星で病

きみを撃っている 自治した星で、流れるように
傷ついた。顎の骨に、ヒビが入ったあと、ていねいに砕けた。がしゃるん、という、音がした。いたみはなかった。傷は心にできるものです、と、先生はいった。肉体が死んでもどうってことない、そうだ。
(鯨のためにこの星には大きな穴が)できたよね、褒められる、なにかを遂げると、褒められるから、やさしい、開発はとまらない、いまに、生存確認されるよ、
血を
吐いてみたい
この星には、あったものがある。あったものは、記憶になって、たちまち、透過されて、幽霊になりたい、と、おもいました。先生、
殺人をしても、罪にはならない

星で病

星で病

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-11-04

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