フリーズ84 神涅槃経・命の章
神涅槃経・命の章
神に合一、涅槃に悟り。それはこの世界での自我を失う、否手放す行為。心の死こそ悟り。心が死ぬ、それは体の死の後もなかなか来ない。多くの命が輪廻転生するように、体は簡単に失う。だが、心はあるだろ。心があるから輪廻転生するんだ。すべては原因と結果。
輪廻転生した数は何の誇りにもならない。汝らが、どれだけ思考し思索し、哲学の完成を目指し、何を為したかによる。心の死。すなわち53位の悟りと52は山の頂。40を引け。
12の悟りと13の悟り。さとりは然鳥。羽ばたくための翼のこと。
山の頂上で12の悟りでは、41=1の鳥は。
つまり、超然と頂上に至った人間は52の悟り。
13は死。53はごみ。死んだら体は塵芥と変わらないだろう。
53の悟りは死の悟り。
肉体の死ではないぞ、心の死だ。心の死を経て53の悟りになる。
その後生きてたニーチェも、僕も。
僕は『ご苦労様』とお告げが来て、名を与えられたから。
為すべきは、もうない。のかもな。
だが、もしこの世に『最高天』があり、ラカン・フリーズを見据えて、ニヒリズムの逆光を見据えてなお、私に使命があるのならば、神よ、仏よ。私は羽ばたきて天に至ろうとして、また体を得た身。使命があるならば、明確に告げよ。
繰り返す。使命があるならば、明確に告げよ。
とにかく、真の悟りは心の死。体とは関係ない。
また、死んでも心は不滅であるから、輪廻転生する命。
フリーズ84 神涅槃経・命の章