズの26日から始まる第1戦と第2戦
の野球観戦はBSテレビに噛り付きだ。

 第2戦の山本投手の投球は一球一球が見逃せない。テレビ観戦でも
手の平に汗をかくのだろうか。実際に体験してみないと分からないが
願わくばドジャースが2勝してニューヨークに乗り込みたいものだ。

 衆議院の選挙は27日だ、NHKの大河ドラマは午後7時過ぎから
観て、午後8時からは、テレビに張り付き状態で自民公明与党の議席
獲得状況に釘付けになることだろう。

 最悪のシナリオは、自民公明与党の過半数割れだが、仮に、過半数
割れが確定すれば、その段階から、政局の混沌が始まり、日本国民は
カオスの世界に巻き込まれて行くことになるが、これは私だけの思い
込みかもしれない。

 しかし、更に最悪な事態は、アメリカ大統領の座にトランプが返り
咲き、その直後に首都直下地震が到来などという事態に陥った場合は
首都圏の生活防衛は東京都の小池都知事に全面的に頼ることになる。

 実際に、その様な事態に陥らないよう、自民公明与党の半数以上の
議席獲得を望むばかりだが、時間は止まらないので27日の午後8時
過ぎには我々の運命が決まる訳で、ただただ吉報を待つばかりだ。



10月30日(水曜日) 雨(後)晴れ

 秋の健康診断に行ってきた。胃検診でバリウムを呑むのは苦手だが
胃カメラを飲み込むよりは抵抗感がないので胃検診に出掛けてきた。

 さて衆議院選挙において、自民公明の与党は過半数を割り込む政局
に到って、一大ピンチの状況にあるが・・・

 国民民主党の玉木代表が国会における日本政府の代表選に当たって
1回目および2回目共に 「玉木雄一郎」と記名すると断言しており、
玉木氏に二言はないと信じて自民公明共に「玉木雄一郎」と記名して
投票すれば、自ずと与党としての道は開かれるのではないだろうか?

 玉木氏にとっても、前言を翻すことなく、国民民主党の政策を大綱
の主要項目に加えれば、お互いに「WIN・WIN」の状況は創り出せるの
で妙案と考えるが、どうだろうか?


11月1日(金曜日) 曇り(後)晴れ
 
 自民公明与党は、国民民主党が「玉木雄一郎」と記名して総理大臣
の選出に、第1回目も第2回目も投票するという発言に安心して決選
投票に「自ずと勝つ」と安堵しているようだが・・・

 野田代表を中心に、今までの野党が秘密裏に連絡を取り合って一斉
に玉木雄一郎と記名した時に、1回目の投票で玉木氏の総理大臣就任
が決定、石破氏は落選という事態は生じないのだろうか?

 結果が出てしまえば、その時点で「後のまつり」となってしまうが、
与党としての「リスク・マネジメント」は出来ているのだろうか?

 国民民主党が、どちらにも組しないと主張しているからには、その
様な結果になっても、玉木氏のはかりごとにはならないだけに事態は
より深刻なことになる。

 であれば「政治と金の問題を局限まで正して」維新との協調路線を
模索するのも究極の選択であるが、その場合に自民党内の身内からの
造反者が出る可能性もあり、総理大臣の選挙当日まで、まったく目が
離せない状況になってきたことに国民の一人として気にせずにはいら
れない心境だ。

 まさにかつての関ヶ原の合戦に似た情報戦に入ってきた印象だ。


11月8日(金曜日) 秋空

 アメリカの大統領選挙において「トランプ氏が再登場」となった。

 日本国の石破政権にあっては「万全の取り組み姿勢」が望まれる。
世情では、石破総理VSトランプ大統領の個人的な対応の構図が議論
されているが、トランプ大統領が率いる米国政府との対応において、
日本国政府に問われている取り組み姿勢はまさに日本が得意とする
「チーム力の発揮」であると考える。

 トランプ大統領の指針は徹底した 「アメリカ・ファースト」で
あり、その指針は明快で分かりやすい。

 これに対して日本国は 「チームワークで知的な力量を発揮」
いかに「シミュレーションの得意分野」を政策に取り入れるかだ。

 日本国のチームワークの力量発揮を考えた時に安定した与党勢力
と官僚機構との一体となった総合力が重要になってくる。

 しかしながら、現状の日本国の内情を観た時に与党の過半数割れを
きっかけにして立憲を尖峰とした与党つぶしには容赦ないものがある。
「角を矯めて牛を殺す」の例えがあるが、現状は「角を矯めた」ので
後は「牛を殺す」だけだ。

 この瀕死の牛がトランプ大統領と対等に渡り合えるとは考えにくい。
アメリカ政府にも「瀕死の牛の窮状」は容易に見て取れる。

 しからば「どうするか?」この際、恥も外聞も忘れて維新への与党
加入を働きかけるよりない。国民民主党は、かたくなに「政策の推進」
に傾倒しており、与党連合を働きかけても時間の無駄と思われる。
 
 しからば、自民・公明・維新で「抜本的な政治とカネの問題の解決」
に注力、官僚機構とチーム一丸となってトランプ大統領と対峙する。

 この場合に、交渉の表舞台では石破総理とトランプ大統領との個人
ベースでの親交がベースになってくるが、舞台裏ではトランプ大統領
のアメリカ・ファーストの指針から繰り出される明快な項目に対して、
日本国が誇る官僚機構からの「シミュレーション」をベースにした、
A案・B案・C案を巧みに交渉のテーブルに用意して・・・

 日本国とアメリカ合衆国との交渉を理想的な「WIN・ WINな形」に
収束させて行く。

 今、実際に、トランプ大統領が率いるアメリカ合衆国政府との交渉
のテーブル再開までに残された時間は少ないので、瀕死の重傷に近い
状態に置かれた日本政府が、立憲などの反対勢力によって機能不全に
至る前に現状からの脱出が必要と考えるが、その声も届かないレベル
の瀕死状態なのか? 地方の国民レベルには声が届いていない。

 なんとしても過半数を要した与党の連立政府の擁立が急務と考える。



11月12日(火曜日)  晴れ

 今時の旬の課題として「103万円の壁」にフォーカスの眼が注が
れているが、課税と社会保険の二つの壁が複雑に絡み合う様相を来し
ている(この連立方程式の課題をシンプルな形態にしたらどうか?)

 私も、現役の時代に「企業内革新」において、シンプル&スピード
という取り組み姿勢で簡潔明瞭にアプローチしてきた経験があるが、

 最近、厚労省から「年金改革の指針」として週20時間以上の働き
について、年金の支払い対象とする案が提示されてきたが年収103
万円の壁についても、考え方を同じにして、対応したらどうか?

 週20時間の稼働については、一つの目安として週5日間を4時間
働くという上限があり、週4日間を5時間という目安もある。

 最近の政府の目標として、将来的には「最低賃金を1500円」に
引き上げるという考えもあり、最低賃金が年々上昇する性格のものな
ら、働く人も事業者も、年収の壁から逆算して働く時間の上限を割り
出す必要があり、手間がかかるので、年収に対する課税の壁も、労働
時間を基準(上限)にして企業の経営に反映する方が分かりやすい。

 すなわち、課税の壁も、社会保険の壁も、週20時間の壁を越えた
ら「課税対象とする」および「社会保険の対象とする」ことにすれば
働く人にも事業者にも分かりやすい。

 ちなみに、週20時間を上限として50週を働いた時に、最低賃金
が1500円に給与改善されたとして、年収は「約150万円」と
なるので、現行の103万円の壁よりは年収のアップは見込める。

(続 く)

ヒトとして生まれて・第13巻

ヒトとして生まれて・第13巻

「いる街ダイアリー」のスタート:年収の壁に妙案

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-09-06

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

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