美しい世界

命から命が産まれることだよ 馬の毛なみはとても静かだ

柔らかな生きるがあってぼくたちの静かな死にたいがあって、森

いずれ美しい世界になることを 静か静かに眠れることを

祈りから醒めることができないきみには愛おしさがある永遠

胎内で産まれたはずのぼくたちがいつ世界を世界にしたのか

ゆるしてよ、世界は美しいし愛してくれることを刻んだまま

前世の記憶を後世に引き継ぐようなぼくの祈りは続く

美しい世界

美しい世界

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-02-02

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