神様の涙

この讚美歌は
輝く星に捧げます。

初めて貴方のアンセムを聴いた時
ゾワッと寒気を感じました。
その日はまだ肌寒く
春の初めだったからかもしれませんが
きっとそうではないでしょう。

甘く柔らかく
清流のように透き通った
輝きを纏うその歌声。
届かない月
果てのない宇宙
身近だけど遠くて近い
そんな方々に聴かせたい。

エルサレムでメシアがうまれた日
上空では星が瞬きました。
たとえ隕石が衝突しても
メシア誕生による煌めきは
ずっと語り継がれるでしょう。

shining star is you
you're the shining star, shining star
you make me a dreamer, dreamer
貴方がこぼした雫は雨となって
街を輝かせるでしょう。

大切な人と別れて未来へ帰る
最後に残したメッセージ。
あばよ、forever
貴方はふざけたつもりでも
私にはわかります。
きっと苦しかったでしょう。
きっと寂しいでしょう。

私はこれから一歩踏み込み
恐くてすくんでも
重くても鈍くても
描いた約束果たすため
貴方のAnthemを聴くために
もう一回
もう一回
貴方に逢いにゆきます。

神様の涙

神様の涙

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-09-11

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